【アイモバリアルグルメツアー】栄南エリアの味噌煮込みうどんを食べて体を温める

こんにちは。北陸の食パンです。

地元で開催されたデレ6th西武ドームも無事終わり、身内の裏方役に徹した疲れがどっと出ている今日この頃であります。

さて、今回は「アイモバリアルグルメツアー」第拾七弾の記事をお送りします。内容ですけれども、栄南エリアの「味噌煮込みうどん」を食べてみたいと思います。

デレ6th名古屋向けに記事を書こうと思ったなんて言えない。(一部は取材すらしてないからどうしようもねえが)

それでは、早速本題に入りましょう。

アイモバにおける栄南エリアの味噌煮込みうどんの説明文は「風味豊かな味噌煮込みうどん。愛知県の郷土料理です。体力が少し回復します。」と書いてありました。

味噌煮込みうどんは、当地で数度食べたことはありますが、やっぱり当地でもう一度食べてみたいということで、取材と称してまた食べることにしました。

しかし、この味噌煮込みうどんについてはツイートしてませんでしたね。ということで、もし、ツイートしてたら、おそらくこういうツイートをしていただろうという文章を即興で書いてみました。

「第●●回目は栄南エリアの味噌煮込みうどん。愛知県で用いられる豆味噌を活かし、山梨県のほうとうをルーツとして風味豊かな当地うどんとして進化しました。具材や食器にもいろいろとこだわりがあり、食べるとなぜかほっこりしてするご当地うどんです。」

たぶん、これでimas505iタグ・アイモバリアルグルメツアータグ、画像を添えればほぼ140文字になるんじゃないですかね。きっと。(なお、アイモバ稼働していた当時の基準なので、いまだとそれよりもっと書けるはずです)

いつも通りのお約束ですけれども、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。

さて、名古屋に来たらいつでも食べたくなる味噌煮込みうどんをまた食べることにしましょうか。

(取材したのは2015年10月です)

時は、2015年10月。アイモバリアルグルメツアーの取材を一気にやってしまおうと思い、名古屋遠征を計画。

朝に名古屋に到着し、千早交差点周辺を散策したり、リニア鉄道館を見学したりなどして過ごし、宿に荷物を置く。そして、大須のゲームセンターで暇をつぶした後、アイモバリアルグルメツアーディナーコース第一弾として、まずは味噌煮込みうどんを食べることにした。(味噌煮込みうどん自体は以前、当地で何度か食べたことはあるんですがね。)

当時、名古屋を放浪していたときの様子はこちらに掲載しているので、合わせてご覧頂ければ幸いである。

しかし、今考えればディナーコースで名古屋の当地飯をハシゴできたと思う。普段だったら絶対できへんわ。

今回は、某つボイノリオの「名古屋はええよ!やっとかめ」の歌詞に出てくるサカエチカに迷いこんできましたとさw

余談ですけれども、「名古屋はええよ!やっとかめ」がリリースされてから、15年くらいはご当地ソングとしては定着しなかったんだそうです。ところが、2000年すぎてからなぜかFlashで取り上げられて有名になってしまったっていうオチがあってですねw いやはや、どこで掘り起こされるかわからんもんですわ。(わいもその曲を知ったのはFlash全盛期で当時の趣味でFlash漁ってたら知ったオチなんですがねw)

名古屋は、サカエチカに限らず、昭和時代に数々の地下街が開業し、日本で最大級の地下街を持つ都市としても知られています。

サカエチカ以外ですと・・・

  • エスカ地下街
  • セントラルパーク地下街
  • 金山地下街
  • 伏見地下街
  • 名駅地下街サンロード
  • メイチカ
  • ユニモール

などの地下街が存在しており、日本最大級の地下街を形成している。地下街が好きな方はぜひ一度名古屋に訪れてみてはいかがだろうか?

さて、サカエチカに迷いこんで取材する店を見つけました。「長壽亭」というところで今回味噌煮込みうどんを食べることにします。店自体は50年ほどの歴史があるそうで・・・。

ここは、きしめんと味噌煮込みうどんを提供している店のようですね。名古屋生粋のうどん専門店であるというのが、評価に値すると思います。はい。

入口にある食品サンプルを見るとやはり「きしめん」か「味噌煮込みうどん」のラインナップになってるのがわかります。

なお、味噌煮込みうどんに似て非なるものとして、「味噌煮込みきしめん」なるものもあるようです。(ただし、定義上分かれているため、店舗によっては「味噌煮込みきしめん」を「味噌煮込みうどん」として提供する店もあるらしい・・・)

早速、店に入ってすぐに席に案内されました。そして、「味噌煮込みうどん」単品を注文します。定食とかもありますが、この後ほかのアイモバリアルグルメツアーの取材が控えてるため、単品にしました。ささっと食べて次の取材に備えなければいけませんからね。

というわけで、やってきました。こちらが味噌煮込みうどんでございます。

さて、味噌煮込みうどんについていくらかここで詳しく語りたいと思う。

実は味噌仕立ての煮込みうどんは、日本各地に存在する。それらは各地域ごとに造られている地の味噌を用いる場合がほとんどである。とりわけ、豆味噌仕立ての愛知県のものが有名であるために、その他の地の味噌を用いるものは田舎煮込みうどん・田舎風味噌煮込みうどん等の名で提供している店もあるらしい。

味噌煮込みうどんににたようなものとして、同じ愛知県の「味噌煮込みきしめん」や山梨県の「ほうとう」があるが、いわゆるこの味噌煮込みうどんとはまったく別物として扱われている。

さて、「味噌煮込みうどん」の定義として一番重要な要素。それは、愛知県を中心とした中京地方で主に製造され消費される豆味噌を用いていることである。豆味噌は、他地域で産出される麦味噌や米味噌にくらべ煮込んだ際に風味が落ちにくいという特徴があるため、中京地区では味噌をベースにした煮込み料理が多いのだそう。

味噌煮込みうどんの起源として・・・

  • 戦国時代当時、武田信玄の陣中食だったほうとうが、武田氏滅亡後に徳川家に召し抱えられた武田家遺臣によって伝えられた
  • 明治時代当時、愛知県一宮市周辺で盛んであった繊維産業に従事していた女性従業員達が、ほうとうを参考にうどんと野菜を豆味噌で煮込み食していたものが伝えられた

などというように、どうやら山梨県のほうとうにルーツを求めるものを中心にその起源には諸説あるそうである。

というわけで、味噌煮込みうどんのアップがこちら。

元来風味が濃厚であるといわれる豆味噌に、鰹節からとった出汁をしっかりと効かせるために風味の濃い汁になっているのが特徴的だ。

ところで、味噌煮込みうどんで使用される食器として、この写真のように一人前用の小さな土鍋でうどんを煮立てて、熱い土鍋をそのままに食卓に出されるのが特徴。うどんを煮た汁はそのままの状態で食べる。店によっては、土鍋のふた(通常土鍋のふたは空気孔があるが、味噌煮込みうどん専用の土鍋には空気孔がないことが多い)を取り皿代わりにして使うところもあるらしい。

その他、味噌煮込みうどんならではの特徴があるので、紹介していきたい。

壱:麺

味噌煮込み専用麺は通常のうどんで使用する麺と違い、塩を使わずに小麦粉と水で練りこんでいるのが特徴である。塩を麺に練りこまないのは、味噌の汁に塩が溶け込んで辛くなりすぎるのを防ぐためらしい。

老舗の中には、麺を一般的なうどんとは異なる独特の硬さに煮込んで提供する店舗もあり、それを知らない人は、「生煮え」だの「芯が残っている」だの文句をつける人らもいるそうである。そういうのが気になる人は、あらかじめリサーチするといい。ただし、多少柔らかく煮込むことも可能であると提案する店も存在する。

弐:具

用いる具材としては、鶏肉・月見卵・ネギ・シイタケ・蒲鉾などが一般的である。先ほどの写真を見れば一目瞭然であろう。(ただし、取材した店は卵付きのメニューでないと卵が入らないところであった)

そのほか・・・

  • 天ぷら
  • かき揚げ
  • キノコ
  • カキ

などを入れる場合もあるらしい。

参:薬味

一味唐辛子もしくは七味唐辛子を用いるのが一般的とされる。

四:飯

味噌煮込みうどんとセットで飯を食うというのも当地では当たり前なのだそう。(取材時は、この後の食に響くためやらなかったが)

余った汁に飯を投入して食べたり、米と一緒に炊きおじやにして食べることもあるとか。


名古屋ならではの味噌煮込みうどんは、麺の固さといい、汁の味といい、わいにとってはすべて病みつきになる要素しかなかった。めったに食べられないからというのもあるかもしれないが、名古屋にきて味噌煮込みうどんを食わずに帰るというのは実に勿体ない。特に冬場に体を温めたいならなおさらだ・・・。

関東民のわいでも、普通に楽しんで食べられる味。豆味噌の魔力おそるべし・・・。

デレ6th名古屋公演は12月。昼飯に味噌煮込みうどんを食べて英気を養ってはいかがだろうか?


ということで、アイモバリアルグルメツアー第拾七回目、栄南エリアの「味噌煮込みうどん」のレポートをお伝えしました。

味噌煮込みうどん自体は昔から知ってましたが、わいの場合ついついミソカツに走ってしまうので、当地で味噌煮込みうどんを食べたのは数えるほどしかないんですよね。

もっとも、最近名古屋を目的地として行くことが少なくなったので、余計にそう感じるかもしれませんが・・・。

さて、次回のアイモバリアルグルメツアーはお隣の新栄エリアのアイテムを取り上げたいと思います。

あまり過度な期待はなさらずにお待ちくださいね。


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