こんにちは。北陸の食パンです。
今回は過去のアイモバ遠征第拾弐弾ということで、アイモバ伊豆アタック編(2013年11月4日出発、2013年11月5日帰着)をお送りしますよ。
この遠征で500エリアの大台を越えて、この遠征の次の遠征でエリア制覇編は終わりますが、備忘録ということで、過去の記録をここに残していきたいと思います。はい。
目次
前説:構想半年以上の伊豆アタック計画、今実現する!
アイモバを始めて以来、ずっと構想していた伊豆アタック・・・。しかし、東京方面から距離も近い事もあってか、遠場の遠征を優先し、伊豆アタックは置き去りにされていた。
最初の構想段階は伊豆半島だけの予定だったが、調べて行くうちにあるところへも行けるのではないかと悟った。
それは「伊豆諸島」。下田港から伊豆諸島(利島・新島・式根島・神津島)へ行く船(神新汽船)が出てる事を知るや否や、「大島/新島エリアもついでにアタックしたるでぇ」という情がわき上がってきた。私は当時まだ伊豆諸島にすら行った事がなく、この機会を逃したくなかったというのが本音である。
で、さらに調べると「ワンデークルージング」なるものを発見。島へ降りる事はできないが、下田~伊豆諸島(利島・新島・式根島・神津島)経由~下田という1周できるプランらしい。このワンデークルージングを利用すれば、下田を9:20に出た、7時間ほどで再び下田港に戻ることが可能である。
当初は、本土~島嶼部往復で10000円前後は覚悟していたが、この「ワンデークルージング」を使えば6000円弱(遠征当時)ですむ(もちろん下田までの交通費は別だが)。これは大きいということで、東京~下田間は車で、下田~伊豆諸島周遊は船でエリア制覇することとした。
伊豆半島は静岡県、伊豆諸島は東京都である。同じ伊豆でも2都県にわかれているのだ。私の知っている東京は大都会東京と東京都下(多摩地区)、そして東京の山奥奥多摩エリアである。伊豆諸島に至っては地理で勉強はしているが、訪れたことは一度も無い。
わいの脳内にあった離島という精神的隔絶空間は10月の佐渡アタックで、隔絶空間の壁が取っ払われた。
そして、前回の北海道遠征からわずか2週間後での決行となったが、505エリア制覇目前まできたのなら、やるしかない!
それ一択しかなかったのだ。
今回の遠征は、同じく以前から伊豆アタックを画策していた、直近の界隈メンバーの一人であるNisPとともに出かけることとなった。
壱:東京から伊豆へのアクセスは便利でリーズナブルな3有料道路で(出発~神奈川 小田原エリア)
臨時出勤の仕事が終わった2013年11月4日夜、当時の職場からほど近い新木場駅にて、NisPと落ち合う。
今回の旅の始まりは新木場からおなじみの「ingNisTAXI」を利用する。
夜通しで、現地まで行き、現地で仮眠して、アイモバ伊豆エリアの代行案件を荒らしつつ、翌朝の船で伊豆諸島周遊するというプランである。
まずは、スタート地点の新木場駅から横浜新道戸塚IC付近までのルート図を掲載する。
なお、ここで断っておくが、今回はほぼ同じ区間を往復するパターンのため、ルート図を使いまわすパターンになってしまうことをご容赦頂きたい。
新木場駅を出発した後、首都高速湾岸線に乗り、本牧JCT・狩場JCT・新保土ヶ谷ICを経由して、横浜新道を通り、戸塚ICへと至った。
夜の首都高速湾岸線を「ingNisTAXI」で駆け抜ける。
奥に見える橋が、横浜ベイブリッジである。
ベイブリッジを渡っているところで千早を撮影する。
まあ、NisTAXIはMT車だから、わい運転できないし、その分好き放題できるといってもよかろう(ぉ
横浜新道戸塚ICから箱根峠までのルート図は以上の通り。
NisTAXIのヌシであるNisPは、神奈川県内の道路に関してあまり詳しくないため、神奈川県内に親戚が住んでおり、かつ主要道路をそれなりに把握しているわいがNisPに対してナビをしながら、伊豆方面へと向かっていく。
横浜新道戸塚ICから先は、国道1号線をトレースし、藤沢IC~茅ケ崎海岸IC間は新湘南バイパスを利用。それから、国道134号と1号(バイパス)を通り、そのまま西湘バイパスに入り、途中の西湘PAで一服する。
弐:宵闇の箱根と天城を越えて(神奈川 小田原エリア~静岡 下田エリア)
西湘PAで一休みした後、箱根方面に向けて再び走り出す。
西湘バイパスの終点である箱根口ICを通過した後は、箱根新道へそのまま入る。
箱根新道は、かつてNEXCO中日本(さらにさかのぼると日本道路公団)が管轄する有料道路であったが、2011年7月26日から無料開放された。
国道1号のバイパス的位置づけである箱根新道は、芦ノ湖および箱根峠から先へ行く場合は、現道よりも大幅にショートカット出来るため、わいが箱根やその先に行く際は良く使っている道路である。
箱根新道を通った後、すぐに箱根峠を越えて静岡県入りした。
箱根峠を越えた後、国道414号に入るまでのルート図は以上の通り。
国道1号の静岡県側は三島市街に入るまで、何度もカーブを描きながら下っていく。
夜晴れた日の夜景はなかなか格別(豊橋に行った際に立ち寄った国道138号もなかなかだった)である。
三島の市街地に入った後、国道136号に入り、途中修善寺を経由して下田に向かって南下するルートをとった。
さきほど、国道414号に入るまでとはいったものの、これはあくまで単独区間を示しており、実際には、国道1号から国道136号に入った時点で、すでに国道414号に入っていたりするw
深夜のノリで国道414号旧道(天城越え)に挑む。
わいが、NisPに提案したところ、彼ものってくれたので、実現した次第である。
国道414号旧道(日本の道100選にも指定されている)は、ほぼ全線にわたって1~1.5車線幅なので、走行の際は注意されたい。おまけに、ほぼダート道なので、ダート好きの方は是非とも走っていただきたい道である。
暗すぎて、写真が撮れなかったこともあるが、この旧道を登っていくと、天城越えのシンボルともいえる、「天城山隧道」にたどり着く。
この「天城山隧道」は、重要文化財に指定されている。開通したのが1905年ということで、100年以上の歴史を持つ貴重なトンネルだ。
だいたい、バイパスが開通すると、旧道は廃れる(もしくは廃道になる)のが一般的であるが、この国道414号旧道に関していえば、「天城山隧道」が重要文化財に指定されていることもあってか、定期的に手入れされている印象を受ける。
旧道走行中に飛び出す鹿(もしくはカモシカかもしれない)。
国道414号以南のルート図は以上の通り。
三島方面から、国道136・414号をトレースしていったが、途中でそれて、河津方面に出た後、尾ヶ崎ウィングという展望スペースで少しの間仮眠することにした。
参:中央エリア完全制覇に向けて(静岡 下田エリア~静岡 西伊豆エリア【往復】)
尾ヶ崎ウィングで仮眠をとった後は、再び国道414号へと戻り、国道414号をトレースしながら、途中、静岡県道15号線を通り、西伊豆エリアに入ることとした。
西伊豆エリア制覇後は、再び国道414号に戻って、いよいよこの遠征の本番ともいえる伊豆諸島周遊の出発地下田港へと向かうことになる。
尾ヶ崎ウィングで日の出の刻を迎える。
尾ヶ崎ウィングでは、伊豆大島、利島、新島、三宅島、式根島、神津島などが一望できるため、伊豆半島の隠れた名所ならびに車中泊名所としてたびたびメディアに取り上げられる。
この写真においても、島影が見えるのがおわかりいただけるだろうか?(iPadで撮ったので、よく見ないとわからないかもしれない)
伊豆半島東部に置ける展望スポットとして、ほかに城ケ崎や堂ヶ島があげられるが、ストレートに海原を見渡せるのは、この尾ヶ崎ウィングにしかない魅力である。
ちなみに、尾ヶ崎ウィングは、駐車スペースが10台しかなく、遠征当日は、難なく車を停められたものの、初日の出などのときは相当な混雑になるそうで、日の出を拝むにしても時期を選んだほうがよさそうである。
尾ヶ崎ウィングでちはみき撮り。
美希「ハニー。今日も営業頑張ろうねっ!」
千早「これから向こうに見える伊豆諸島に行くのですね。行きましょう。プロデューサー。」
うん、どちらもいいぞぉ~
尾ヶ崎ウィングをあとにし、西伊豆エリア経由で下田港へと向かう。
一見、快走路だと思われがちな国道414号であるが、静岡県道14号線分岐~静岡県道15号線分岐の間は、写真にあるように1.5車線級の道路が中心となる狭路区間が存在する。
なお、狭路区間のわりに、車の通行量が多いので、走行する際は注意されたい。
7時前に西伊豆エリアの端点ともいえる「道の駅花の三聖苑伊豆松崎」に到着し、無事にエリア制覇。
これで、中央の夢を獲得し、アイモバ中央エリア全エリアの赤塗り制覇を実現した。
「道の駅花の三聖苑伊豆松崎」では、郷土の三聖人の業績を中心に、松崎の歴史、文化を紹介する複合施設が建っている。
郷土の三聖人とは、幕末の漢学者である土屋三余、明治期の実業家として名を馳せた依田佐二平、その弟で北海道 十勝平野の開拓者である依田勉三という、幕末から明治期にかけて活躍した松崎出身の3人の偉人たちである。
ちなみに、写真に写っている建物は「天城山房」といわれる建物であり、土産物が売ってたり、食事処がある施設である。
また、この道の駅には温泉も併設されている(わかりにくいかもしれないが、写真に写っている奥の建物がそれだ)。なお、この遠征の後、2014年3月に伊豆の地にてNisTAXIを迎え撃つときに利用させていただいた。
これは、明治6年に三聖人の1人である依田佐二平が私財を投じて開校した公立小学校の「大沢学舎」である。
1993年に開校当初の姿に復元され、この地へと移された。
松崎の歴史を語る建物をバックに千早を撮る。
ということで、西伊豆エリア制覇して今回は終わりです。
さて、次回記事ですが、いよいよワンデークルージングで未知なる伊豆諸島へと繰り出します。そこにはいったいどういう景色が広がっているのでしょうか?
そして、無事にワンデークルージングを終えて、大島/新島エリアの制覇はできるのか?
過度な期待はせずにお待ちあれ!
ちなみに、この遠征の備忘録は次回が後編です。よって、次回が強制的に最終回となります。はい。