【アイモバリアルグルメツアー】千種/今池エリアの台湾ラーメンを食べて台湾を感じる?

こんにちは。北陸の食パンです。

なぜか久々にブログを書く気力がわいてきて、どんどん書いております。3年前とかまとまった休みがあるときにそういうことはあったのですが、近年なかなかブログを書く気力がわかず時折放置気味になってた現状ですから、本当に不思議なものです。

さて、今回は「アイモバリアルグルメツアー」第拾九弾の記事をお送りします。内容ですけれども、千種/今池エリアの「台湾ラーメン」を食べてみたいと思います。

相変わらずデレ6th名古屋向けに記事を書こうと思ったなんて言えない。(一部は取材すらしてないからどうしようもねえが)

それでは、早速本題に入りましょう。

アイモバにおける千種/今池エリアの台湾ラーメンの説明文は「名個性豊かな名古屋めしのひとつ。刺激的な辛さがやみつきになりそうです。体力が少し回復します。」と書いてありました。

えーと、台湾ラーメンの存在ですが・・・。

やっぱり、アイドルマスターモバイルiで知りましたw

だって、味噌カツとか味噌煮込みうどんとか手羽先とか天むすのほうが知名度あるじゃないの(ぉ

まあ、おかげさまで勉強になったのでいい経験はさせてもらいましたがw

しかし、この台湾ラーメンについてはツイートしてませんでしたね。ということで、もし、ツイートしてたら、おそらくこういうツイートをしていただろうという文章を即興で書いてみました。

「第●●回目は千種/今池エリアの台湾ラーメン。名前に反して、実は台湾生まれではなく味仙が独自に開発したメイド・イン・名古屋のオリジナル料理です。本国の担仔麺(タンツーメン)をベースに辛くアレンジしたもので、元は賄い料理でした。」

たぶん、これでimas505iタグ・アイモバリアルグルメツアータグ、画像を添えればほぼ140文字になるんじゃないですかね。きっと。(なお、アイモバ稼働していた当時の基準なので、いまだとそれよりもっと書けるはずです)

いつも通りのお約束ですけれども、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。

さて、名古屋めしの一つにあげられる台湾ラーメンなるものを実食してみましょう。


(取材したのは2015年10月です)

時は、2015年10月。アイモバリアルグルメツアーの取材を一気にやってしまおうと思い、名古屋遠征を計画。

朝に名古屋に到着し、千早交差点周辺を散策したり、リニア鉄道館を見学したりなどして過ごし、宿に荷物を置き、大須のゲームセンターで暇をつぶした。その後、アイモバリアルグルメツアーディナーコース第一弾として、まずは味噌煮込みうどんを食し、第弐弾が未知の世界であるあんかけスパを食しに行き、そして腹を空かせるために適当に地下鉄を乗り鉄してインターバルをおき、第参弾として台湾ラーメンを食べにいくのである。

当時、名古屋を放浪していたときの様子はこちらに掲載しているので、合わせてご覧頂ければ幸いである。

しかし、今考えればディナーコースで名古屋の当地飯をハシゴできたと思う。普段だったら絶対できへんわ。

ということで、台湾ラーメンを食べにやってまいりました。

今回選んだ店は・・・

味仙

です。(きちんと、今池の本店まで足を運んできましたよ)

ここは台湾ラーメン発祥の店なんです。他のアイモバリアルグルメツアーで取材した名古屋飯に関しては、発祥や元祖があいまいだったり、ちょっと揉めちゃったりするんですけれども・・・。

この台湾ラーメンだけは、「味仙」が元祖発祥に限るってわけなんですよ。ええ。だからね。台湾ラーメンはどうしても元祖の店で食べたかったんです。(世間一般でも、台湾ラーメンといえば、元祖は味仙というのが当たり前になっています)

しかし、店にやってきたのが21時を過ぎているにも関わらず席待ちの方がいらっしゃいました。流石元祖の店だけありますね。ここは待つことにしましょうか。

店内に入って待っているときの様子がこちら。平日夜の時間というだけあって、サラリーマンの方が多いですね。

店内には、キリンビールの名古屋工場で作っている「キリンクラシックラガー」の大きな広告が随所にありました。確かに、台湾ラーメン食べながら「キリンクラシックラガー」を飲むというのも洒落てますね。今回はやりませんでしたが。

店内にいる店員さんも、台湾の方が結構多くいらっしゃいました。注文を伝えるときは現地の言葉でしゃべってましたからね。もともと、台湾料理店なので当たり前といえば当たり前なのですが、日本にいるのに日本語以外の言葉が飛び交うとどこか異空間にいるような気持ちになるものです。

待ち時間の間にレジ周辺を覗いてみると、持ち帰り用の台湾ラーメンや手羽先、辣肉醤(ラーロージャン)が売られていました。これらは通販でも買えるので気になる方は通販で手に入れてみてはいかがでしょうか?

もっとも、現在では東京にも味仙が進出しており、神田に行けば台湾ラーメンを食べることができますがね。

そんなこんなで、席が空いたので呼ばれました。席について早速台湾ラーメンを注文します。

味仙で台湾ラーメンを注文すると必ず出てくるのがこの青い瓶。中身は何かというと水です。

これは、つまり・・・

台湾ラーメンめっさ辛いぞ

ということを暗に示しているのである。こりゃあ楽しみじゃねえか。

わいは、そこそこ辛いものは余裕で食べられるので、この時点で水なんていらねえよって思ったわけです(フラグ)。

さあ来いなんて息巻いているとやってきました。台湾ラーメン。いったいどういうラーメンなんでしょう。

さて、こちらが台湾ラーメンです。見た目で判断すると

全然辛そうやないやんけ。

って思ったんですがね(フラグ)。

というわけで実食。最初は、普通に食べられます。普通に食べられると思うじゃないですか。ところが、実際口に入れると・・・

やっぱ、辛ぇ~

すかさず、青い瓶の中にある水をグラスに注ぎ、水を飲みました。だからいわんこっちゃないw

食べた印象としては、最初は普通に食べられるんですけど、後から辛さがパンチしてくる。そんな感じ。別に辛すぎてまったく食えないとかそういうわけじゃありませんがね。刺激を求めるのならむしろ最適かなと。

ぶっちゃけ、最初はちょっとつらかった(むせることがあった)んですけど、慣れればなんてことはない。そう思いました。

さて、食べた感想はこのくらいにして台湾ラーメンのルーツを探っていきたいと思います。

台湾ラーメンは、1970年代に味仙の台湾人店主である郭明優氏が、台南名物の担仔麺(担通麺、タンツーメン)を元に賄い料理として作ったのが起源なのだそう。

郭明優氏は、故郷の台湾で担仔麺を食べて、日本に帰った後、友人から台湾で食べた担仔麺を日本でも食べたいから作ってくれという事で、色々研究して担仔麺を作ろうとした。ところが、なかなかうまくいかず、郭明優氏自身が辛い食べ物が好きという理由でトウガラシやニンニクなどを炒めたりアレンジを加え、混ぜてみたりしてみたらしい。

前述の通り、もともとは賄い料理だったのが、常連さんに出したところ好評を博し、レギュラーメニューとして加えることになった。「台湾ラーメン」の名前の由来は、故郷の台湾で担仔麺を食べて、担仔麺を日本で作ろうとした事からとのこと。担仔麺を名古屋人の好みに合わせて味付けを辛くしたもの。それが、台湾ラーメンだ。

なお、台湾においては「名古屋ラーメン」として認知されている。もともと台湾には激辛のラーメンが存在せず、後年逆輸入という形で本場の台湾に浸透したらしい。

台湾ラーメンが急激に広まったのは激辛ブームに沸いた1980年代中期からで、辛い料理として多くのテレビ番組で取り上げられた。「トウガラシに含まれるカプサイシンには痩せる効果がある」・「具材のニラなどでスタミナが付く」という触れ込みで急激に広まることとなったとか。

こうして、味仙以外にも台湾ラーメンを出す店が増え、名古屋のラーメン=台湾ラーメンという図式が完成したといえよう。

ちなみに、台湾ラーメン自体が非常に辛いため、辛さが苦手な人にも配慮し、味仙では辛さを極力抑えめにした「アメリカン」なるものも存在する。(逆に辛さを増した「イタリアン」も存在する)

台湾ラーメンの魅力や特徴として・・・

  • 名古屋人好みの「濃い味」
  • 麺の上にいためたひき肉とニラ・トウガラシがどっさり載り、スープは鶏ガラスープを使用。
  • 口に入れた瞬間、激しい辛さが襲ってくる。最初は涙ぐみ、せき込んでしまうこともある。けれども、慣れればその刺激も癖になる
  • 実は見た目に反してカロリーが低い。約500kcal。(参考までに担々麺は約1300kcalあるそう)

が挙げられる。

辛いラーメンが好きな方は、是非とも一度台湾ラーメンを食していただきたいところです。

比較的近年に生まれた台湾ラーメンが名古屋人にすんなり受け入れられたのは、「みそは八丁みそ、しょうゆはたまりを使うなど濃い味が好き」というところからなのだろう。

名古屋については、もともとうどんが強い地域で、名古屋の麺料理といえば、味噌煮込みうどん・きしめんというイメージが強い。そんな中、ラーメン文化が立ち遅れていた名古屋で生まれた台湾ラーメンは、考案者の故郷台湾にも大きな影響を与えるという日本のラーメンにおいてはなかなか類をみない現象を引き起こしたのではないでしょうか?

実は、わいの職場でもときたまラーメンの日替わりメニューとして台湾ラーメンも出るんですけど、やっぱり台湾ラーメンは味仙じゃないとダメ。そう思います。はい。


ということで、アイモバリアルグルメツアー第拾九回目、千種/今池エリアの「台湾ラーメン」のレポートをお伝えしました。

名古屋で生まれた激辛ラーメンである台湾ラーメン。近年、関東にも進出してきてますが、まずは当地である名古屋に足を運んで食べてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、デレ6th名古屋公演が行われるナゴヤドームから南下して徒歩20~25分ほど歩けば、台湾ラーメンの発祥である味仙の今池本店に行くことができますよ。自分の足で歩けシンデレラを実行した後に、台湾ラーメンで心と体を温めてみませんか?

さて、次回のアイモバリアルグルメツアーは伏見エリアと中村区エリアのアイテムを取り上げたいと思います。アイモバリアルグルメツアー初の二本立て構成でお送りしたいと思います。1つだとネタが薄いから二本立てにしようとしたなんて言えない。

あまり過度な期待はなさらずにお待ちくださいね。


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