【アイモバリアルグルメツアー】二条城/御所周辺エリアの湯豆腐に舌鼓を打つ

こんにちは。北陸の食パンです。

気がついたら、2020年の最後の月になってしまいました。先月は大旅行案件2度に、仕事多忙、そしてやっておくべき案件を優先した影響でブログの更新ペースもいつも通りになってしまいました。すみません。まあ、それほど期待して見てる人はいないはず。

12月は師走とも言いますから毎年この1ヶ月はあっという間に過ぎてしまう印象がありますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴いまして、年末の風物詩ともいえるコミケ(C99)が延期となりました。この近年はコミケ参加することが当たり前になっていたため、どうしても12月は追い込みの月となっていましたけれども、今年は当たり前のものがないということで、コミケ参加する前のゆっくりした日々を過ごせるのではないかと感じてますが、さあどうなることでしょうか。

さて、今回は「アイモバリアルグルメツアー」第四拾伍弾の記事をお送りします。内容ですけれども、二条城/御所周辺エリアの「湯豆腐」を食べるために現地に行ってきました。

このところ取材旅でネタ集めをしてきているので、この手のネタはまだ出せますね。当分はメインテーマになってしまうかも・・・。

それでは、早速本題に入りましょう。

アイモバにおける二条城/御所周辺エリアの湯豆腐の説明文は「シンプルだけど、味わい深いです。豆腐そのものの味を楽しめます。体力が少し回復します。」と書いてありました。

湯豆腐は南禅寺周辺参道の精進料理が起源とされており、今では京都における京料理の一つとして数えられています。精進料理を起源としていることからシンプルな料理となっていることが特徴です。料理といえば華やかにするために色々と入れがちになることも多いですけれども、湯豆腐みたいに余計なものは一切入れないという料理もなかなか風流あると思いますね。

ただ、湯豆腐に関しては当地の料亭等のコースメニューの一つとして設定されていることが多く、だいたいの店ではいい値段がするという側面もあります。

ですが、最近では手頃なお値段で湯豆腐が食べられる店も増えつつあります。食べられる場所も京都洛中であればいろいろなところに点在しているので、調べてみるなりふらっと入るなりしてお気に入りの店を見つけるのもありかもしれません。

そういえば、この湯豆腐についてはツイートしてませんでしたね。ということで、もし、ツイートしてたら、おそらくこういうツイートをしていただろうという文章を即興で書いてみました。

「第●●回目は二条城/御所周辺エリアの湯豆腐。南禅寺周辺参道の精進料理が起源で、材料は豆腐、水、昆布、つけダレのみという非常にシンプルなものとなっています。豆腐がぐらりとよろめく頃に引き揚げてつけダレで食べるとより美味しく食べられます。」

たぶん、これでimas505iタグ・アイモバリアルグルメツアータグ、画像を添えれば140文字以内になるんじゃないですかね。きっと。(旧Twitter基準だと文章だけで117文字が限界ですので・・・。それにハッシュタグと画像のURLの文字数を加算して140文字って感じです)

いつも通りのお約束ですけれども、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。


(取材したのは2020年10月です)

本題に入る前に軽く前置きをば・・・。

京都のご当地料理の一つに数えられる湯豆腐。取材前に下調べをある程度やっているのですが、いわゆる京料理屋とか料亭での定番で出されることが多いようです。しかしながら、京料理屋とか料亭レベルになると3,000円〜5,000円オーバーなんてざらにあります・・・。

確かに風情を感じるなら一興なのですが、わいの場合グルメツアーをこなすために過密スケジュール、しかもこの後もまだまだ取材がたくさん控えているので、湯豆腐だけでそんなに多くは出せません・・・。

とにかく1,000円前後でいいから湯豆腐食べられるところはないかなと探したところ、ありました。見つけた時は待ってましたよと言わんばかりに喜びを感じたものです。

というわけで、前置きはここまでにして本編に行きたいと思います。

上方リアルグルメツアー取材(と言う名の食べ歩きツアー)に、3日間取り、初日の前半戦である京都を駆けずり回る部もいよいよ後半戦へと突入しました。一旦亀岡まで行って、松茸弁当(記事ができたらここにリンクはります)を仕入れて、また洛中へと舞い戻ってまいりました。

さて、今回は学問の神様として有名な菅原道真公が祀られている北野天満宮の前に構えている「とようけ茶屋」にやってきました。

限られた土地の中に建っているパッと見3階建(なお、実際は地下1Fもあるため、4階建です。B1Fは業務用スペース【厨房】なので一般客は入れませんが・・・)の建物はある意味すごいなあと思いました。この外観から見るに想像に難くないですが、店内結構狭いです。お世辞抜きで・・・。(まあ、公式HPにもやんわりと書いてありますけど・・・)

しかも、北野天満宮周辺では結構名が通っている店らしく、度々メディアにも取り上げられたりしているため、しばしば行列ができるそうです。そして、店内も広くはないので、繁忙期はすごいことになってるとか・・・。さらに、営業時間もお昼時オンリーなため、行き当たりばったりで訪れるとかなり辛いと思います。(特に北野天満宮の観梅シーズンの時がかなり混むみたいです)

店のところに掲げられている看板を撮ってみました。俵屋宗達、酒井抱一、鈴木其一、葛飾北斎等の描く風神雷神のもととなったともいわれる北野天満宮の国宝「北野天満宮縁起」にちなんで、看板に風神雷神の姿を彫ったそうです。

看板を綺麗に撮るなら道路の向かい側から望遠で撮った方がよかったかなあ。手前だと灯篭が邪魔になっちゃったし・・・。

そして軒先にも飾り物があるのが洒落てますね。

1F部分は、左側が豆腐などを販売している土産スペースになっております。豆腐の他にもヨーグルトや酒など売っているみたいです。

茶屋への入り口はその右側にあります。混雑時はここから行列ができるとか・・・。

ちなみに、とようけ茶屋ができたきっかけとして、「とようけ屋山本(元は1897年にできた山本豆腐店より。のち改称)」という京豆腐店に、修学旅行の学生さんや北海道からの遠方のお客様に「ここで食べられますか?」と尋ねられた事だったそうです。

こうしたお客様にも何とか食べて戴きたいと考えるうちに・・・

  • 「湯豆腐だけならもっと安く食べてもらえるのでは?」
  • 「天満宮の梅園が公開されている時期には湯豆腐で一杯も良いのではないか」

という思いから、1992年にお昼だけの飲食店「とようけ茶屋」を北野天満宮前に開業するに至ったそうです。

豆腐屋の経営する豆腐料理店は、当時としては極めて珍しいらしく、この「とようけ茶屋」が先駆けとなって、後々豆腐屋の経営する豆腐料理店が他にも出てきたのだそうです。

店造りにも工夫を凝らし、「とようけ茶屋」の内装は様々な絵ガラスや職人技溢れる屏風などがあり、多くのお客様に喜ばれているようです。(内装は都合により撮影できませんでした・・・)

では、茶屋の入り口を叩いて入りましょう。ごめんくださーい。

ここでの待ち時間長期戦を覚悟しておりましたが・・・。

なんと運良く3Fが空いてたので待ち時間ゼロでのご案内になりました。やったー。

では、3Fの一角にすわりましてまずはとようけ茶屋のメニューを撮影してみました。

ラインナップを大まかにまとめると

  • 豆腐料理
  • 湯葉料理
  • 丼(すべて豆腐使用)
  • うどん・そば
  • デザート
  • 飲み物

といった感じです。

今回は湯豆腐を食べることが目的ですので、湯豆腐膳を注文しました。

なお、とようけ茶屋で食べた他の方々の書き込み(調査元:食べログほか)を見た所、おすすめは湯葉だったりとようけ丼だったりするそうです。もし、次回訪れる機会があれば試しに食べてみたいところではあります。

実は、お好み湯豆腐と湯葉刺身を頼もうと思っていたが、寝不足により頭が回らなかった結果湯豆腐膳を頼んでしまったと言うのは内緒w  頭が回ってれば、湯葉久々に食べれたのに・・・。(なお結果的には後述参照)

まずは湯豆腐膳のお通しということで、寄せ豆腐をいただきました。きた時にどの豆腐かという説明を受けましたが、どの種類の豆腐か忘れてしまいました(ぉ

このときガチで眠かったので、きちんと聞いてませんでしたごめんなさい。

この寄せ豆腐は、湯豆腐膳を頼むと必ず出てきます。先にきたのはお膳に乗っからないからと推測されます。

なお、寄せ豆腐はおぼろ豆腐ともいいまして、しっかりした食感の木綿豆腐を作る前段階で完成する豆腐のことを言います。一般的に豆腐は、豆乳ににがりを混ぜて作られるわけですけれども、この混ぜて固めるまでの工程を「寄せ」と呼ばれることから寄せ豆腐という名前が付いたと言われています。

また、寄せ豆腐は固まりきっていないのでやわらかいのが特徴です。そのさまが、ぼんやりとしたおぼろ月夜に似ていることから先ほど申した別名であるおぼろ豆腐とも呼ばれる所以となっております。

寄せ豆腐は、名前の由来にもあったように固まり始めたところをすくいあげているため、とってもやわらかくとろけるような食感かつ大豆の味が濃厚であることが特徴です。実際に食べてみると普段食べている豆腐に比べて豆腐本来の味が引き出されているように思いました。寄せ豆腐の時点で美味しいと思ったら、間違いなく本来の木綿豆腐とかも美味しいということになるでしょう。

実際食べてみましたが、さすが豆腐屋が作ったものとあって、大豆の本来の味が口の中で広がってましたね。この後の湯豆腐も期待していいのではないでしょうか。

さて、本題の湯豆腐膳がきました。

言い換えると湯豆腐定食みたいな感じのメニューですね。メインメニューの湯豆腐のほか、漬物やご飯、湯葉など様々なものが小皿に乗っかってやってきます。

さっき、うっかり湯葉の刺身頼み忘れたと言いましたけれども、ここで湯葉もついてきたということで結果的にはオーライといったところでしょうかw

さあ、ここにきてだいぶ睡魔が襲ってきておりますが、無事に食べることができるでしょうか?

こちらが湯豆腐のアップです。湯豆腐自体は知ってましたが、実際に食べるのが初めてということもあり、最初のうちはまじまじと見てしまいましたw

湯豆腐の基本的な材料は豆腐昆布、つけダレのみという非常にシンプルなものです。鍋に昆布を敷いてから豆腐を入れ、温まったところを引き揚げてつけダレで食べるのがポイントです。塩ひとつまみ、あるいは刻んだ大根をいれると豆腐が硬くならず、柔らかいまま食べられるといわれていますが、多く入れすぎると雑味になってしまい、湯豆腐の本来の味が損なわれるのだそうです。

また、煮立たせ過ぎてもいけないらしく、香りが飛ばないように、煮えるまで鍋を火にかけるのは避け、豆腐がぐらりとよろめく頃に食べるのが食べごろだそうです。そういう意味では、この湯豆腐膳はちょうど食べ頃のときのものを提供しているように思います。

んで、とようけ茶屋の湯豆腐膳に使われている豆腐は、にがり絹ごし豆腐だそうで、煮ても固くならず、ほのかな甘さととろけるような食感が特徴となっています。このとようけ茶屋の強みとしては、元が豆腐屋ということもあって、できたての豆腐を使用した湯豆腐がいただけてかつリーズナブルな値段で頂けるというのが素晴らしいですね。まさに手軽に湯豆腐を食べたいというのであればうってつけだと思います。

ちなみに、湯豆腐膳の豆腐は希望があれば、にがり絹ごし豆腐以外の豆腐をチョイスできますし、単品であるお好み湯豆腐に関しては、元の豆腐店であるとようけ屋山本などで販売している豆腐の中からお好きな豆腐を選んで湯豆腐としていただくことができる仕組みになっています。

がっつり定食で食べたければ湯豆腐膳を、湯豆腐以外にも豆腐料理をいくらか食べたいと思ったらお好み湯豆腐をチョイスすればいいのではないかと思いますね。

ということで、にがり絹ごし豆腐を掬ってみました。型崩れもせずきれいな四角い豆腐はいつ見ても美しいものです。醤油をつけなくて食べても豆腐本来の甘みが感じられておいしかったです。もちろん、醤油をつけずに全部食べるのは(味的に飽きやすいという意味で)少々しんどいので後半はちょくちょく醤油をつけながら食べましたが・・・。

湯豆腐も美味しくいただきましたけれども、メインメニューの湯豆腐以外の付け合わせも結構おいしかったですね。

睡魔と戦いながらも湯豆腐膳無事完食です。ごちそうさまでした。


ということで、アイモバリアルグルメツアー第四拾伍回目、二条城/御所周辺エリアの「湯豆腐」のレポートをお伝えしました。

京都をまともに訪れたのは実に久しぶりでしたね。このカテゴリーの元ネタである「アイドルマスターモバイルi」をやってた時代にもきてることはきてますが、あれは深夜に制覇エリア回収するためだけにきたようなもんですのでね・・・。

京都の案件に関しては、あと5つくらいありますけれどもおいおい載せていきたいと思います。今度京都を訪れる時は、色々歩き回って見たいですね。しかしながら、わいが京都にきた時はだいたい金閣が改修工事をしているタイミングなもんですから、終わったタイミングで再訪ってのを考えております。(修学旅行時も改修工事で別の場所に変更になっちゃいましたし。銀閣は行ったことあるんですが・・・。)

さて、次回のアイモバリアルグルメツアーは、京都シリーズを続けたいところですが、諸般の事情により一旦遠くまで飛びまして江別/石狩エリアのアイテムを取り上げたいと思います。

あまり過度な期待はなさらずにお待ちくださいね。


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