GW三重サミット2018【大祭3日目 雨の中の南紀リベンジ&後祭ボーナスステージ】

こんにちは。北陸の食パンです。

6月に入ってからかなり忙しい日々を送っているというのもあり、まったくブログを書くことすらできませんでした。まあ、いわゆる社畜様様って奴なんですがw

6月中旬の休みに書こうと思えばかけたけど、肉体疲労が激しすぎて書く気力すらなかったなんていえない。

そんなこんなで、6月は全く書けずに終わりました。はい。

さて、今回は昨年と同様にGW期間中に、三重に赴き知り合いのアイマスP(ZAKIX虎Pさんほか)とお会いして、GW三重サミット2018の大祭3日間+αを過ごした記録を4部作の続きということで、今回は大祭3日目とボーナスステージの模様を記事にしたいと思います。

予定では、6月上旬に載せるつもりだったのが、諸般の事情でいまさらになってしまって申し訳ないですわ・・・。

一応、GW三重サミット2018関連のバックナンバーは以下の通りです。もし、見てない方は合わせて見ていただければ幸いです。

それでは、本題にうつることにいたしましょう。

GW三重サミット2018【大祭3日目 雨の中の南紀リベンジ】

前説:サミット最終日は紆余曲折で決まった?

結果論でいえば、サミットの最終日は南紀遠征で締めくくりとなった。

しかしながら、案の段階では出てたものの一度没になった今回の南紀遠征。実際はほかの案が実行される予定であったが・・・。

ほかの案を実行すると、行先の関係上関東組が途中離脱不可避になってしまう。

という最大のデメリットが発生することになるのだ。ぶっちゃけ、初日か2日目にやれば全然問題なかった案なのだが、最終日にもっていくと、拠点(鳥羽)~目的地の往復をするより、目的地から直接関東に帰る方が労力が少なくて済むという遠征組特有の問題が発生してしまうので、結局南紀遠征リベンジに落ち着いたという経緯がある。

それに加えて、2号車の運転者がわいワンマン(同乗者運転免許なし)であることも理由の一つに数えられるのであった。

で、ほかの案とは何ぞやといいたいところだが、言ってしまうと面白くないので、そこは来年以降のどこかで実行されるということにしておいて、実行されたら中身を明かしたいと思う。

さて、GW三重サミット2018は宵宮~2日目まで天候はそこそこいい状態で過ごすことができたのだが・・・。それでは聞いてください。

サミット3日目。無情にも雨。しかも午後から大雨の予報。

という事実を前日(実際はその前からわかってたが)につきつけられることになったのだ。

2日目の後半の時点でZAKIさんとわいがどうするべって状況になってたのはここだけの話である。

そして、日を跨いで遠征組がホテルで酒クズしている最中に、ZAKIさんとわい(れなれなさんのノートPCを拝借)でSkype会議を行うことに。

本来なら、ZAKIさんもこの場にご招待したいところなのであるが、さすがに宿泊施設という関係上、追加料金を請求されるのは目に見えていたということもあり、PCでの会議に切り替えたというわけだ。

大雨予報という絶望に打ちひしがれる中、わいとZAKIさんが会議して出した結論は・・・

とりあえず、行先は南紀方面にして行けるところまで行こう。

という条件付き遠征という形に落ち着いた(?)のであった。

うーん、例えて言うなら三八航路の条件付き出航みたいな感じかねー。(わかる人にしかわかんねえよこのたとえ)

ところで、当初の南紀遠征の予定としては・・・

  • 白浜 崎の湯リベンジ
  • 新宮 東宝茶屋リベンジ
  • 橋杭岩見学リベンジ
  • 潮岬リベンジ

の4大イベントを予定していたが、大雨のため最初の「白浜 崎の湯リベンジ」に関しては中止が決定した。(晴れてたら行ってたけど、朝かなり早く起きなければならないというデメリットはあった)

なお、崎の湯は露天風呂のため、雨が降るとわかった時点で中止することは頭の中にあったことだけはお伝えしておく。

最終的な流れとして、新宮だけは最低限行くこととし、橋杭岩と潮岬は天候次第で突っ込むという流れになった。

そんなこんなで、南紀リベンジの大枠は決まったが、昨年同様に潮岬までたどり着くことはできたのだろうか・・・。

どんより雲の中いざ南紀へ

そして、サミット最終日の朝を迎える。

天気はどんよりとした天気ではあるが、雨予報だから致し方なし。

遠征組がそろっているホテルにZAKIさんがやってきて、7:30ごろ出発。まずは、阿部たんでむさんを拾いに松阪へと向かう。

ここでサミット最終日の面子を紹介しよう。

  • ZAKIX虎Pさん(以下、ZAKIさんと表記。1号車ドライバー)
  • わい(2号車ドライバー)
  • れなれなさん
  • マティスさん
  • 阿部たんでむさん
  • あーちさん

の以上6名である。当初は、Crole君も参加予定だったが、家事都合のため欠席となった。

出発時は、1号車にZAKIさんとれなれなさんとあーちさん(松阪で+阿部たんでむさん)、2号車にわいとマティスさんが乗りこむ形となった。

なお、例によって必要事項を連絡したり、万が一はぐれたりしてもすぐに対応できるように、わいがトランシーバーを持参し、1号車と2号車間で連絡がとれるようにした。

だいたい必要事項の伝達をしていたが、たまにクソ無線を垂れ流すなどしていた。たまには、クソ無線流して対話するのも必要なんでねw

そして、松阪に入りまずは阿部たんでむさんを拾うのだが・・・。ZAKIさんからの一報によると・・・

阿部たんでむさん寝落ちてた

ということで、阿部たんでむさんの支度待ちで少々予定より遅れての出発。

そして、そのときにもう一つ発覚したことが・・・

ZAKIさんが持ってきたETCカード期限切れだったことが発覚

うーん。最終日もすでに波乱(というよりネタまみれか)の予感しかしねえぞ(ぉ

その後、松阪市内を経由して伊勢自動車道松阪ICから高速に乗る。高速に乗ったとたん後ろからいきなり覆面パトカーが猛追してきたのはびっくりしたけどさ。(逆方向で何か事故ってたのを見たのでその処理で向かった可能性はある)

勢和多気JCTから進路を変えて、紀勢自動車道へ。紀勢大内山ICに到達する少し前から雨が降り始めた。

なお、紀勢大内山IC上にある本線料金所で2号車が1号車を追い抜くことに。というのも・・・

松阪ICに入ったときにETCカード抜くの忘れた

というオチがあった模様。

とりあえず、マティスさんに1号車と連絡をとってもらい、途中休憩する予定の地である紀勢自動車道紀北PAに先回りすることとした。

2号車が到着してそんなにたたないうちに1号車も紀北PAに到着した。

紀北PAでソフトクリームを食した後、わいが運転する2号車を先頭にし、1号車がその後ろについていくスタイルに変わった。というのも、わいがすべてこの先通る道を把握しているからというのもあってそうなった次第である。

紀北SAから新宮に入るまでは昨年のサミット時と同じルートを通っており、昨年のGWのときに見た熊野市街の海岸沿いの鯉のぼりや、昨年休憩した七里御浜を横目にひたすら新宮へ向かって走っていった。

なお、降雨の影響で昨年立ち寄った七里御浜は通過とした。あとは、昼飯の都合もあったんだけどね・・・。

そして、国道42号旧道を通り、熊野大橋から新宮へと入っていった。

新宮入りしてリベンジマッチスタート

新宮市内に入り、まずは新宮駅に向かう。

新宮に入ってからわいが1号車に「ZAKIさん、今の時刻なら新宮駅でオーシャンアローと南紀ダブルで撮れるけど、駅寄りますかどうぞ」と無線で垂れ流した後のZAKIさん

撮るに決まってるだろぉ!!!!

はい。素直でよろしい(ぉ

ZAKIさんホイホイで釣り上げるの楽しい(なお、わいも同様に釣り上げられている模様)

ということで、昨年と同様に新宮駅近くのとある駐車場に停めて、まずは新宮駅へと向かう。

というわけで、ZAKIさんホイホイのオーシャンアロー形車両こと283系です。

一説によれば、2024~2027年の間に置き換えられる計画が出ているとか。

そして、駅構内にわい・ZAKIさん・れなれなさんが入り、後のメンバーはお留守番ということで。(なお、あーちさんは切符を買う用事をこなしてた)

昨年は夕方の最終特急にこのオーシャンアロー形車両が入っていたが、春のダイヤ改正で時間が変更となり、新宮発のオーシャンアロー形車両は、朝と昼間の2本のみとなっている。

つまり、これを逃すと撮れなかったわけだ。

まさか今年も昨年と同じような光景に出くわすなんて思ってもいなかったわけだがw

また、昨年と同様に名古屋行の特急南紀も撮影する。シカとの衝突対策のため開発した「特殊スカート」を装着した車両がやってきた。(昨年は非装着車両を撮影)

紀勢本線のJR東海管轄区間は大雨による輸送障害も多いが、次いで多いのがシカと列車が衝突することによる輸送障害である。これまで、鹿との衝突防止に向け、JR東海はこれまでに約2億2千万円をかけて、衝突が多い路線に総延長24キロの柵を設けたり、鹿が嫌うライオンなど猛獣のフンや尿を線路にまいたりしてきたが、いずれも目立った効果はなかった。

その改善策として、。車のバンパーのような形状で、シカを軌道外に押しのけて死骸巻き込みを防ぎ、事故処理時間の短縮を図るため、「特殊スカート」を開発した。スカートは幅2.4メートル、高さ70センチ。素材に断熱や梱包(こんぽう)に使われるスポンジ状ゴムを採用している。

JR東海が2012年から行った「鹿衝撃緩和装置」のテストでは、「鹿を線路外へ押しのける割合が、非設置車両と比較して約13%高い」「運転再開までに要する時間が、非設置車両と比較して平均約3分短い」「30分以上の遅延が1件のみ(非設置車両では6件発生)」という効果が出ているそうである。

ただし、事故処理の時間短縮で効果が出ているものの、それ以上にシカの個体数増加による事故件数が増えているらしいので、実際の効果としては昔より改善できているかというと微妙らしい・・・。


新宮駅に寄った後は、昨年のサミットで最後の晩餐となった地、東宝茶屋にまたリベンジマッチしに行くことにした。

(この写真は昨年のGWのときに撮影したもの)

昨年は、高速バスの時間に間に合わないとアウトという中、ヒヤヒヤしながら刺身定食をかきこんでいたけれども、今回は時間の都合上昼時にしたこと、そして人数も6名にバージョンアップしたということで、ゆっくりできるし、昨年ありつけなかったものもありつくことのできる環境が整った。

いやー、本当にGW三重サミット様様っすわ。

これぞまさに・・・

数のVo力団

ってやつっす。(アルファベットになってるところはわざとそうしました。理由はお察しくだせえ)

店に入って、個室に通されたが、前回の座敷ではなく右側の異空間あふれる個室(ログハウスのような内装の個室っていえばいいのかな)に通された。その空間はわいたちだけの空間となり、居心地抜群であったのは言うまでもない。

ということで、まず頼んだのは・・・

なれ寿司フルコース(つまりなれ寿司のメニューすべて)を注文したぞい。

  • さんま馴れ鮓
  • あゆ馴れ鮓
  • さば馴れ鮓
  • あまご馴れ鮓

昨年は、入門編ということでさんまのなれ寿司のみの注文であったが、今回はさんま以外のなれ寿司も注文してみた。これらを6名で分け合って食べる。

まずは、なれ寿司の入門編ともいえるさんまのなれ寿司。1年ぶりに口にすると昨年食べたあの味が舌越しによみがえってきた。

次に、川魚のなれ寿司代表のあゆのなれ寿司である。川魚というと特有の癖があるものだが、今回いた面子全員がそこまで癖を感じなかったといっていた。

そして、さばのなれ寿司。わい的にはこのさばのなれ寿司が一番癖があったように思うが、一部のメンバー(たんでむさんなど)はさんまのほうが癖があったという感想もあった。

もしかしたら、さんまのなれ寿司を食った回数が多いせいもあるのかもしれない。

最後は、あまごのなれ寿司。昨年、今年とさんまが不漁ということで急きょメニューに加わったという女将から解説があった。(わいが質問したんだけどね)

ちなみに、あまごは川魚で、サツキマスのうち河川残留型の個体種のことをあまごというのだそうだ。

ここで、一番の懸案事項であった「ZAKIさんがむせずになれ寿司を食す」は、何事もなく無事に成功することとなり、実質的に昨年のリベンジを果たすことができた。

そして、わいとZAKIさんを他4名のメンバーに関しても、普通になれ寿司各種を食べていたので、わいとしても一安心であった。

そして、わい的リベンジ案件である・・・

三十年物珍味本馴れ鮓

とかいう王者級のシロモノにもありつけたぞ。

見た目はヨーグルトだけど、30年物というだけあって酸味の強いつーんとした鼻に優しくない匂いが体感できるぞ。

なお、わい以外これにありつこうとした人はいなかった模様。(鮒寿司経験者のれなれなさんですら、「これはやめとくわ」と言ってた)

実際に食べたところ、舌がちょっとヒリつくけども、まあ食えないレベルではないということで、ゆっくりと味わいながら完食させていただきましたとさ。

ちなみに、これだけで1620円するので、腹を満たしたいのという観点で考えるのであれば握り寿司とかうな重とか刺身定食などを食べたほうがはるかにマシである。(マティスさんやZAKIさんなどが頼んだメニューを見ての感想)

ここで、昨年見たメニューの写真を引っ張り出す。

そこには・・・

  • ミンククジラ(赤身・畝須・ベーコン)
  • ゴンドウクジラ(尾の身・うでもの)
  • イルカ
  • クジラ盛り合わせ

とかいうココロ躍る文字列がっ・・・。

わいとしては

クジラ・・・イルカ・・・食いたいっ! 食いたすぎるっ!

もうね。誘惑がすごいんですよ。誘惑が。

ということで、クジラとイルカを頼みたいところですが、金銭的な問題と今回の目的はあくまでなれ寿司なので、あえなく・・・

なんていうとでも思ったか?

さっき言ったでしょ。今年は昨年と違うって。何が違うって?

しょうがないなあ。ここでカード切るよ。カード。その名も・・・

[SSR+]数のVo力団

を発動させるぞい。

つまり何がいいたいかわかるね?

わからない? んじゃ、わからせてあげようじゃないの。

ということで・・・

まずは・・・

ミンククジラの赤身じゃい!!!!!

最初はクジラの盛り合わせを注文しようとしたが、女将さんから「種類はありますけど、かなり少ないですよ」とのアドバイスをいただき、わいがどれがええかねえと問うたところ、赤身に決定した。

1人1きれしかないので、とにかく味わうことに専念した。クジラなんてなかなか食えないっすからねえ。関東だと南房総で食べれるところがあるとはいえ、なかなか足を運べないもんで・・・。

次に・・・

イルカの刺身ダァーーーーーーー!!!!!

これも1人1きれくらいしか食べられないので、味わって食べた。味的には、サミット初日に食べた馬刺しのたてがみに近いような味かな(白い部分のところだけでいえば)。赤身の部分もなかなか美味でした。

ほかの地域でイルカ食えるところってそうそうないんじゃないでしょうか。(イルカを食べる文科といえば新宮市の隣にある太地町が有名)

昨年は涙を飲んだこれらの案件はすべて・・・

[SSR+]数のVo力団

の使用ですべて解決したのだ。これにて、わいの一番のリベンジ案件ここで達成することができたのだ。

6名いれば、ミンククジラの赤身が1名約366円、イルカの刺身が1名約266円でありつけるから、本当に数のVo力団ってすっごーーーーい。こらそこ、1きれ(うまくいけば2きれ)ぐらいしか食べられないじゃないかとか言わない。その1きれが大切なんだぞ。味わって食うことに意義があるんだぞ。

で、GWサミットが終わった後に気づいたこと・・・

熊野牛の網焼き頼むの忘れてた。

じゃけん、またどこかでリベンジしましょうねー。

雨が降りしきる中、潮岬を目指す

東宝茶屋を後にして、潮岬方面へとりあえず向かうことにする。

なお、出発前に違う駐車場に迷いこんで5分ほどロスしたなんていえない。

相変わらず2号車を先頭にして、後ろに1号車がついていく形で潮岬へと向かう。

新宮に向かうときと比べて雨足が強まるばかり。引き返す判断はわいが握っていることもあり、引き返すか否かぎりぎりの攻防戦が続いた。

そして、進んでいくうちにあの風景が見えるので、いったん小休憩がてら車を停めることにした。

昨年のGWで昼飯を兼ねて休憩した橋杭岩に到着。昨年は晴天かつ干潮時というのもあり、岩のほうまで近づいていけたが、今回は雨足が強いこともあり、ささっと見るだけで退散した。

ここで土産買おうとも思ったが、潮岬行って買えばいいやと思い、土産買うことを後回しにした。その結果、後でとんでもないしっぺ返しを食らうわけだが・・・。

とりあえず、橋杭岩まできた以上はもう引き返す選択肢は自然と消えた。橋杭岩から潮岬までは車で10分ほどの距離。もう何としてでも潮岬にたどり着くということだけしか頭になかった。

おまけの写真ではあるが、見たくもなかった車からのオイル漏れ・・・。

オイルが流れている方向は・・・。言うまでもなくわかりますよね?

これぞ、THE リアル海洋汚染。

わざとではないと思うけれども、こういうので貴重な海の生物が死滅していくさまを考えると居たたまれない思いだけが残るのである。

橋杭岩をあとにし、10分少々で最終目的地潮岬へと到着した。

16:30過ぎに潮岬に到着。さすがに雨というのもあり、人が余りにもいなかった。

ここで、雑談したり記念撮影をしたりなどして30分ほど過ごす。

雨は降っているものの、滞在中は強い雨にならなかったのは幸いであった。

なお、わい潮岬タワーのところで土産を買おうと思ってたものの・・・。

タッチの差で閉店時間を過ぎてしまっていた。

がために、土産を買うことすらできなかったのである。まあ、親には帰りがけにうなぎパイでごまかしておきましたがね。両親がうなぎパイが好きなの知ってるんで、いくらでもごまかせるしおすしw

17時ごろに潮岬をあとにし、帰りの行程へ。相変わらず2号車先頭でたどってきた道を戻る行程となった。なお、熊野市内で2号車のガソリンが底をつきそうな状態であったため、給油。1号車には先のコンビニで待ってもらい、合流後再び2号車を先頭にして雨の中の帰り道をひたすら走った。

4年8ヶ月ぶりに禁断の地に足を踏み入れる

残りは帰るだけの行程なのだが・・・。

尾鷲市内に入ったわいは、何を思ったのか頭の中で・・・

「このまま帰ってもおもろないし、ここであえて例の道少しだけでも凸してみるか」

と思いたったらすぐに実行といいたいところだが、念のために1号車に例の道に凸るけどどうするかという旨の無線を流す。すると、録画云々の無線がきたので、すかさずわい

「えー、念のためもう一度聞きますが、録画云々と聞こえたんやけれども、凸るという解釈でよろしいですか? どうぞ」

ときいたら、1号車も乗り気になったらしく凸ること決定。

その無線の直後、マティスさんが「まさか、凸るという答えが返ってくると思わなかったでしょ」といったので、わいが「うん。これはまさかの想定外だった」と会話を交わした。

ということで、全国(?)万人の酷道ファンの皆様。お待たせいたしました。

4年8か月ぶりに禁断の地へ足を踏み入れる。ここが国道425号の尾鷲側端点である。

最初は普通の2車線道路。

と、思うじゃん?

たった数百メートル進んだだけで、センターラインは消え、1~1.5車線幅の道路に変化する。

何も知らずに入ってきた人たちにとっては

これ、ほんまに国道なん?

と思うことだろう。

これは、国道ですか? いいえ、酷道です。

近畿のキングオブ酷道はのっけから我々に対して牙を向くのだ。

尾鷲側から入って最初のおにぎりがある地点。ここはちょっと広いので余裕で離合できる。

なお、右にある高さ制限の標識はこの先の坂下トンネルの高さ制限となっている。

ちなみにここまでちょっと飛ばしてたら、1号車より「もう少しゆっくり走ってくれ」という無線が飛んできたので、ここからはかなりノロノロと走ることにした。

それから進んでいくと左側が竹林、右側が崖というシチュエーションである。(夜かつ雨だから見えにくいけど)

さらに進むと離合すら不可能な箇所が出てくる。

まさに酷道の要素が満載のシチュエーションだ。仁柿峠(リンクをクリックすると当該記事にとびます)が易しく思えてしまう。

坂下トンネルの入り口がこちら。基本的に中は素掘りのトンネルだが、ところどころで改修工事のため、手が加えられている箇所もあった。

4年8か月ぶり(リンクをクリックすると当時の記事にとびます)にこのおにぎりを見たが、何も変わっていない。

そういえば、前回ここで鹿かカモシカかわからんけど、数頭道路上で走ってるのを見たぞw

今回は見なかったけどさ。

時折、突然センターライン入りの2車線が出てくるが・・・。

そんなもんはすぐに終わる

これが、三重県側の国道425号の常識である。

三重県道760号との交差点を左へ進む。

なお、三重県道760号もお察しの道路で、実態は県道ではなく、険道である。国道425号~魚飛橋までは狭隘路で、鬱蒼とした森林の中を貫いたり、崖沿いを縫うようにして道路が通っているので、そういうところを運転し慣れてない人たちにとってはとっても地獄の道路となっている。

今回はクチスボダムの入り口で折り返すことに。(一応凸る前提でのお約束地点)

わいはもう少し突っ込みたかったが、ZAKIさんに拒否られたので残念ながらここで終了。

前回はさらにここから橋を渡り、少しいったところで通行止め区間の始点にぶつかったので、そこで終了(尾鷲側起点から9km)している。

なお、このあたりは尾鷲側起点から5kmちょっといったところである。

下りは往路の紀北PAから今までと変わり、1号車先頭で、そのあとに2号車が追従する。

最初わいが無線で「ZAKIさんここで先頭走ってみる?」なんて流したあと、ZAKIさんは最初全力で拒否するが、数秒後に手のひらクルーで先頭を走ることとなった。

そしてさっきの三重県道760号との交差点のところで小休止。ちょっとばっかし雨が降っていた。ここで、面子全員降車してちょっとだけ散策する。

しかし、ここは電灯という文明的なものは存在しないので、フラッシュを焚いても真っ暗暗い暗いである。

ちなみにこの写真の右側にある予告通行止めの看板は先ほど通ってきた坂下トンネルのもので、20:00になると翌日8:00まで工事のため通行止めと書かれている。

それを見たわいは・・・

「ZAKIさん、ほら。(看板を指差して)20:00になるとこの先のトンネル通れないから大変なことになるぞぉ~」

って言った後のZAKIさんめっちゃ焦っててワロタ(ぉ

さすがに、タイムリミットを迎えて通行止めになってしまうと、県道760号を通るしかなくなるので、そそくさとその場を後にした。

ちなみに散策中のワンシーン。(ドラレコより)

たぶん、これなら誰が誰だかわからんと思う。

1号車ちょっと飛ばし目に下っていってるので、こちらもそこそこの車間を保ちつつ、追っていく。

そして、このあたりで1号車の車内が阿鼻叫喚状態に。何が起こったかは後に記載するので察してほしいw

タイムリミットまであと10分というところで坂下トンネルを通過。そのあと、5分少々で尾鷲市街へと戻る。

コンビニで小休憩後、紀勢自動車道に乗り、紀北PAで再度小休止。その後、松阪に戻り、かなり遅い夕食を食したあと、関東組はZAKIさん・たんでむさん・れなれなさんと別れ、豪雨の中そこそこ急いでホテルへと戻り、日付が変わったころに到着し、しばらくしてから床につくのであった。

これにて、2018年GW三重サミット本編終了。内容の濃い3日間(宵宮含めたら4日間)は本当に楽しかったし、ネタだらけやった。

前回そこそこまじめだったけど、今回はネタばかり量産していった気しかしなかったぜ。

たぶん、来年もまたサミットやる(と思うけど)ことになったら、どんなネタが生まれるか今から楽しみである。

【ボーナスステージ】懐かしの西武カラーの電車を撮りに行く

サミット本編が終了した翌日の5月3日。あとは帰るだけなのだが・・・。

ここで、わいが三重に来た以上達成しなければならない使命があった。それは・・・

三岐鉄道三岐線の西武復刻塗装カラー列車を見に行く

ことである。

ときはさかのぼり、2月ごろにTwitterを見ると保々工場に三岐鉄道801系(元西武701系)の1編成が入場しており、とあるツイートのリンクを探ると、そこに衝撃の光景を目にすることとなった。

まさかの西武鉄道時代カラー復刻

である。

こんなまさかの展開を見逃すわけにはいくまいと思い、いつまた三岐鉄道に訪問できるだろうかと考えたところ、やはりサミットのときしかなかった。

その後、復刻塗装編成は、4月中旬に出場し、GW前から運行が開始された。

いや、こりゃ行くしかないでしょ

とはいっても、サミット本編では行けないので、帰り際に寄ることに。3日目の南紀遠征中止になった時はこの日に候補に入れてたけど、さすがに雨のときに行くのはしんどいので・・・。

まずは、ホテルをチェックアウトする前にZAKIさんにドッキリを仕掛け、ドッキリ成功したところで、ZAKIさんと別れ、関東組(わい・あーちさん・マティスさん)は帰路についた。

素直に三岐鉄道へ・・・といいたいところだが、あーちさんより寄ってほしいところがあるというお達しを受け、それをこなしながら三岐鉄道三岐線保々駅を目指すのであった。

ちなみに、出発した後、松阪駅・亀山駅・鈴鹿市駅・桜駅に寄ってから、三岐鉄道三岐線保々駅へと至っている。

なお、鈴鹿市駅に寄った後、すぐにZAKIさんから「Crole君が鈴鹿にいる」という通報を受け、Crole君を捕獲しに行ったのはまた別の話w

Crole君捕獲後、大祭初日のカラオケオフ会会場にてサンボさんやコヨリさんなどと少しの間雑談して、三岐鉄道三岐線保々駅へと向かっている。

そして、14:30前に保々駅に到着し、入場券を買って駅構内へと入る。

すると、そこに・・・。

あっ...

優勝! 優勝!

これだからヲタクはすぐ優勝したがる

いや...ね? これ、わいは、とにかく優勝っていうしかないっしょ?

だってさ? 幼少のころ見たり乗ったりしてる電車が、いまだにこの三重の地、もとい三岐鉄道で走ってるんだぜ?

それにさ、今回は西武鉄道時代の復刻塗装。西武の黄色い電車になってるんだぜ?

そりゃ、もしかしなくても言うしかないっしょ?

優勝! 優勝! ズザーッ(盛大にこける)

(盛大にこけてもなお立ちあがって)優勝! 優勝!

(出典:プロデューサーミーティング1日目にL.O.B.Mが流れたときの某氏【ここ重要w】)

なお、この日優勝したのは事実ですが、盛大にこけてはいませんw

てか、昨年以上に優勝案件なのは言うまでもないw

ちなみに、今回復刻塗装になった編成は、昨年のGWにZAKIさんと一緒に乗ったあの編成である。これが、西武時代の塗装になったというから本当に熱い。

本来なら、ZAKIさんも一緒に・・・といいたいところだが、さすがに仕事なので、同行は叶わなかった。ZAKIさんはその気になればいつでも行けるので羨ましいのだが。

そして、三岐鉄道101系電車との並びを撮影。

どちらも黄色い電車(左は三岐カラーなので腰部はオレンジベースである)であるのだが、西武の黄色い電車のほうがレモンっぽい黄色で、三岐カラーが濃い黄色だという違いがあるのがお分かりいただけるだろうか?

実はこれも元西武の車両で、元西武401系の三岐鉄道101系電車である。

ちなみに、去年の今頃において、この編成は保々工場に入場中であったが、その後無事出場して元気に三岐線を走り回っている。

三岐鉄道101系電車を見送ったところでもう一度、西武鉄道時代の塗装をまとった三岐鉄道801系805編成を撮影する。

出場から間もないこともあり、床下もきれいなウォームグレーとなっており、わいみたいな西武時代の半老害をも魅了する。

その後、復刻塗装編成は、下り方面に動いた後、方向を変えてホームに入線してきた。

これは、運がいい。とりあえず車内を覗いてみることにしよう。

ということで、車内に入って・・・ってあれ?

あぁ~、モケットが青色になってるぅ~

この青モケットの座席は、現在の三岐鉄道の標準的な座席となっている。

個人的には、昨年みた茶色のままだったらさらに高評価(もろ西武時代を再現という意味で)だったのだが・・・。

とはいっても、利用者の視点から見れば色あせ過ぎている茶モケットより、この真新しい青モケットのほうが見栄えがいいのは事実なんですけどね。致し方ないですわ。

もしかしなくても、利用者のみなさんはこんなぼろ電車より、新車導入しろと思ってる方もいらっしゃることであろう・・・。

昨年にZAKIさんと乗った時の同編成の車内の様子がこちら。おそらく三岐鉄道では最後であろう)西武時代の茶色モケットを保っていた。

この結果、乗る前からただでさえ優勝してたのに、余計に優勝してしまうという結果になってしまったw

昨年、ZAKIさんにノーヒントで開けさせた貫通扉も健在である。

それにしてもこの電車の車内に入ると懐かしさがこみ上げるわ、現実逃避したくなるわでわいをダメにしますねえ。(褒め言葉)

視点を変えて中吊り広告に目をやると・・・。

車端部2か所を除いて、主に西武701系時代の写真などが中吊り広告風に展示されている。(ちなみに各車両すべて共通のものが飾られている)

左の701系の写真の撮影場所は南入曽車両基地であり、さよなら運転直前に撮られたものと推測される。

右には、今回の復元塗装にあたってのスポンサー(というのは語弊があるかもしれないが)の名が連なっている。

前の写真の裏側はこうなっている。

左側には簡単ではあるが、西武701系について紹介している。なお、その紹介文にある通り、今回復刻塗装になった編成は、西武時代で一番最後まで残り、さよなら運転で勇退した元西武701系781編成であった。

まさか、三岐に活躍の場を移してから20年ほどの歳月を経てまた西武カラーとなって復活するなんて思ってもいなかったことだろう。

右の写真は、三岐鉄道801系の並び(保々工場併設の車庫で撮影されたもの)の写真である。ただし、一番左の電車をよく見ると台車が他と若干異なるので、一番左の電車だけ、三岐鉄道851系の可能性があると考えられる。

そして次の中吊りに目をやると、西武時代の701系の写真が展示されており、赤電カラー時代と黄色い電車のカラー時代の写真があった。

左の赤電の写真は、冷房・HSC化改造後の写真で、初期・HSC化に冷房改造された車両は赤電カラーのまま出場していた。ただし、冷房・HSC化改造されているため、従来の赤電各車との併結は不可能となっているということもあり、識別のために電連を黄色にしている。

右の黄色い電車のカラーの写真は、今回復刻塗装に使われている編成ではなく、全く別の編成の写真である。(当該車両は廃車解体済みである)

裏側はこんな感じ。

左の写真は多摩湖線を走っているのだろうか?(本町信号場付近?) この写真の撮影当時と今ではだいぶ様変わりしているので、沿線風景がずいぶんあっさりしているような印象を受ける。また、改造されたばかりか検査出場したばかりかわからないが、かなりきれいな車体と床下になっているのがおわかりいただけるだろうか?

右の写真は南入曽車両基地で撮影されたものであろう。左に401系車両が、右に701系車両こと今回復刻塗装された編成とまったく同じ車両が写っている。

左の401系車両は三岐鉄道に3編成譲渡されたが、1990年代初頭に譲渡されているので、さよなら運転に使用されたものとは異なっている。(さよなら運転に使用された編成は近江鉄道に譲渡された)

その次の中吊りを撮影する。赤電時代の写真というかなり古いものだ。(カラーとモノクロ両方ある)

701系は当初非冷房で登場しているので、屋根に冷房装置が載っていないことがおわかりいただけるだろうか。

701系というと新宿線で活躍していたイメージが強いが、1980年代中盤までは池袋線でも活躍していた。

そして裏へ。

左の写真は、池袋線内で撮影されたものと思われる西武701系の在りし日の姿である。なお、赤電塗装のやつが701系で、黄色い電車の塗装になっているものが西武101系電車である。(パッと見顔が同じなので、西武の古い電車を知らない人には同じように見えるかもしれない。)

右の写真は、新宿線の某有名撮影地で撮影された701系である。後ろに101系電車を従えている。昔は、雪が降ると律儀に連結器にカバーしていたようである。

最後の中吊りへ。

左はさっきとまったく同じなので説明は省略。右の写真は、復刻塗装後に出場試運転した時のものを撮影したものとなっている。

最後の中吊りの裏側へ。

左の写真が、車体妻面に取り付けられている製造銘板である。右側はさきほどと同じスポンサーを記したものなので説明を省略する。

車番表記を撮影する。

社紋のところも西武時代に準じて黄色塗装となっているのが特徴的である。(三岐カラーは社紋が銀色になっているのが普通である)

車体側面端部は、西武時代の車体表記や検査表記を忠実に再現している。

今では懐かしさの塊だ。

そうこうしているうちに発車時間となったので、復刻塗装編成は近鉄富田に向けて保々駅を後にした。

折り返して戻ってくるのを待つがてら、保々車両区の横から車両を眺めることにする。

まずは、去年も見た光景。

ただし、801系電車の編成が803編成であることだけが唯一の違いだ。

次に今年2月に梅戸井駅に停車中に電気系統のショートのために運転台などから発火する事故が発生した751系電車を撮影する。

昨年は元気に動いてた姿を見ていただけに、今後の去就に注目されることであろう。

しかし、三岐鉄道で一番新しい電車が火災で運用離脱して、それより古い電車が元気に走り回っている姿を見るとある意味皮肉なものといえるのかもしれない。

そして、遠目越しに保々車両区に集う車両を撮影。右側の電車は三岐鉄道851系である。

そして、踏切わきから撮影。真ん中には貨物列車をけん引する機関車がいた。

そうこうしているうちに踏切がなったので、後追いではあるが、801系801編成を撮影した。

保々駅に戻った後、駐輪場のわきから復刻塗装編成を撮影する。

復刻塗装編成撮影後、751系電車の発火事故が発生した現場である梅戸井駅まで移動。ここで西藤原から戻ってくる復刻塗装編成を待つ。

まずは101系103編成を撮影する。西武時代は増結車の役目が中心だったが、2両編成で走る姿もなかなかいいと思う。

保々車両区近くで撮影した801系801編成も梅戸井駅で撮影する。

そして、西藤原から帰ってきた復刻塗装編成を撮影して引き上げた。

その後、あーちさんの用事のため、近鉄富田駅と益生駅に立ち寄った後、湾岸長島ICから伊勢湾岸自動車道に乗り、三重に別れを告げ、新東名経由で関東へと戻っていった。

関東に戻った後は、相模原愛川ICで高速を降りて、あーちさん・マティスさんの自宅近くまで行き、それぞれ送った後、日付変わって5月4日の0:05ごろにわいも自宅に帰着した。

こうしてGW三重サミットは幕を閉じたのであった。

帰り際にあーちさんのご要望で立ち寄った駿河湾沼津SAから撮影した沼津市街の夜景の写真を添えてしめとしましょう。


ということで、三重GWサミット2018 4部作これにて完結です。

6月があまりにも忙しかったため、最後の記事がだいぶ遅延してしまいましたが、なんとか書き終えてほっとしています。

たぶん、来年も何もなきゃ普通にまたGWサミット開催予定です。来年は何が展開されることやら・・・。今から楽しみっすわ。

(おまけ)大祭3日目で出たネタ・出来事一覧

  • ZAKIさん期限切れETCを持ってくる痛恨のミス
  • ZAKIさん、大紀本線料金所一般レーンでやらかした上に、料金支払い後半ドアで発進してしまう。
  • 車内BGMが死語としすぎ問題発生(1号車。加蓮ソロ連チャンからの奈緒、凛。理由は察してどうぞw)
  • 潮岬にて優勝ポーズ芸をキメる
  • ZAKIさん、昨年と同様に本州最南端石碑前にてライブTシャツ芸をキメる
  • れなれなさん、雪歩・蘭子・ウサミン・飛鳥の曲が13連チャンして無事昇天
  • 尾鷲に入ったタイミングで国道425号線(クチスボダムまで)行くことが決まる。(わいの悪魔のささやき発動)
  • 下り時に先頭1号車(ZAKIさんの車)に変更し、途中まで水曜どうでしょうパロをやる
  • わい、国道425号線において、Crole君にクソリプを送る。
  • ZAKIさん、「赤い世界が消える頃流れたら嫌だなぁ」のフラグを回収して無事死亡

「(おまけ)後夜祭<ボーナスステージ>で出たネタ・出来事一覧」もあるけど、ここでは省略しやす。(ちょっとここでは書けないようなネタなので)


以上、三重GWサミット2018の記事をお読みいただきありがとうございました。


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