【アイモバリアルグルメツアー】南山城エリアの宇治茶を飲んで一休み

こんにちは。北陸の食パンです。

先月〜先日まで色々と多忙のため、ブログ書く暇すらありませんでした・・・。ネタはあるんですけど、なかなか時間が取れないのが悩みですね。ずっと言ってるなそれ。

なんだかんだで、2022年も残り2ヶ月半を切りました。今年は体感的に時の流れが早い気はします。

さて、今回は「アイモバリアルグルメツアー」第六拾弐弾の記事をお送りします。内容ですけれども、南山城エリアの「宇治茶」を飲みに現地に行ってきました。

それでは、早速本題に入りましょう。

アイモバにおける南山城エリア宇治茶の説明文は「京都府南部で生産されるお茶。まろやかな味わいと香気を楽しみたい♪体力が少し回復します。」と書いてありました。

宇治茶といえば、日本三大緑茶の一つとして有名です。宇治茶の他には静岡茶と狭山茶が該当します。

宇治茶というと名の通り、京都府で生産しているイメージです。ところが、京都府のみならず、近隣県である

  • 奈良県
  • 滋賀県
  • 三重県

でも生産されています。

京都府+3県で生産された茶を、京都府内業者が京都府内において、京都府南部の宇治地域に由来する製法により仕上加工したものが宇治茶として出しています。(ただし、優先順位としては京都府内産、その次に近隣3県という順である)

歴史を紐解くと、生産が始まったのは鎌倉時代からで、日本に喫茶の習慣を広めた明菴栄西が、宋から持ち帰った茶種を「漢柿蔕茶壷」に入れて明恵に送り、明恵がその茶種を播植したことが契機とされています。

その後、室町時代には将軍家をはじめ室町幕府の有力武将により茶園が設けられ、宇治茶の生産が盛んになりました。当時は、栂尾で生産された茶が「本茶」とされ、それに続くとされていた醍醐や宇治の茶は「非茶」とされてました。

ところが、時代が流れていくにつれ、室町時代には将軍家をはじめ室町幕府の有力武将の庇護を受けた宇治茶が大発展を遂げることとなったのです。

戦国時代や安土桃山時代になると、宇治茶は、新芽にあたる日光を遮って茶の旨味や甘みを高める覆下(おおいした)栽培の茶園により日本を代表する高級茶の地位を固めました。

江戸時代以降は、時代の流れによる発展と衰退を繰り返しながらも、戦後再び生産が伸びて、日本三大緑茶の一つとして現在に至っています。

現在の宇治茶は、江戸時代中期に宇治田原の永谷宗円が宇治茶製法を確立し、その後玉露製法が創製され、茶の旨味や甘みを高める覆下栽培による茶園が急速に拡大し、現在に至っています。

そういえば、この宇治茶についてはツイートしてませんでしたね。ということで、もし、ツイートしてたら、おそらくこういうツイートをしていただろうという文章を即興で書いてみました。

「第●●回目は南山城エリア宇治茶。鎌倉時代から始まった宇治茶の歴史は、時代により発展と衰退を繰り返しながら、今日の日本三大緑茶の一つとして有名になりました。観光地宇治を代表する土産物として著名であるため、観光への活用も盛んです。

たぶん、これでimas505iタグ・アイモバリアルグルメツアータグ、画像を添えれば140文字以内になるんじゃないですかね。きっと。(旧Twitter基準だと文章だけで117文字が限界ですので・・・。それにハッシュタグと画像のURLの文字数を加算して140文字って感じです)

いつも通りのお約束ですけれども、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。


(取材したのは2020年10月です。)

朝から京都各所を駆けずり回りまして、ひと段落ついたところで移動します。奈良線の「みやこ路快速」に乗っていきます。

この「みやこ路快速」に関しては、運行前に名称公募を行っていましたね。何と書いたかは忘れてしまいましたが、何か書いて応募したことだけは覚えてます。

この写真の電車は、JR西日本発足数年後に登場した電車ですが、今でも一部路線では主力として関西圏を引き続き走っております。もう今では先頭車両でも転落防止幌がついた姿が当たり前になってきているかと思います。

行きの夜行バスであまり寝られなかったことや、その後アクティブに動きすぎたというのもあり、つい電車の中で寝てしまいました。宇治に着いた途端、目を覚まして飛び降りましたw

もう少し起きるタイミングが遅かったら確実に乗り過ごしてましたね。危ない危ない・・・。

ちなみに、宇治駅は2つあり、一つは写真にあるJR奈良線の駅で、もう一つは京阪宇治線の宇治駅があります。前者は宇治川の西岸、後者は東岸にあるため、乗り換えとなると徒歩10分ほどありそこそこ歩きます。

今回訪れたのは、JR宇治駅近くにある「伊藤久右衛門」JR宇治駅前店・茶房になります。伊藤久右衛門は、宇治茶のほか、抹茶を使ったスイーツ・茶そばなどの食品類を販売しており、宇治を中心に複数の店舗を展開しております。

伊藤久右衛門の他にも

  • 上林春松本店
  • 福寿園
  • 辻利

などといった製茶・茶販売会社もあります。これらは、ペットボトルの緑茶飲料でも販売されている実績がありますので、名前だけ知っているという方も多いかもしれません。

さて、宇治茶は観光地宇治を代表する土産物として著名であり、宇治市中心部の宇治橋通りや平等院通りには茶店が軒を連ね、観光客が茶を飲んだり購入したりする光景がよく見られます。

また、製茶会社も茶製品を販売するだけでなく、上林春松本店が「宇治・上林記念館」を、福寿園が「福寿園CHA遊学パーク」や「福寿園茶問屋ストリート」を開設しており、宇治茶を観光に活用する動きも活発化しています。

さらに、世界文化遺産登録に向けて色々と準備が進められているようです。

店の入り口付近には、宇治茶各種や宇治茶を使用したスイーツ各種などが販売されています。

店内で飲食できる茶房に入りました。伊藤久右衛門では、お茶を活かしてスイーツ・茶そばなどの開発に取り組んでいます。

こちらは主力メニューと言える茶そばで、温かい蕎麦やざるそばのほか、にしんそば・抹茶カレーうどん・抹茶カレーなどもあるようです。

スイーツに関しては主力の抹茶パフェのほか、アイス、かき氷、スイーツプレートがあります。

宇治の抹茶の最高峰とも言える「無上」というものもありました。名の通り最高峰ということで、1000円以上するものです。気にはなりましたが、暑い中熱い茶を飲むのはちょっと気が引けましたので、また機会があれば飲むことにしましょう。

そして、好きな宇治茶とお菓子を選べる「宇治茶とお菓子のセット」なるものがありました。うん。これがいいですね。

6種類のお茶と4種類のお菓子の中から一つずつ選んで990円(2020年当時。現在は1,090円)とお手頃価格で宇治茶とお菓子を楽しむことができます。

さて、注文した「宇治茶とお菓子のセット」の中から、宇治抹茶(あじろ木)のアイス(うろ覚えだが、多分抹茶グリーンティーではないはず・・・)と抹茶ロールケーキをチョイスしました。

きちんと甘味を食べるならば、抹茶ロールケーキ以外を選ぶべきかなとは思いましたが、こればかりはわいの欲求には勝てませんでしたw

前半の京都での食い歩きもひと段落したところで、後半の大阪での食い歩きに備えて、一休みしましょう。

宇治抹茶(あじろ木)のアイスティー(前述の通り、多分抹茶グリーンティーではないはず・・・)です。

これまで宇治茶をまともに飲んだ記憶がない(まったくないわけではないが、記憶に残っていない)ので、よく味わって飲みました。

現在も玉露抹茶を中心とした高級茶の代名詞となっている宇治茶ですが・・・

「宇治茶は、歴史・文化・地理・気象等総合的な見地に鑑み、宇治茶として、ともに発展してきた当該産地である京都・奈良・滋賀・三重の四府県産茶で京都府内業者が府内で仕上げ加工したものである。ただし、京都府産を優先するものとする。」と「宇治茶」の定義を決定しています。

というのも、近年の食品の表示基準の厳格化の波を受け、定義を設定したというわけです。なお、その具体的な割合の数値は公表できないとしており、宇治茶ブレンドに関しても、「宇治茶を50%以上を使用したもの」としています。

そして、抹茶ロールケーキ。フィルターかけすぎて黄色くなっちゃいました。フィルターかけなきゃよかったっす・・・。2つ前の写真の色に合わせて撮影すればよかったっすね。

こちらもわい好みの味で美味しくいただきました。デザート系だとロールケーキが一番好きかもしれないw


今回は「アイモバリアルグルメツアー」第六拾弐弾南山城エリアの「宇治茶」のレポートをお伝えしました。

茶の名産地としては、昔から知っていれどなかなか口にする機会が少なかった宇治茶をゆっくりと味わうことができてよかったです。本当なら久々に平等院鳳凰堂にも立ち寄りたかったのですが、後の行程もギッシリ詰まっており、よることができませんでした。

また、宇治に寄った際は宇治茶をたしなみつつ、平等院鳳凰堂にも久々によりたいと思います。

さて、次回のアイモバリアルグルメツアーは、修学院/岩倉/八瀬/大原エリアのアイテムを取り上げてみたいと思います。

あまり過度な期待はなさらずにお待ちくださいね。


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