こんにちは。北陸の食パンです。
今回はわいの過去のアイモバ遠征シリーズ第壱拾壱弾ということで、アイモバ北海道アタックの旅(2013年10月21日発、10月23日帰着)をしてエリア制覇した記録の続きを書こうと思います。前回記事見てない方はこちらとこちらをみてからこの記事を読みましょうw
ではでは、本編いきますよ。
目次
六:北海道アタックの唯一の楽しみ(?)ダートコースアタック(北海道 稚内エリア~北海道 旭川エリア)
稚内エリア制覇後、音標付近で国道238号から北海道道880号へと進路を変える。サロマ湖をすぎてからほぼずっと目にしてきたオホーツク海もここでお別れだ。
名残惜しいが、先に進むためにここは離れよう。そして、また来るぞ!
で、夕暮れのオホーツク海を撮る為(前回記事の最後の写真)に車を傍に止めたところ、たまたまきた対向車からパッシングを受けた。これはおそらくこの先道が狭いから云々というためのパッシングだろうが、特に気にしない。なぜなら・・・
「ダート道走るためにわざわざこの道を選んだから」
に他ならない。しかも1車線幅という楽しい仕様だから尚更楽しみであった。
はいはい確信犯、確信犯w
きちんと下調べしているわいをなめてはいけない(ぉ
北海道道880号は、さっき、ダート道とお伝えしたものの、はじめのうちは原野を貫く2車線快走路となっている。
もう、暗闇の中でかつ対向車もいないため、ひたすら闇の中を進むのである。沿道には民家もろくにないため街路灯なんてあるわけがない。だから気にせずハイビームにして走る(てか、JAF曰く夜間は対向車接近時等を除いて夜間はハイビームが基本らしい)。
しかし、これから暗闇の中、ダート道道を走る行動自体、若干狂気じみてるとしか思えないがw(自分で言うな)
国道238号から7km余り走ったところで、ついに見えた。暗いから、ハイビーム越しだけど見えた!
ついにきました。上音標にある北海道道880号のゲート。
もうここについたころにはもう真っ暗。スリルを味わうには(?)もってこいの環境となりましたとさw
国道238号からここまでは2車線幅の快走路であったが、ここから先、北海道道120号までに至る約8km区間が、1車線幅かつダート区間となっている。まさに北海道道880号のハイライト区間といえるのだ。
そのため、大雨が降ったりしたら有無も言わず通行止になるのだ。もちろん冬季は当たり前のように通行止となる。
実は、1週間前は降雪で通行止になってたので、戦々恐々としてたわけだが、それも杞憂に終わった。
おそらく、運転になれていない方はこの光景を見てびっくりして引き返すか、恐る恐る入っていくかのどちらかであろう。
わいはというと・・・
これからゲートの中に入りますよ。もちろん。
ゲートを過ぎれば、1車線幅! ダート!
出、出~、北海道道880号の真骨頂奴~
\( ’ω’)/ウオオオオオオアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーッ!!!!
ついに出ましたよ。お楽しみダートコース。
そうそう、北海道道880号のダート区間は交通規制区間であるため、大雨が降った場合は通れないのはもちろん、厳冬期は全線に渡って通行止になる。だから実質通れるのは6月~10月(いっても11月上旬ぐらい)だが、道が道の状況だけに通れるのは100日あるかないかぐらいのレベルである。
真っ暗の中、こんな道路を走るって最高かよw(頭のねじが飛んだ音)
周りに見えるのは樹海だけ。ただ、樹海の中を1車線幅(一部1.5車線幅)の道路が通るという状況。ちなみに約300~500mおきぐらいに待避所が設けられているので、仮に鉢合わせになったとしてもバックしてかわす事が可能である。
北海道道880号(の北海道道120号線側)はこんな調子の道路であるため、運転初心者・ペーパードライバー・狭路が苦手な方には全くおすすめできない。素直に他の道路へ迂回しよう。
逆にダート大好き・狭路大好き・鬱蒼としたところ大好きな方ならぜひ一度通ってもらいたい道路である。だから、いわゆるダート区間は距離的には長くないが、周りの景色が鬱蒼としていることからきっと実際の距離よりも長く感じる事だろう。
とはいえ、鬱蒼とは書いたものの、晴れた日は森林浴が満喫できるし、交通量がすごく多い訳でもないので、狭路の練習をするには実はもってこいの道路なのかもしれないがw
で、北海道道880号のダートコースを走った感想は、あまりダートっぽくなかった印象であった。まあ、ダートでも路面がしまっていれば走りやすいからそれがあるかもしれないし、またもう日が暮れてしまいただ闇の中をひた走っただけなので、ダートコースを走ったという実感が湧かなかっただけかもしれない。
拾いものではあるが、日中の北海道道880号を走っている前面展望動画をはっておくので、お時間があったらご覧頂ければと思う。
なお、ダート区間を含む1車線道路区間を見たい場合は、11分過ぎたあたりからご覧頂くとよい。
余談だが、阿寒湖を出てすぐぐらいのところの国道241号を走行中、北海道道1093号のダートコースが見えた(なお、遠征当時は通行止で入れず)。ぶっちゃけ、そちらの方が楽しそうな雰囲気だ(もっともこの北海道道880号のダートコースも特徴的で楽しいのだが)。機会があれば北海道道1093号を通ってみたいものである。
北海道道880号を抜けた後は、北海道道120号を美深方面に向けて走る。先の北海道道880号ダート区間とは異なって快適な道である(もっとも北海道道880号のR238号側は十分快適な道路だ)。周りに集落があるわけでもないので、暗闇の中ハイビームの状態にしてひたすら前に進む。
実際走ってみるとわかるが、本当に真っ暗である。音楽とかラジオとか聞いてないと気が滅入るぐらいに・・・。
ぶっちゃけ、北海道道120号走行中が一番眠くてまいってた。
国道238号から北海道道880・120・49号を経由して名寄美深道路美深ICまでのルート図は以上の通り。
今までオホーツク海沿いを北上してきたが、今度は西進かつ南下に変わる。
道東自動車道足寄ICからずっと下道を通ってきたというのもあり、北海道道880号を抜けて北海道道120号を走り始めてから10分間が一番眠くてつらかったわけだが、あともう少しで(自動車専用道路だけど)下道地獄から抜け出せるので、とりあえずがんばった。
余談ではあるが、このルート図の道中にある北海道道120・49号の交差点あたりに、「トロッコ王国美深」というところがある。
ここは、かつて日本一の赤字路線として有名であった国鉄美幸線の廃線跡を活用し、観光の活性化を目的としてエンジン付きトロッコを運行している。
ちなみに、トロッコを運転することもできるが、運転できるのは自動車運転免許証所持者のみ(持ってなくてもスタッフの添乗で乗車可能)なので、運転したければ自動車運転免許証をとっておきましょうね。
今回は惜しくもシーズンが終わってしまったのと、日没後に通り過ぎたため、寄れなかったが、気になるところではあるので、一度訪れてみたい次第である。
名寄美深道路美深IC~士別市に入る直前までのルート図はこちら。
ここからしばらくは、札幌方面に向かって南下する針路をとる。
アイモバ的にはエリアが変わるわけでもないので面白くはないのだが、ここで久々の自動車専用道路を走ることができたので、少し生き返った気分になった。
延々と下道を8時間ぐらい走ったことなんて一度もなかったから、実につらかったぞ。
名寄美深道路の名寄ICを降りた後は、国道40号線をトレースする。
国道40号線沿いで、今後に備えるために、ガソリンスタンドによる。
何しろこれから先でガソリンが切れたなんてことがあったら、もうやばいのでw(札幌市内に入るまでは計画的に給油する方針)
名寄美深道路の名寄ICから国道40号線をトレースした後は、約9時間ぶりに道央自動車道士別剣淵ICから高速道路に乗る。
遠征当時も、この記事を書いた現在も、日本最北の料金所は士別剣淵本線料金所となっている。士別剣淵IC以北も高速道路を敷設中であるが、新直轄方式での敷設を予定しているため、おそらく当面は「日本最北の料金所=士別剣淵本線料金所」の地位が確立されていることだろう。
その後、道央自動車道をひたすらトレースしていき、旭川の少し手前である比布大雪PAで小休憩のために停車した。
何しろワンマン遠征の道中は、ほとんどといっていいほど余裕がないので、写真があまりなくて申し訳ないっす。
七:夜のHOKKAIDO EXPWY前編<留萌エリアを赤塗りせよ>(北海道 旭川エリア~北海道 岩見沢エリア)
比布大雪PAで一休みした後、出発するのだが・・・。先行の車が加速車線に入る前に急に止まって、しかも運転席から人が降りてきてこちらに何か言っているようだ。何やねんと思ったが、どうやらこちらの車の前照灯をつけ忘れているのをいいたいがためにわざわざ車を止めたようである。
まあ、ありがたくは思ってますが、頼むから高速道路上での不要な停車はやめてもらいたいとも思った訳で。仮につけ忘れても異変を感じて5分以内には気づきますからw 自家用車は周りが暗くなると自動で前照灯がつくタイプだから、旧来の車に乗ってるとたまに切り替え忘れるんだよなー(ぉ
旭川鷹栖ICからは対面通行もなくなり、常時走行車線と追越車線がある状況となる。私の勝手なイメージで道央自動車道ってあまりアップダウンしているイメージがなかったが、旭川周辺については少し山越えをする線形をとっているようだ。
札幌方面へは急な下り坂、士別剣淵方面へは急な(?)上り坂となっている。前者についてはスピードの出し過ぎに注意が必要だし、後者についてはボケっとしてると一気にスピードが落ちるので、旭川周辺を走る時は注意した方がよかろう。
深川JCTから深川留萌自動車道に入る。寄り道にはなってしまうが、第四の難所である留萌エリアは代行での100%、つまり黄色100%なので、赤塗りして足跡を残さねばならない。
しかし、留萌エリアに行くにあたって、時間制限があった。
なぜなら、深川留萌自動車道が工事のため20:00で全線通行止になるからである。
それゆえ、深川JCT~留萌幌糠IC間を20:00までに往復したかったという事情があるのだ。
ところが、深川JCTを過ぎたのは19:30前のことであった。このままではどうあがいても、通行止開始までに深川JCT~留萌幌糠IC間を往復するのは不可能である。
まずは、留萌幌糠ICに20時までに着けるように急いだ。幸い車の数は少なかったので、スムーズに行くことができた。
次に、留萌エリアを赤塗りしたのが19:45過ぎ。もう通行止開始までに深川JCTに戻れないことが確定した。
それでも、深川JCTにできるだけ近いICまで行けるよう、必死こいて走ったのである。
そして、秩父別ICで20:00を回ったためタイムアウト。ここで強制的におろされた。私の運転で自動車専用道路から下道に強制的におろされるのはこれが初めてか。
秩父別ICで降ろされたあとは、国道233号を忠実にトレースして、滝川市街を抜けつつ、再び道央自動車道に乗るために深川ICへと向かう。
深川ICから札幌方面に向かってまた走る。
深川ICから先札幌JCT経由苫小牧方面へのルート図は以上の通り。
この後は、いったん札幌市内をパスして、第五の難所江差/桧山エリアへと向かう。
美深から南下し始めた後は、眠気も吹き飛び、再び覚醒モードで走り続ける。
それでも、実際は疲れてはいるが、運転が辛いほどの疲れを感じていなかったため、先へ進んでもよかったのだけれども、時間的にハイペースで進んでいるのと夕食をとっていないので、岩見沢SAで休憩をとることとした。
岩見沢SAについたはいいが、20:00をすでにすぎているため軽食コーナーは閉まっていた。仕方が無いので、塩沢石打SAとか西武秩父駅の特急改札前等にあるおなじみの自動販売機(ニチレイのアレ)で軽食をすますこととした。この岩見沢SAで約30分弱の休憩をした。出る前までは私以外人影すらなかったけどねw
で、よくよく周りを見るとこの岩見沢SAにもかつてはガソリンスタンドがあったが、後に閉鎖されて跡地はただのだだっ広いスペースと化していた。
北海道でコーヒーを飲むならこれ。
甘くておいしいこのコーヒーはわいの好物でもある。
関東だと千葉・茨城育ちの「MAXコーヒー」が有名であるが、このジョージアの「北海道コーヒー」は、それと同じようなもんとかそうでないとか。
今度、「北海道ミルクコーヒー」と「MAXコーヒー」を飲み比べして検証したいところだ。さすがにブログのネタにする予定はないがw
岩見沢SAの駐車場。だだっ広い駐車場だが、とまっているのはわずか数台。休憩中は人影が見えなかったが、車の中で寝ていたのだろうか?
ここまでの距離897km。千歳を出てからちょうど12時間である。
わいの家から福岡の親戚の家にいくまでと同じペースかそれよりちょっと遅いペースかなあというところだ。
そもそも、条件が違いすぎるけどねw
さて、今回はここまで。
夜になっても、アイモバ遠征はまだまだ終わらない。
次の目的地は江差/桧山エリアだから、果てしなく遠いぞい。
次の記事は、アイモバ北海道編第四弾ということで、江差/桧山エリアに向かっていく様をお伝えしていきましょう。
最初は、江差/桧山エリアに入る前に仮眠する予定が、あまりに順調すぎてしまったのか、それともわいの逝っとけテンションが発動したのか、思わぬところまで進んでしまったらしい。
さて、どこで仮眠したのだろうか? 江差/桧山エリアに入ることはできたのだろうか?
まあ、過度な期待せずに続きをお待ちくださいねw