【2日間で約90エリアのアクロバティックアタック】アイモバ四国アタック&アイモバ上方地域大回りアタックの旅【1】

こんにちは。北陸の食パンです。

いよいよこの過去のアイモバ遠征エリア制覇編も中盤へと差し掛かってまいりました。とりあえず夏本番を迎える前までにエリア制覇編は書き上げるつもりで頑張っていきますよ。今回は久々の単独遠征(とはいっても遠征後半で直近の界隈と会ってはいるが)かつこれまでにない大規模な遠征ということでかなりの長編になりますが、よろしくお願いします。

それでは、今回は過去のアイモバ遠征第八弾ということで、アイモバ四国アタック&アイモバ上方地域大回りアタック編(2013年7月25日出発、2013年7月27日帰着)をお送りしますよ。

前説:前代未聞(?)のタイトなアクロバティック遠征に至るまでの経緯

規模がでかい遠征でおなじみの前説を本編の前に挟ませていただく。

おそらくアイモバを遊んでいるにあたって一番つらい壁(?)が、売れっ子プロデューサーから超売れっ子プロデューサーになる過程である。この間はエリア制覇数で換算すると100エリアほど離れており、普通にアイモバをプレイしている限りではプロデューサーランクを上げる過程で最も離れている。なお、実際のところはアイドルマスターから真・アイドルマスターになる過程のほうがつらいという人もいるだろうが、そこはもう雲の上の廃人の世界ですし、真・アイドルマスターを目指す気もなかったわいにとっては無縁の世界なので、通常のエリア遠征におけるつらい壁で先ほどの例をあげさせていただきました。

さて、今回の遠征前は売れっ子プロデューサーでエリア制覇数が300ちょいであった。売れっ子プロデューサーになったのはこの時の遠征中であり、その後エリア数が300エリア突破したのは前回遠征が終わってから2週間後のことであった。今回の遠征にあたってはこの超売れっ子プロデューサーになることひいてはその先のアイドルマスターに近づくための足掛かりとして挙行することにしたのである。

四国を一周することは2013年7月上旬時点で決めていたが、上方エリアの大規模制覇については遠征直前で急きょ決めた経緯がある。そもそも、四国一周し終わった後、大阪乗換でバスで東京に帰る(徳島発東京行のバスがとれなかったため)つもりであった。しかし、遠征計画を練っている際にただ往復して帰るだけでは非常にもったいないこと、また直帰すると上方エリア(京阪神地区ほか)に赴くのに別途時間をとらなければならないことを考えた結果、それなら四国と上方エリアの大半制覇を両方抱きかかえて遠征してしまえという結論に至り、前代未聞の「抱き合わせ遠征」を敢行するに至った。

往路の交通手段はすでに確保できていたのもあり、1日目は四国一周遠征、2日目を上方エリア大回り遠征という形にして2日目遠征終了後は自由に帰れるように新幹線で帰る形にした。

それにしても現地はレンタカーを借りて遠征するとはいえ、現地における走行距離合計が軽く1000kmを超える非常にアクロバティックな遠征計画に仕上がってしまった。今までの遠征があまりに可愛げのある計画と思わせるぐらいの壮大なレベルである。よって、あまり時間に余裕がない計画で、特に四国一周中で何かアクシデントが起きてしまった場合は後の計画にすべて影響を及ぼしてしまうような行程となっている。また、往路の徳島に向かう行程においても寝落ち禁物な行程にしており、これまでやってきたアイモバ遠征以上に神経をとがらせなければいけない遠征となった。

さて、初めての地区を違えた抱き合わせ遠征の行く末はいかに・・・。


壱:ドリーム徳島1号で安心のアイモバライフ芸(出発~徳島 徳島市エリア)

今回の旅の出発は東京駅八重洲口のバスターミナルからである。折しも、バスターミナル周辺の改良工事中により、工事の衝立ばかりが多い印象であった。なお、当時はなかなか連続して休暇をとることが難しい状況であったが、代休分を捻出してなんとか2日間の公休を得て、今回の旅は始まった。

いつものルート図。スタートは東京駅八重洲口バスターミナル。途中、新宿駅新南口バスターミナルを経由して一路徳島駅へ向けて出発するのであった。なお、往路の途中まで(上方エリア内入るまで)はエリア表記を省略しているので、エリアを知りたい方はこちらの記事(東京~御殿場間)とこちらの記事(御殿場~名古屋市内)あたりのルート図を参照されたい。

今回は東京駅八重洲口を21:10に出発し、翌朝6:40頃に徳島に到着するJRバス関東の「ドリーム徳島号」を今回使用する。ちなみに、当時は片道なんと5000円(早売14適用の4列シート席。なお、さらにネット割適用により実際に支払った額は5000円を切っている)。四国に行くにあたってこんなに破格の値段で行けるなんて信じられないぐらいである。普通だったら片道10000円以上はかかっておかしくない(大阪でバスを乗りつけば10000円以下でも行けなくはないが、少なくとも5000円で行くことはほぼ不可能)。

しかも、「ドリーム徳島号」は全席コンセントがついており、移動中も充電切れを気にせずアイモバできるという面で非常に素晴らしい移動手段であった。当時、わいが座ったのは1F席の4列シート部分で、ちょっと窮屈だったけどまあ値段のことを考えれば妥当かもなあ(というよりむしろ多少おつりがくるぐらいの感覚)というところで。2F席はプレミアムシートと3列シート席があるダブルデッカー車を使用しているのが「ドリーム徳島号」の特徴である。

足柄サービスエリアで休憩。バスは専用スペースに停車して、10分少々の休憩をとる。

足柄サービスエリアにはたくさん飲み物が売っているが、中でもご当地サイダーが各種取り揃えてあるので、寄ったときはチェックして飲み比べをするのも一興かもしれない。ちなみに、このときはわさびラムネを購入した(この画像の中段右から3~4番目の瓶)。そして、なぜかわさびラムネを徳島で飲んでいるというオチであるw

いつものルート図その2。今回はエリア表記を省略しているので、詳しいエリアを知りたい方はこちらの記事を参照されたい。

足柄サービスエリアで休憩した後は、運転停車を除いてしばらく休憩はない。この先桑名周辺エリアに入るまでは新たにエリアを制覇することもないので、少しばかり眠った。ほんの30分ぐらいだけだったがね。途中、三ケ日で運転士が交代している。三ケ日にJRバス関東の営業所があるため、東京発の長距離便はここを境に担当が変わるのだ。

ここからのルート図は真面目にいきます。桑名周辺エリアから先は、新規エリア制覇するエリアが多いので、一睡たりとも許されない状況だ。この時に寝落ちさえしていなければまだアドバンテージはあったわけだが、もう過ぎ去ったことだから仕方がない。とにかくそこから徳島につくまでに通るすべてのエリアを制覇することを目標にした。

「ドリーム徳島号」のトレースルートは豊田JCTから先は伊勢湾岸道・東名阪道・新名神を経由して、草津JCTより名神高速道路に入るルートとなっている。

鈴鹿/亀山エリア制覇で累計310エリア、千早のファン数2000万人目前まできた。

京都府から淡路島に入るまでのルート図は以上の通り。名神高速~(吹田JCT経由)~中国自動車道~(神戸JCT経由)~山陽自動車道~(三木JCT経由)~神戸鳴門自動車道というルーティングであった。

名神京都東IC~中国道宝塚ICまでの間と山陽道三木JCT~明石海峡大橋までの間はエリアが目まぐるしく変わるので、エリア制覇漏れがないよう位置を確認しながら慎重に制覇していった。特に後者の北播磨エリアおよび神戸西区エリアはタイミングを逸するとエリア制覇漏れとなってしまい、この後に控えている上方エリア制覇行の行程に大きく影響してしまうので、結構緊張した。

結果、桑名周辺エリアから明石海峡大橋をわたるまでに通るすべてのエリアを制覇することができた。まだまだ先は長いが、着実にエリア制覇数と千早のファン数は増えていった。

室津パーキングエリアのごみ箱上にバッタがいたので、たまたま撮ってみたw

淡路島自体は以前通過したことがあるものの、淡路島島内に降り立つのは今回が初めてだったので、ある種の達成感(?)を覚えた。ちなみに、降りたときにどこかわからなかったのはここだけの話(地図で調べてようやくわかった)。

そして、ここで朝食を買ってバスの車内で食べておいた。また、淡路島エリアの代行が結構溜っていて、おいしかった思い出がある。

定刻より少々早い6:30前ぐらいに徳島駅に到着。徳島駅につくまでの前哨戦は取り漏れることなく、通るエリアをすべて制覇した。さて、ここからいよいよ四国一周制覇旅が始まる。


弐:四国一周スタートと波乱の四国の旅路(徳島 徳島市エリア~高知 高知県西部エリア)

お待たせしました。ようやく今回の遠征本番前半がやってまいりました。(四国入り時点で実際は始まってたが)これから遠征本番前半ということで、四国のアイモバ全エリア制覇+αという形でエリア制覇旅に赴く。しかし、遠征本番前半といえども、この後遠征本番後半戦への移動のため、徳島駅を19:40に出るバスに乗らなければならないので、僅か13時間程度しか時間がとれないという非常にタイトな行程である。

さて、無事に計画通り四国一周エリア制覇できるのか? 期待と不安を胸に四国一周制覇旅を開始した。

ホームに入ったら徳島線の特急「剣山」がいた。充当列車は国鉄末期に製造されたキハ185である。なお、県庁所在地駅で非電化なのはここ徳島駅と中国地方の鳥取駅の2か所のみとなっている。ちなみに、鳥取県については伯備線・山陰本線の一部が電化されているため、県単位で電車が走ってないのはここ徳島県のみとなっている(沖縄県那覇市も電車が走ってませんが、モノレールは電気で動くので広義的な意味では電車になります)。

レンタカー屋があくのは8時からなので、その間にひとまず徳島県南部エリアを制覇するべく、この列車(牟岐線海部行)に乗ってエリア端点の駅である中田駅まで行くことに。寝過ごさないかひやひやといいたいところだが、夜通しほぼ起きていたにもかかわらず、目は結構覚めていたのでそんな心配は無用であった。

中田駅に到着して、海部行の列車を見送った後、徳島県南部エリアを制覇する。ローカル線の駅に降り立ったのはかなり久しぶりだった気がする。

今度は鳴門行き列車に乗車して、再び徳島へと戻る。おりしも、学生が多い時間帯のため車内は結構混雑していた記憶がある。

そして、徳島駅に戻ってとりあえず鉄道旅は終了です。この後、中盤と終盤でまた鉄道旅(?)していきます。とりあえず、久々のディーゼルカーの旅はちょこまか往復しただけとはいえいいもんでした。

徳島駅からレンタカー屋に向かう途中で線路をまたぐ歩道橋から撮影したもの。駅の西側から東側へいくには駅から離れた歩道橋を渡らなければならないのでちょっと不便だと思った。

ちなみに右側の森になってるところが徳島城跡のあるところで、徳島駅~レンタカー屋の往復で少し徳島城跡のある公園の中を通っていった。残念ながら当時は観光する余裕は全くなかったので、次回徳島にきたときは観光しに行きたいものである。

淡路島入ってから四国一周制覇旅序盤までのルート図は以上の通り。

前述の通り、徳島駅到着後牟岐線徳島県南部エリアを制覇するを制覇するために中田駅まで行ってとんぼ返り。その後、8時ぐらいからレンタカーを借りて、四国一周制覇に向かう。すでに徳島県エリアは徳島県西部エリアを除いてすべて制覇済みなので、徳島自動車道徳島ICから西へ向かって、高知県先回りという形で一周する行程だ。

前述の通り、遠征前半の持ち時間が13時間(なお、レンタカーを借りた時点ですでに12時間未満となっている)

レンタカー屋に15分前についたのだが、最初人がいなくてちょっと不安だった。結果、数分後にきて無事に借りられた。その後、徳島自動車道徳島ICに向かう途中、ETCカードを入れるために途中でいったん停車するが、その際今回の遠征で最大のピンチかつアクシデントに見舞われる。

その内容は、ついでにiPadで調べ物をしようと思ってホームボタンを押したのだが、画面がつかずうんともすんともいわない。まず、充電切れの可能性はゼロ(仮に切れててもレンタカー借りた時点で充電開始しており、問題なく再起動するはずである)なので、まさか故障したのかということが頭をよぎった。ちなみに、電源を切ってたというオチもない。

ここまできてiPad故障という憂き目にあったら今回のパーに遠征がまるごとなってしまう(それだけではすまないけど)という最悪の事態に発展してしまったわけだ。思わぬ事態にちょっと泡を食いはじめていたわけだが、立ち止まってはいられないのでとりあえず徳島ICから高速に乗ってとりあえず西へ向かうことにする。次の徳島県西部エリア内にある吉野川サービスエリアまで走ることにした。そこについてからiPadの電源がつくかどうか試して、もしダメだったらもう放棄して観光に切り替えることも頭の片隅においておきながら、先に進むことを優先した。

そして、8:30過ぎに吉野川サービスエリアに到着。すぐにiPadのホームボタンを押したが、相変わらずうんともすんともいわない。その後、いろいろと試した後、ようやくiPadが正常な状態に復帰し、徳島県西部エリアを無事制覇。とりあえずは安心したものの、どっかで本当に故障するのではないかと当時はひやひやしていたものだ。実際、これ以降はなんともなかったですけれども。

余談だが、四国へ旅行に行くとなぜか何かしらアクシデントが起きるジンクスがあり、過去二度ほど列車旅で切符を紛失してしまうトラブルが発生している。なお、両方とも後ほど発見されたので事なきを得たが。

そんなこんなで吉野川サービスエリアを9時前に出発して、次は高知県のエリア制覇に向かう。四国自体は何度かいっているが、高知県だけはしばらく足を踏み入れていないので、わくわくしながら向かっていったのである。

しかしながら、西へ進むにつれてだんだんと雲行きが怪しくなり、高知自動車道に入って少しいったあたりで、ついに降雨の憂き目にあう。しかも、土砂降りレベルであった。この先もこんな感じが続くのかと思うとちょっと鬱であった。まあ、高知自動車道の前半は山の中を縫うようにして走る区間であり、かつ天気も急変しやすいところだから覚悟ぐらいはしてたけれども。ちなみに、南国ICまではとにかくトンネルとカーブだらけである。

高知自動車道の南国ICで高速をおりて、国道32・55号を経由してアイモバにおいて過疎エリアの一つである高知県東部エリアへ向かった。

久々の高知県。かなり幼いころにいったことがあるらしいが、まったく記憶に残っておらず、今回が初めて高知県の地を踏んだという感覚しかなかった。高速を降りた時点では雲行きはそんなに変わっていないが、雨は止んでくれて大助かりだった。

10:30前ぐらいに高知県東部エリアの端点である土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線赤野駅に到着し、高知県東部エリアを代行回収して無事制覇。制覇後、折り返してまた高知県を西へ進んでいく。

はりまや橋の東側知寄町付近の風景である。国道32号線を西進して高知市街地に入ると土佐電気鉄道の線路と合流し、しばらくの間併用軌道という形で土佐電気鉄道と並行して走っていく。

信号待ちの間に土佐電気鉄道の路面電車がやってきたのでついでに撮影してみた。

11時ちょっとすぎに高知市街地の中心部(?)ともいえるはりまや橋周辺を通過している。この時点で徳島を出てから3時間、タイムリミットまであと8時間ちょっと(実際のところは8時間程度)である。果たして間に合うのだろうか?

はりまや橋の西側旭町付近の風景である。先ほどの知寄町付近と違い、住宅が多いイメージだ。なお、高知県庁前交差点を境に国道32号と33号と分かれており、こちらは国道33号線となっている。

高知県に入ってからのルート図は以上の通り。前述の通り、高知自動車道南国ICで降りてから、国道32・55号をトレースして高知県東部エリアの端点赤野駅でエリア制覇後折り返して、高知市街地を抜けて、高知自動車道伊野ICから再び高速に乗り、アイモバの過疎エリアの一つである高知県西部エリアへと向かった。

ルート図の都合上、次の記事分もネタバレしてしまっているが、高知自動車道四万十町東ICで高速を降りて、四万十川上流沿いを北上してその後国道197号に入ってから愛媛県方面に抜けていった。

というわけで今回はここまで。ここまで、徳島県と高知県のすべてのエリアを制覇しました。思わぬアクシデントはありましたが、ここまでは予想してたよりも順調に進んでおります。

次の記事は、アイモバ四国アタック編の後編ということで、愛媛県・香川県の全エリア制覇に向かいます。また、道中西エリアにおける難所エリアである某エリアもついでに制覇しに行きます。こんなに欲張ってて徳島発大阪行のバスに乗り遅れるなんてことはないのだろうか? その結果は、今後の記事で明らかになります。

まあ、過度な期待せずに続きをお待ちくださいねw

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