
こんにちは。北陸の食パンです。
今回は「アイモバリアルグルメツアー」の記事ですが、一気に東北に行きます。
これには、深いわけがありましてね・・・。今は、明かせませんが、この記事をあえてアップした理由は後々わかることと思います。
「アイモバリアルグルメツアー」の第伍弾は、盛岡エリアの「わんこそば」を食べに行きたいと思います。
それでは、早速本題に入りましょう。
アイモバにおける盛岡エリアのアイテムであるわんこそばの説明文は「何杯食べられるか競争したくなりそうです。体力が少し回復します。」と書いてありました。
わんこそばは、聞いたこともありますし、見たこともありますけど、実際に体験したことはない。
ということもあってですね。アイモバ遠征中に挑戦しようと思ったわけです。もちろん、現地に赴いて。一応、ルール上、現地で食うのが鉄則ということになってますからね。はい。
また、当時のツイートより「第七回目は盛岡のわんこそば。食事中は、お給仕さんとの戦いでもあり、自分との戦いでもあるという楽しみがいがあります。ちなみにかけそば1杯=わんこそば15杯だそうですよ。はい!どーんどん♪ 」とわいはツイートしてました。
何度も言ってますが、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。
それでは、いざ、東北屈指の食のエンターテイメントであるわんこそばを食べに勝負の地へ。 頼もう!
(なお、取材したのは2013年12月です)
えー、盛岡にやってきました。(直行で盛岡に来たとはいっていない)
これまで数度ほど観光で盛岡を訪れたことはありますが、わんこそばを食いに行くのは初めてだったりします。
さて、今回はわんこそばの老舗中の老舗である「東家本店」にやってきました!
後日明らかになるちょっとしたトラブルで、たどり着けるかヒヤヒヤものでしたが、無事についてよかったです。
本店は盛岡駅から遠いのですけれども、この取材当時、バスで盛岡入りしたこともありまして、バスセンターに一番近い本店をチョイスしました。
ここで、東家に関する豆知識をば・・・
東家は、1907年、盛岡一の料亭『大清水多賀』の料理長だった土井東吉氏が独立して開業したのがルーツだそうです。
東家におけるわんこそばのコースは、おわんを重ねず算木(数え棒)で数える方式と、おわんを重ねる方式の両方のコースがあります。前者は2,700円、後者は3,240円になります。
もちろん、蕎麦屋ですので、普通の蕎麦料理や丼ものもありますけれども・・・
盛岡に来て、わんこそばに挑戦しないなんてもったいない!
ということで、わんこそばを食べましょうねー。(余談ですが、過去に盛岡に行った際は盛岡冷麺をいただきました)
そして、この東家は1世紀以上にわたり、営業していることから、この盛岡でそば料理店として繁盛してきました。そのため、祖先代々と受け継がれた東家ならでは歴史を踏まえ是非椀子そばに挑戦してはどうでしょうか?
あ、そうそう。iPhoneおよびiPadをお持ちの方は、東家に行く際、あらかじめアプリをダウンロードしておくことをお勧めします。割引クーポンがついてますので。わいも、利用させていただきましたw
東家本店でわんこそばを食べる際は、2Fの座敷へ案内されます。いわゆるわんこそばの戦場スペースと化しているわけです。(わんこそば以外の場合は1Fに案内されます)
ちなみに、わんこそばは、岩手県の盛岡および花巻地方に伝わる蕎麦の一つで、熱いそばつゆをくぐらせた一口大のそばを客のお椀に入れ、それを食べ終わるたびに、給仕がそのお椀に次々とそばを入れ続け、それを客が満腹になりふたを閉めるまで続けるというスタイルが基本となっているそうです。
起源は、盛岡説と花巻説があるが、どちらが正しいかは不明だったりします。
一応、東家で見た一説に関してはこちらからご覧ください。
なお、わんこそばの定義としては・・・
- 「わんこ(お椀)」で食べる
- 「給仕」がつく
- 「温かいそば」である
の3つの条件がそろう必要がある。
わんこそばの料金システムも基本的には、食べ放題の定額制となってはいるが、店によっては何杯かがセットになったものや、杯数制限が設けられれている場合があるそう。また、一部の店舗では店に入ると大部屋に案内され、そこで他の客が集まるまでしばらく待たされることがあるが、これは、昔ながらの大勢で食べるスタイルを重視しているとのことです。(東家本店訪問時は一番入りでしたが、すぐに食べられました)
一応、先ほどのわいのツイート引用のところにも記載していますが、わんこそば15杯分が普通のおそば1杯分に相当します。 一応、平均的な杯数を示しますと、女性の方で30~40杯、男性で50~60杯です。
余談ですが、わんこそばの最高記録保持者の記録は570杯だそうでして。ひょえーw
わんこそばのお椀をアップで撮影する。ふたがついたまま置かれていますが、このふたというのが非常に重要な役割を果たします。てか、どういう役割を果たすかはもう答えいっちゃってましたね。(もう少し前に戻れば、ふたがある理由がわかります)
そして、箸がおかれている下には、証明書がおかれており、食べ終わった後に、杯数が記録され、持ち帰ることができます。
わいが座った向かいのほうには、団体客向けにセットされている席がありました。
その団体は、わいの戦闘後半時にやってきてましたね。はい。
戦闘前のひと時の写真です。
薬味は、鮪刺身・なめこおろし・とりそぼろ・胡麻・海苔・一升漬・錦盛などがあります。今回わいは、高いほうのコース(お椀重ね方式)を選んだので、薬味は9種類ありますが、安いほうのコース(数え棒式)は7種類になります。
この薬味というのが、意外に重要でして、食べている途中で味に飽きてきたら、口直しで食べてもよし、蕎麦と一緒にお椀に入れて食べてもよしといった具合にささやかながら、そばをたくさん食べられるように、飽きさせないような配慮がなされているといっても過言ではないと思います。
スタート前には、お給仕さんからエプロンを渡され、着用した後にルール説明を受けます。ルール説明を受けた後、お椀のふたを開けると、わんこそばの戦いが始まるわけです。
ここで、わんこそばを食べるにあたってのコツと注意点をいくらか説明しましょう。
目次
●スタートしたらどんどん蕎麦を入れてくる!!
ふたを開けたら、わんこそばとの戦いは始まります。お椀に入った蕎麦がなくなったら、どんどん蕎麦をお給仕さんが入れてくるわけです。
たぶん、初見だと、ビビります。食べるのが追いつかないくらいのスピードで入れにきますのでw
●わんこそばはどれぐらい食べればいいの?
普通の人は、女性の方で30~40杯、男性で50~60杯ぐらいですので、それを目指せば十分じゃないかと思います。
けれども、東家本店では所定の杯数以上を食べるととあるもの(後述にて示します)がもらえるらしく・・・
とあるもの狙いの方は、その所定の杯数を目指す必要があります。普通の人だとかなりつらいかもしれませんが、少々大食いできる人ならば、決してハードルは高くありません。
わんこそばは、競技大会が催されていることもあり、大食い・早食いというイメージを受けがちではあるが、本来そういうものではなく、ゆっくりとおいしく食べる「おもてなしの郷土料理」であるので、別に早く食べようと思う必要はないです。はい。
●わんこそばの食べるペースはどれぐらいが望ましいか?
これは、わんこそばをゆっくり楽しみたいか、それとも数多く食べるのを意識するかによって異なります。
前者の楽しみたい方を選ぶ人は、お給仕さんのペースに乗らずに自分のペースで食べるとラクチンに食べ進められます。逆に後者の数多く食べることを重視する人は、お給仕さんのペースに合わせることを意識しましょう。急がないと満腹感が出てきてしまいますからね。
●わんこそばのために飯抜きはしてはいけない
前述の通り、大食い・早食いというイメージを受けがちなわんこそばであるが、多く食べようと思って、わんこそばの前に飯を抜いたりするのは絶対に禁物。
普通だと、飯抜きで挑戦したほうがよさそうに見えるが、意外にも飯抜きで挑戦すると逆に多く食べられなくなるものです。ですから、飯抜きはせず、本来の食事の時間に食べることを意識しましょう。
●わんこそばを食べているときの大敵はめんつゆ
お給仕さんからも「つゆを飲むとお腹がいっぱいになるので、つゆ桶に捨ててください」という説明を受けます。
そう、お椀にはつゆが入ります。つまり、おかわりするたびにつゆがたまり、つゆを捨てないと蕎麦と一緒に口に入ってくるため、胃にどんどんたまっていくわけです。面倒だと思っても、1~2杯おかわりをした時点で溜まったつゆを捨て、できるだけ水分をとらずに食べ続けるのが、多く食べるための鉄則です。
ちなみに、取材当時のわいは、つゆがうまいからついつい飲んでしまったことおよび意地をはってしまったためか、後半で苦しくなる結果(後半に入ってからつゆを捨てる始末w)となり、目標の杯数に届かなかったという苦い思い出がありますw
●多く食べるためには、どうすればいい?
多く食べるための条件として、先ほど述べた、「飯抜きはしない」+「つゆは捨てる」というのは絶対条件です。
それに加えて「適度な薬味投入」と「テンポよく食べ続ける」(そして、意識を集中する)という条件も必要になります。
さて、薬味についてですが、東家に限らず、わんこそばを提供している店では、必ず薬味がついています。
前述の通り、そばを食べているうちに飽きがきますので、中盤あたりから適度に薬味を投入して、楽しむことをお勧めします。
ただし、記録狙いの方は薬味をできるだけ使わないという方法も一つの手段として用いてもよいでしょう。でも、わい的には飽きてきたときに苦しい思いをする羽目になるでしょうから、あまりお勧めはしませんが・・・。
●終了宣言は、お椀のふたを閉めろ!
わんこそばのルールとして、満腹で食べられないときは、ふたを閉めるのがルールです。
ふたを閉めない限り、お給仕さんはどんどんそばを入れてきます。
そして、ふたを閉めるタイミングにも気を付けましょう。お給仕さんがそばを入れるよりも早くふた閉めをしてギブアップ宣言することを意識しましょう。
以上、わんこそばを食べるにあたってのコツと注意点を説明しました。
さて、肝心の食事風景の写真ですけれども、結論から言えば・・・
写真なんか撮ってる場合ではない
ぶっちゃけ、お椀に入ったそばの写真すら撮影できないぐらい必死こいて食べてましたからね。うん。
なぜなら、先ほども申した通り、スタートしたら、お給仕さんがどんどん蕎麦を入れてきますからね。そして、お椀に入った蕎麦がなくなったら間髪入れずに
- 「はいどんどん」
- 「はいもう一杯」
- 「はい頑張って」
などといった後に、間髪入れずにお椀にそばを入れてきます。もちろん、やろうと思えば、お椀に入ったそばの写真ぐらい撮れたものなのですが、とある事情でそうすることができませんでした。後で理由が分かります。
さて、わいの戦闘結果は如何に? これからご覧頂きましょう。
というわけで、次に写真を撮ったのは、食い散らかした後の写真です。ありがとうございましたw
お椀が6列重なってますね。1列につき15杯分になりますから、少なくともわんこそば90杯分=普通の蕎麦6人前を食った計算になります。
最終結果は、もうちょっと後にお伝えしますね。
中盤から薬味もちょちょいと投入しましたが、ほとんど残しちゃいました・・・。
いくら薬味とはいえ、飯を残すことが基本的に好きでないわいにとっては、もうちょっと薬味も楽しんで食べておけばよかったかなと思います。
というわけで、今回の成績発表です。
今回のわいの成績は、わんこそば102杯食べました。ごちそうさまでした。
欲を言えば、110杯ぐらい行きたかったですが、後半苦しかったので、100杯ちょっとで打ち止めになりましたとさ。
てか、向かい側にいた団体客が呆気にとられてましたねw 今でも、すごく覚えてますw
そうそう、写真撮影を忘れて本気モードになった理由が・・・
この写真の左側にある東家オリジナル「わんこそば証明手形」を手に入れるためだったわけです。
取材当時、アイモバ遠征赤塗り紀行の最中だったわけですが、体当たりで挑んで、100杯を越えることができたので、感無量でした。けれども、店を出てから、苦しくてどうしようもなくなり、近くのデパートに入ってベンチで、30分ほどぐったりしてましたw
わんこそばを食べてから、3年以上・・・
記録を塗り替えにまた挑戦したいところですが、年もとってしまったから、大丈夫かなあとか思いつつ・・・
ということで、アイモバリアルグルメツアー第伍回目、盛岡エリアのアイテムである「わんこそば」のレポートをお伝えしました。
次回のアイモバリアルグルメツアーは東北編第弐弾ということで、横手エリアのアイテムを取り上げたいと思います。早くて今月、遅くとも来月には記事にします。はい。