こんにちは。北陸の食パンです。
新型コロナウイルスの影響は相変わらず続いておりますが、わいの場合は別にたやすく外出できないこと以外は全く変わりありませんw
今は全国規模で緊急事態宣言も発令されており、いろいろな面で支障が出ている方もいらっしゃると思いますが、事態収束まで各自でできることをしていきたいものです。
わいもできる限り屋内に引きこもります。はい。
さて、今回は個人的にはそこそこ重要であるこのブログを展開しているレンタルサーバーを変更したお話について書いていきたいと思います。
目次
前説:サーバーを乗り換えた理由
このブログを開設したのは、2015年6月のことです。もうすぐ5年経つわけですね。その割にはブログ更新に割く時間がなかなか取れないという罠がありますが・・・。
これまで、このブログを展開するにあたり、ブログを運営するレンタルサーバーとしてエックスサーバーのサーバーを借りていましたが、わいの宗教上の理由(?)+契約更新(4月末で契約が切れる)を機に、エックスサーバーからConoHa WINGに乗り換えることにしました。
エックスサーバーといえば、ワードプレスやアフィリエイト・ネットビジネスなどを展開していくにあたり、鉄板のサーバーです。故に、今でもエックスサーバーを使うユーザーが多いです。
そのため、長らくの間、レンタルサーバーといえばエックスサーバーというように、エックスサーバー一強時代が続いていました。
ところが、2018年9月に国内最速の処理速度を持つサーバーを有するConoHa WING(コノハウイング)が、彗星の如く登場しました。
ConoHa WING(コノハウイング)は、エックスサーバーのサイト表示速度よりも早い速度で表示されるのが魅力となっており、最近ではエックスサーバーからの乗り換え組も含めて、ConoHa WING(コノハウイング)のユーザーが続々と増えているのだそうです。
最近、エックスサーバーに対して個人的に不満(機能面ではなくその他の面などで)を抱いていたわいは、エックスサーバーに代わるいいサーバーはないかと探していたところ、ConoHa WING(コノハウイング)を見つけました。
前回のエックスサーバーの更新は2018年4月だったので、ConoHa WING(コノハウイング)の存在はまだなかったのです。しかし、今月末でサーバーの契約満了を迎えるにあたり、改めてレンタルサーバーの調査をしたところ、ConoHa WING(コノハウイング)の存在を発見しまして色々と調べたところ、もう乗り換えるしかないと思い、乗り換えを決断しました。
壱:エックスサーバーのメリット・デメリット
前述の通り、本ブログはエックスサーバーからConoHa WING(コノハウイング)に乗り換えはしましたが、5年弱使ってきましたので、今でもそれなりに信頼のおけるサーバーであることには変わりありません。
一応、エックスサーバーのメリットとデメリットを簡単にあげてみたいと思います。
エックスサーバーのメリット
- 利用ユーザーが圧倒的に多い(業界No.1)
- 有名な人も多く使っている
- レンタルサーバーの中でも15年以上の歴史がある(2003年7月からサービス開始)
- サーバーの安定性に定評があり、障害が少ない
- 大量アクセスに強い安心感が大きい
- 電話などサポートが手厚い
- 簡単引っ越し機能がある
- データーベースは復元が無料
- エックスサーバー上でドメインが取得可能(このブログでは、別のドメイン会社からドメインを取得しています。時折無料でドメインを取得することができます)
- メールマガジンが発行できる
- 10日間のお試し期間がある
- サーバー利用料金支払い方法が豊富(クレジットカード・銀行振込・コンビニ決済・Pay-easy)
- 多くのCMSが利用可能
- サーバーを長期契約するほど、ConoHa WINGより若干割引がある
特に15年以上大きなサーバートラブルなく安定運営し続けてきた実績は新参のConoHa WINGでは当分手に入れることはできません。安定運営が長いほど、信頼というものが大きくなりますからね。
サーバー起因で更新不能や閲覧不能に陥ったことはなかったと記憶しています。(時折あるメンテナンスの時は別でしょうが・・・)
エックスサーバーのサーバーは、ConoHa WINGよりはサーバー性能面では劣るものの、それ以外のレンタルサーバーよりは明らかに高性能なサーバーを用いています。
日々安定したブログ・サイト運営をするのを重視するならエックスサーバーは今でも普通に使えるレンタルサーバーといっても過言ではありません。
エックスサーバーのデメリット
- サーバー設定の初期費用がかかる。
- プラン変更する際の柔軟性に欠ける
- バックアップ&復元機能の使いづらさ
- アダルトサイトの運営はできない
- webファイルの復元機能がない
- 転送量制限がConoHa WINGに比べてきつい
- 管理画面が少々煩雑である
- WordPressの移行代行サービスが高い(3万円くらい)
といった感じですかね。特に料金プランに関しては、柔軟な変更がきかないのが痛手ともいえます。
管理画面も少々煩雑ではありますけれども、そこは調べれば色々とサイトがひっかかりますし、あとはサポートに問い合わせればいいので、一応どうにかはなります。
エックスサーバーは利用者が多いレンタルサーバーで、速さ・性能・機能・サポートが優れていて、なおかつ安定しているメリットがあります。15年以上大きなサーバートラブルなく安定運営し続けてきた実績は大きいですし、何かわからないことやトラブルがあっても解決方法が見つかりやすいのは、ユーザー側から見ても強みと言えます。
弐:ConoHa Wingのメリット・デメリット
2018年9月に彗星の如く登場した国内最速の処理速度を持つサーバーを有するConoHa WING(コノハウイング)。
わいとしては、まだまだこれからに期待したいレンタルサーバーです。2年契約しちゃいましたから、大きな事故がないことを祈るしかありません。
一応、ConoHa WINGのメリットとデメリットを簡単にあげてみたいと思います。
ConoHa WINGのメリット
- 初期費用がタダ
- ブログ・サイトの表示速度がエックスサーバーより速い
- 表示速度が速いだけではなく、サーバーも比較的安定性がある
- 管理画面の操作が簡単
- 他のレンタルサーバーで運営しているWordpressを引越しさせる機能があり、かつ無料で使える
- WordPress移行代行サービスがエックスサーバーに比べて格安(6,980円)
- お試し期間はないが、最低1時間単位で利用することが可能
- 転送量制限がエックスサーバーよりもゆるい
- MySQLデータベースを多く作れる
- プラン変更が即座に変更できる
- 利用しているサーバーの収容人数が多くなった時に、同プランの他サーバーへ無料移動が可能
- 事前に設定しておいたディスク容量の使用率・転送量制限などを超えた時に自動プランアップによる対応が可能
- ConoHa WINGのWordPress簡単インストール機能があり、どのレンタルサーバーよりも簡単にインストールできる
- 今時のサイト・ブログ運営に必須である無料SSL付き(https)独自ドメインのブログ・サイトを簡単につくれる
- 「WINGパック」を利用すれば独自ドメイン代が永久無料で使える
サーバー性能面はエックスサーバーより格上であり、初期設定の費用がかからないことや料金プラン変更の柔軟性に関しても、エックスサーバーよりも強いと言えます。
ConoHa WINGは、エックスサーバーと違ってお試し機能こそないものの「1時間単位の課金制 」を採用しており、かつ最低利用期間がないため、文字どおり退会した時点までの利用料金しか払う必要がありません。それゆえ、もしConoHa WINGに満足せず、数時間で解約するとなった場合、他レンタルサーバーよりも格段に安い料金でサーバーを利用できるというわけです。(他のレンタルサーバーでは、たとえ数時間の利用であってもその月の月額費用は全て払わなければならない)
他のレンタルサーバーで運営しているWordPressを引越しさせる機能は、ConoHa WING以外のレンタルサーバーにもありますが、大概有料であることが多いです。ところが、ConoHa WINGではそれが無料かつ簡単にできるというのが魅力でした。
そのおかげで、エックスサーバーからConoHa WINGに乗り換える心理的障壁がなくなったといっても過言ではないでしょう。
ConoHa WINGのデメリット
- バックアップファイルを使った復元(リストア)をする度に5000円かかる
- アダルトサイトの運営ができない
- メールマガジン発行機能がない
- 1ヶ月単位の月額費用がエックスサーバーより高い(ただし、「WINGパック」を利用すればそれなりに割引はきく)
- 支払い方法の選択肢がエックスサーバーに比べて少ない(クレジットカード・ConoHaチャージ・ConoHaカード)
といった感じですかね。
支払い方法でクレジットカードが使えない方はちょっと痛手かもしれません。ちなみに、どうしても銀行振込やコンビニ払いでやりたい場合は、「ConoHaチャージ」に登録して事前入金する必要があります。エックスサーバーが直接銀行振込やコンビニ払いできるのに対し、ConoHa WINGは余計に一段階踏まなければならない点は面倒かもしれません。
あともう一つの方法として、「ConoHaカード」(ConoHaショップ・Amazon.co.jpで購入可能)というものがあり、こちらはプリペイドカードになっています。こちらにしてもプリペイドカードを買わないと料金の支払いができないので、やはり余計に一段階踏まなければならない点で面倒とも言えます。
参:エックスサーバーとConoHa WINGだったら結局どっちがいいの?
さて、エックスサーバーとConoHa WINGのメリットとデメリットをあげましたが、結局どっちがいいの?って話になりますね。
結局のところはお好きな方を選んでいただくのが一番だと思います。けれども、今からブログ・サイト運営を一から始めたいというのであれば、わい個人としての見解は「ConoHa WING」を推したいと思います。
表示速度の速さは、エックスサーバーよりConoHa WINGが抜きん出てますからね。
でも、念のためにどちらのサーバーを選んだほうがいいかの指標だけは示しておきます。
エックスサーバーを選んだほうがいい方
- サーバーや運営会社の信頼性を重視する人
- サイトやブログでトラブルがあった時、ブロガー仲間や個人サイトのノウハウに頼りたい人
- 短期間(10日間)であっても、1円も使うことなくレンタルサーバーを使ってみたい人
トラブルに困ることなくブログ・サイトを運営するなら絶対にエックスサーバーを選ぶべきでしょう。また、メールマガジンを発行したい人もエックスサーバーを選ぶべきです。
エックスサーバー自体のサポートも手厚いですし、エックスサーバーを用いたブログ・サイト運営のノウハウを扱ったサイトは数多く存在します。
安心感と圧倒的な信頼を取るならエックスサーバーがオススメです。
ConoHa WINGを選んだほうがいい方
- エックスサーバーより高性能なサーバーを使って、サクサク表示されるサイトやブログを作りたい人
- 今までレンタルサーバーを借りて、ブログ・サイトを1度も作ったことがない人
- 他レンタルサーバーで運営しているブログ・サイトをとにかく簡単に無料で引越して、高性能なサーバーでブログ・サイトを運営したい人
とにかく速さを重視するのであれば、エックスサーバーよりもConoHa WINGを選ぶべきです。WordPress未経験者でもとにかく簡単に作りたいという方も最初からConoHa WINGを選ぶのがいいと思います。
最近、ユーザー数が伸びているとは言え、まだまだエックスサーバーに比べるとシェアは低めです。もう少ししたら、ConoHa WINGを用いたブログ・サイト運営のノウハウを扱ったサイトが増えていくものと推測されます。
他レンタルサーバーで運営しているブログ・サイトを簡単かつ無料で引っ越してConoHa WINGに乗り換えたいという方はぜひ数時間〜数日間利用してみて、よかったら完全に乗り換えてしまいましょう。
というわけで、今回は本ブログのレンタルサーバーの変更の報告のついでに、前のレンタルサーバーであるエックスサーバーと現在のレンタルサーバーであるConoHa WINGについて軽く比較した記事をお送りしました。
この2つのレンタルサーバーであれば、(サーバー的に)強いサイトが作れますので、これからサイトやwordpressブログを構築しようという方や、他サーバーからエックスサーバー・ConoHa WINGに乗り換えようという方がいらっしゃれば、少しでも参考になれば幸いです。
とりあえず、新型コロナウイルスが収束するまでは、少しでも多くブログ執筆時間に割ければいいなと思っております。忙しいとどうしても放置してしまって、色々機を逸している感がありますので・・・。