こんにちは。北陸の食パンです。
ここ最近は酷暑で気温35度以上の日々が多いですね。ここ近年熱中症による死者が出ている状況ですが、今年はコロナ禍による屋外でのマスク着用による熱中症も出ているそうです。
まあ、そんなこともあって今年のお盆休みはあえて遠出せず、用事があるとき以外はほとんど家に引きこもってました。ただ、休みの前半は寝落ちがひどくて、時間の無駄が多かったですね。後半はたまに寝落ちはしましたけど、前半に比べれば色々作業できました。
あとは、休み中に運動するつもりでしたが、屋外は暑すぎてダメだということで屋内でちょこまかやることくらいしかできませんでしたね。設定目標を下回ってしまいました・・・。
さて、今回は実は今年交通事故案件がありまして、その時に感じたことをちょっとまとめてみたいと思います。なお、当時の状況等については全て図で説明させていただきます。(当時の証拠は残っているのですが、相手方の方に申し訳ないので、このような対応とさせていただきます。)
目次
壱:事故当時の振り返り
2020年のとある日の朝(特定を防ぐためこのような対応をさせていただいております)、普通に出勤するために朝家を出て職場へと向かっていた。
普段通い慣れた道を淡々と進み、とある交差点で信号に引っかかって停止。その後青信号に変わり前進した途端、右横から車が突っ込んできて、交差点内で事故に遭ってしまったのである・・・。
わいが乗っていたクソザコナメクジカーは事故により当然大破し、とてもでないが出勤できる状況になくなってしまった・・・。
っていう感じの前置きをおきまして当時の状況を振り返りたいと思います。
【事故当時の状況を図で振り返る】
というわけで事故現場の概略図を出します。方角は上が北になります。普通の十字路の信号機付きの交差点ですが、東西を通る道路は(片側1車線だけど)幹線道路で交通量が多いというシチュエーションです。
当時のわいは、図に有る通り南から北へ向かって事故が発生した当該の交差点を直進するという進路でした。(白色の5角形が自車でとんがっている方向が進行方向です)
わいが出てきた南側の道路は狭隘路、進む方向の北側の道路は片側1車線の普通の道路です。なお、わいが信号待ちをしている狭隘路の右側には民家があり、かつ民家は壁に囲まれているため、交差する幹線道路の右側(東側)は見通すことができません。
幹線道路側の信号が青から黄色を経て赤に変わりました。(図にはありませんが、トレーラーが通過中に信号が変わり、その後ろを普通自動車が通過)
その後、わいがいる南北方向の信号が青になります。信号が青になったあとゆっくりとアクセルを踏んで加速し始めます。
ところが、わいが交差点に進入しようとしたところ幹線道路側の右方向からそこそこのスピードで交差点に車が突っ込んできました。(これが相手方の車。図で言うと赤色の五角形)
右にある民家の壁が死角となっており気づくのが遅れましたが、それでも気づいた時点で、急ブレーキをかけました。
しかしながら、ブレーキを踏んでも間に合わず、衝突し事故確定。自車右前方と相手車左前方がそれぞれ損傷を受けました。
その後、左上にある店舗に双方とも避難し、とりあえずわいが警察を呼んで、対応を待つことに。110番とか久々にしたし、自身が絡む事故案件でしたくなかったですけど、そう言う訳にもいかないので・・・。
なお、110番後に職場の上司に電話し、出勤不能の旨を報告しました。てか、事故あると事故報告書書いて提出しなきゃいけないのでこれが非常に面倒。
あとは念のため自動車保険会社に電話しました。昨年ちょっと案件があって電話したのでしたくなかったけどそう言う訳にもいかない。
と言うことで、ここまでが事故の概要になります。
【警察が来てから1日の終わりまで】
事故発生後、警察を呼び20〜30分くらいでカブ2台にまたがった警察官が到着しました。(のちに応援で1名追加)
流れについてはこんな感じです。
- 免許証や車検証を警察官に提示
- その後、現場で事情聴取
- 自車側にドライブレコーダーがついているため、警察官立ち合いの上で事故の状況を見てもらう
- 警察官の方に事故状況がわかってもらえたので、念のため相手方立ち合いの上で事故の状況を見てもらう。
- 警察官到着から30分後に現場での事情聴取終了。物損事故扱いとなる。警察官撤収。
- 相手方の車が都合上レッカーの手配が必要(自走できなくはないが、事情によりレッカー手配)なため、レッカーが来るまで1時間半ほど待つ。
- レッカー到着後、レッカー担当者に自車の走行に支障をきたす部分を修正してもらったのち、相手方の車はレッカーにて搬出。搬出後、相手と別れる。
- 自車を旧宅の駐車場に回送。(当時はまだ旧宅は手放してなかったため)
- 旧宅から徒歩で現在住んでいる家に帰宅。この時点で10:30すぎ
- PM3時ごろ、捻挫のような痛みを感じたため念のため病院を受診。以後、1ヶ月ちょいほどに渡って病院通いをする。
- 病院終わったあと、職場向けの事故報告書を作成し、上司に状況報告して終了。
と言う感じです。
今回は相手方の信号無視によって引き起こされた事故ではあったのですが、相手の方は腰が低い方でかつ真摯に反省しておられたのもあり、人身事故扱いにするのはやめておきました。一応、診断書はもらったんですけど、骨折などの重傷までには至っていないのでこのような対応を取りました。
もし、人身事故扱いにすれば、相手方に罰は下るのですけれども、その代償として後日現場検証もしなければならず、わいが受けた状況を鑑みるに適当でないと言うことで物損事故のままでいいやということになりました。余談ですが、物損事故から人身事故に切り替えるのは後で警察にいえば対応はできます。
ちなみに、事故原因ですが相手方が待ち合わせに間に合わないことから信号を見落として突っ込んでしまったというわけでして・・・。ガチで焦りは禁物。気持ちに余裕を持たせて、待ち合わせ相手にもきちんと事情を言って動いてればこの事故は起こらなかったともいえます・・・。
弐:ドライブレコーダーの存在がその後の行方を左右する
事故後は保険会社とのやり取りが続きますけれども、このやり取りの段階で大きな差がつきました。
というのも、先ほどの警察到着〜1日終了までの様子をじっくり読んでいただくとわかるのですが・・・
- ドライブレコーダーが搭載されてたのは自車のみで相手方の車には搭載されていなかった。
- 警察官および相手方にその場でドライブレコーダーの記録映像を確認してもらうことにより、こちらが受けた事故の状況を把握してもらえた。
この2点がキモとなり、保険会社のやり取りが続いていくうちにわいの過失割合はゼロ。すなわち、わい:相手=0:10が確定しました。さらに言い換えると全責任は相手にあると判定されたわけです。
ゆえに、車の修理代とわいの病院代は全て相手方の保険が負担することになりました。決まった時はある意味安心できたものです。
今回は幸いにもわいと相手が加入している自動車保険会社が同じだったということもあり、責任の割合の決定までスムーズにいきました。
これが別々の保険会社だとかなり面倒なことになってたと思いますし、過失割合も若干変わって来たと思われます。たまにTwitterで見かける事故案件で保険会社がそれぞれ違うところで揉めたりしている様子も見受けられますし・・・。
最近は、煽り運転等の問題で装備することが当たり前になりつつあるドライブレコーダー。煽り運転対策だったり、前面展望の記録などにも使えるのですけれども、本来は事故があったときなどに力を発揮するものとわいは思ってます。
今回ブログで取り扱った事故ではドライブレコーダーの真価を発揮できたと思っております。もし、相手方にもドライブレコーダーがあったらまた結果は違っていた可能性もありますが、わいの落ち度はなかったことが認められたことは結構強みになりましたね。
この記事をお読みの皆様でまだドライブレコーダーを搭載していない方がいましたら・・・。
今すぐにでもつけてください!
と申し添えておきます。ちなみに、オススメのドライブレコーダーはこちらですとか書いて紹介しようとか思いましたが、今はやめておきます。色々種類がありますし、実際に調べて見てもらう方がよろしいかと思いますので・・・。
万が一の時に、たった数万のドライブレコーダーが自分の身を守ります。冗談抜きで。
今回の記事の本編はこれで終わりですが、先日ヒヤリハット案件があったので、ついでにご覧ください。
おまけ:先日のヒヤリハット案件
買い物行くために普段走り慣れている道路を走っていた時にガチのヒヤリハット案件があったので、ここでお伝えしたいと思います。
最初はTwitterにでもあげようかななんて思ってましたけど、昨今の人の心の荒具合を見るとろくなことにならないのは目に見えていたので、この記事で記録程度に取り上げることにします。(まあ、でもこういうの取り上げると大概ろくなことにならないかもしれんけど啓発+自分に対しての言い聞かせの意味もあるから許してくれい)
生活道路ですけれども、前方に日傘を刺した女性がスマホを見ながら道路を横断しています。まあ、道路横断する時にスマホ見ながら歩くのは危ないのでやめた方がいいと思うんですがね。
道路を渡った女性は後ろを振り返っています。多分近くに誰かいるのでしょう。
その後どうなったかといえばこちら・・・。
子供が飛び出してきやがった
はい。出ました。学校の長期休暇でよくありがちな光景ですね。ちょっと書き方が悪くなってしまいましたが、心境としてをあえて表すならばこんな感じでした。予測は一応できてましたけどね。
しかも、交通安全教室や教習所でのビデオ教材で勉強する子供が飛び出してくるシーンそのまんまですね。車の陰から飛び出すとかまさにいつでもあり得ますからね。
さっきの女性はこの子の母親なわけだということがわかりました。
子供が飛び出して来た瞬間ブレーキをかけたので、どうにか轢かずにすみました。ええ。ここ最近で本当に心臓に悪い出来事ですよ。1秒遅れてたらと思うとゾッとしますし、本当の人生おわおわりコースにもなり得たわけですので、車の運転には気をつけたいものです。車は「走る凶器」とも言いますし。
んで、ここで言いたいことをまとめると・・・
- 子連れの親は、明らかに安全とはいえない場所でスマホに集中しており、子供のことを見ていないのがまずおかしい。(子供から目を離さない)
- (子供の習性だからある程度仕方がないにしろ)道路での飛び出しは絶対にダメ。(小学校で交通安全について習っていないのか。あと親から何かしらの形で教えられるはずだけれども)
- 車の運転側についても、今回のような飛び出し案件がいつどこでおきてもおかしくないので、生活道路では飛ばしすぎずに、いつでも止まれる速度(出しても制限速度くらい)で走る
ってところですかね。今回に関しては普通に制限速度内で走っていましたが・・・。
それはともかく、本編で扱った話題にしろ、おまけにしろ事故というものはほとんど複合的要因で発生するものです。それを頭に入れて自他問わず車側も歩行者・自転車側も交通ルールやマナーを遵守して円滑な生活になっていければと願っております。
というわけで、今回はドライブレコーダーの重要性について自らの経験を交えながらお伝えしていきました。
今では車の運転において必需品となりつつあるドライブレコーダーですが、先ほど解説した2つの例をあげるとやっぱりあるのとないのでは色々と違ってくるなと思いました。
最近は色々とカメラだらけで「監視社会」なんていうのも言われてますけど、自衛のため証拠を残すためならどうしてもカメラが必要というのがいまの世の中の特徴ともいえます。この流れは今後も変わらないんじゃないかなとは思います。
最近、暑い日が続いており、集中力も切れやすい状況にはなっておりますが、この記事を読んでいただいた皆様方におかれましては、どうぞ健康にお気をつけて過ごしていただければと思います。お読みいただきありがとうございました。