こんにちは。北陸の食パンです。

梅雨明けが全国的に遅く(沖縄だけはやけに早かったようですが)、ここ最近の夏の暑さが来たという感じがなかなかありませんね。まあ、ジメジメして蒸し暑いってのはあるんですけれども。結局2020年7月の台風発生はゼロだったそうで、今までこんなことなかった気がしますね。

さて、今回はレビューシリーズということで、先日壊れてしまったペンタブレットの代わりに新しいペンタブレットを仕入れてきましたので、今回そのレビューをしたいと思います。

まあ、数ヶ月前に買ってはいるのですが、やはりレビューするなら使わないとってことで、ある程度使ってからレビューしようと思いまして、今回レビューに踏み切ることにしました。例によって割と真面目な内容になるかと思います。多分ね。

というわけで、今回ご紹介するペンタブレットは・・・。

「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」というペンタブレットです。

ペンタブレットは大きく分けて、液タブ(液晶式)と板タブ(今回紹介するタイプ)に大別されています。

液タブは、手元で描いている画面がみられる代わりに、値段が高いものが多い(最低でも3万以上)のが特徴で、板タブはPCなどの画面をみながら描かなければならない代わりに、値段は手頃(中には高いものもあります)なのが特徴です。

って、また同じこと書いた気がするけど気にしてはいけないと思います(ぉ

今回紹介する「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」という製品は、板タブに分類されるペンタブレットであります。

それでは、「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」についてレビューがてら解説していきたいと思います。

「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」レビュー

「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」の解説及びレビューをしていきたいと思います。

「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」概要と特徴

「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」の概要と特徴は以下の通りです。

まずは、キャッチフレーズとして・・・

  • 日本発、低価格ペンタブレット(ただし製造自体は中国にて製造)
  • デジタルイラスト制作には今や必須のペンタブレット
  • 趣味のお絵描きからプロフェッショナルのアートワークまで、クリエイターをマルチにサポート
  • ペンタブレットデビューに最適

といった感じに、初心者でも上級者でも使いやすく、かつ日本発の低価格ペンタブレットを謳っているのが特徴です。

【「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」の概要】

  • 作業スペースは10×6.25インチ(約25.4×16cm)、厚さ10mm、重さ770g。(B5サイズのノートに描くような感覚で手を大きく動かせるのが魅力)
  • イラスト、漫画、デザイン、アニメ・ゲーム制作、写真編集…。趣味のお絵描きからプロフェッショナルのアートワークまで、クリエイターをマルチにサポート。
  • D2Cモデルにより、ロープライス・ハイスペックをここに実現し、初心者の方にもお求めやすい価格で、プロユースの製品をお届けすることを実現。
  • 解像度5080lpi・8192段階の筆圧感度・読取速度233PPS ・読取精度±0.3mm・±60度の傾き検知機能・読取可能高さ10mmという性能を誇る。
  • ショートカットキーはイラストを描くために特化した仕様で、28個と豊富。(左側に12個、上側に16個)
  • 充電不要のスタイラスペンが付属し、ペンのサイドにある2つのボタンには、消しゴムや右クリックなどのショートカットを登録可能。
  • ドライバで設定変更すれば左利きにも対応。
  • Android端末接続用の「microUSB/TypeC対応 筆や写楽オリジナルOTGアダプタ」が付属(わいが買った時はなかったので、つい最近つけたものと思われます。まあ、Android端末持ってないのでいいんですが)
  • 主要ペイントソフトのほとんどに対応

という感じですね。前に使っていたXP-PEN Deco01と多少違う点があるものの、全体スペックを考えればそれと遜色ないものになっているといっても過言ではないでしょう。

次に特徴をみていきましょう。

【「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」特徴】

日本発、低価格ペンタブレットとはいってますが、実際の本体の製造は中国にて行われているようです。

けれども、パッケージからはいかにも日本製だよみたいな感じの気合が入ったデザインになっています。これはちょっと期待できそうですね。

そして、開封前に箱に付いているシールもなかなかしゃれてました。(剥がすと開封済みを示すVOIDという文字が出て来ます)

さて、箱を開けましょう。

こちらが本体になります。XP-PEN Deco01よりも一回り大きく、厚みがあるように思います。

ある程度使った後+保護フィルム貼るのが下手なもんで、気泡が入ってたり、右上がはがれかけてたりしてますが、そのあたりはご容赦いただければ・・・。

左側にカスタマイズ可能であるエクスプレスキーが12個装備されています。エクスプレスキーの間の左側面(FUDEYA SHARAKUと書いてあるところの横)にUSBケーブルを繋ぐポートがあります。また、エクスプレスキーが6つずつに分かれてますが、その間にエクスプレスキーを使ったり、ペンが板タブの面に触れると光る緑色のインジケーターランプがあります。(FUDEYA SHARAKUと書いてあるところの上下にランプがある)

板タブ本体には、上部にショートカットキー(タッチ式)が16個装備されているほか、下には「」のようなものが記されており、それが描画エリアを示すものになります。

ただし、XP-PEN Deco01とは違い、上部のショートカットキーの文字や描画エリアを示す「」は光りません。それゆえ、暗い環境で使うのはかなり厳しいと思います。暗い環境で作業できるようにそのあたりも改善してくれればより良いものになるとは思いますね。

また、右利きでも左利きでも使えるようなデザインとなっており、左利きの場合は、180度回転させることで快適に使えるようになっております。(ただし、XP-PEN Deco01とは違い、ちょっと使いづらいかも・・・)

エクスプレスキー・ショートカットキー部分を拡大して撮影したものです。(若干見苦しくて申し訳ない・・・)

左側にボタン式が12個、上側にタッチ式(ショートカットキー)が16個あります。全部で28個。イラストを描く上ではかなり重宝することでしょう。

XP-PEN Deco01のエクスプレスキーの3.5倍の量がありますので、完全にイラストを描くことに特化した仕様であり、「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」の最強の特徴とも言えるでしょう。

ペンの拡大写真になります。ペンの形状は丸筆(というより筆ペンとか万年筆っぽいといったほうがいいかもしれません)のような形になっています。

ペンの持つ部分(黒いラバー部分)にもカスタマイズ可能であるエクスプレスキー(上・下)が装備されています。さらに充電不要で使えるペンということで、電池の減りを気にする必要はありません。

はっきりいって、XP-PEN Deco01に付属しているペンよりも断然持ちやすくてストレスもたまりません。描き心地もなかなかよかったですよ。

ペンの上に写っているのがペン立てになりますけれども、はっきりいって、XP-PEN Deco01に付属しているペン立てよりも自立性に優れております。

ペンに関しては、XP-PEN Deco01に比べるとかなりいいです。冗談抜きで。

ペン立てを分解すると中に替芯が入っています。

ペンの芯も消耗品なので、ペンの芯が磨り減ったら、付属の替え芯に取り替えるといった感じで、実際のボールペン・シャープペンシルみたいに芯を替える作業が必要になってくるわけです。

うん、どっかで書いたような気がするけど気にしてはいけないw

ペン立てを裏返すと芯を替える際に使う治具があります。取り替え方が図示されているのは親切ではありますが、彫ってあるだけなので、電灯に当てないと読めないのが玉に瑕かもしれません。

そして、「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」にも手の滑り防止のためのグローブ(右利きの場合、小指と薬指を覆います)があります。

さらに、細かいところではありますが、製品を買うとこのような手紙が付属しています。

内容を見てみると「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」の開発に対する思いや、購入者へのサポートをしっかりする意思などが書かれていました。こういうところでの気遣いがあるというのもなかなかポイント高いと思いますね。小さなことかもしれませんが、「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」を買ってよかったと心から思っております。

「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」の長所と短所

先ほど、「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」の概要と特徴を述べましたが、次にレビューということで「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」の長所と短所を述べていきたいと思います。

【「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」の長所】

  • (製品の内容的に)ペンタブレットを初めて使う人にはうってつけで申し分なし
  • 有名なワコム製の同等サイズの製品の5分の1の値段で買える。(ワコム製だと3万円前後、本製品をAmazonで買うとだいたい6,ooo円前後)
  • コスパ面でも良い
  • 描ける面積がそこそこ広いので、小さい板タブだとちょっと・・・という人にはおすすめ
  • エクスプレスキー・ショートカットキーが豊富なので、特にイラストを描く人にはおすすめ。(切り替えや保存等を登録すれば楽に作業ができる)
  • カスタマイズ可能であるエクスプレスキー・ショートカットキーを駆使すれば、(完全にとは言わないまでもある程度)マウスレスでの操作も可能
  • 本体裏に滑り止めが付いているので、描いててもズレを気にしなくて済む
  • 低価格帯にしては筆圧感知のレベルが高い(ただし、XP-PEN Deco01より感知レベルは劣るが、それでも申し分なし)
  • 低価格帯にしては描き心地もかなり良い
  • 購入特典としてイラスト線画をダウンロードできる。(要申請)
  • タブレットドライバーは公式サイトから入手可能
  • ペンの芯の減りは意外と早くない(使い方にもよるだろうが・・・)
  • ペンやエクスプレスキー・ショートカットキーを使用している時に点灯するインジケーターランプがあるので、板タブが不具合の時にすぐわかる。(ただし、原因究明するのはそれなりの労力がいる)
  • Android端末接続用の「microUSB/TypeC対応 筆や写楽オリジナルOTGアダプタ」が付属しているので、Android端末使いの人にも優しい。
  • ペンが持ちやすい形状である

【「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」の短所】

  • 筆圧は、設定でしっかり設定しないと細かい線が描きづらい。(わいは結構試行錯誤した)
  • イラストを描くのに特化しているペンタブレットのため、イラスト系統を描く以外の作業をする人にとっては若干不向き。(イラスト以外の用途で使う人にとってはエクスプレスキー・ショートカットキーの数が多すぎる)
  • ペンの沈み込みがそこそこクセがあるため、描き慣れるのに少々時間を要する場合がある。
  • 替芯に関する事項がわかりにくい。(わいはそこまで苦労してませんが、Amazonレビューではそこそこ見られました。)
  • たまに初期不良があるらしい。
  • 左利きでも使えるとは書いているものの、エクスプレスキーの配置的に右利き寄りになっているので、左利きの方には少々使いにくい気がする。
  • 描画エリアのコーナーや上部のショートカットキーが光らないので、暗い環境で使うには不向き。(これが改善すればかなりいいものになるかと)
  • 他タブレットのドライバが競合すると、使えないことがある。(使わない方を削除することで解決はできる)
  • ペンの判定位置がペン先基準ではなく、ペン先より10mm上であるため、使いこなすには慣れが必要
  • 描いてるうちに傷が結構付いてしまう。(公式の保護フィルムが販売されているので、板タブに傷をつけるのが嫌であれば、合わせて買うことをオススメします)
  • Android端末だと、ショートカットキーが使えない。
  • たまにカーソルが変わることがある。(例えば、線を描いた後にオブジェクト移動のカーソルに変わるなど。原因不明)

といったところでしょうか。手頃な価格帯でアタリ品が出たらコスパ的にもかなりいいものです。イラスト向きであれば間違いなくXP-PEN Deco01より優れてますし、イラスト入門のペンタブとしてこの「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」は、選択肢として入れてもいいのではないかと思いますね。

製造元は小さな会社ではありますけれども、サポートもそこそこ良さそうですし、いいと思いますよ。ただし、特典線画の請求をした時にレスポンスめっちゃ遅かったなんて言えない・・・。


さて、今回はレビューシリーズということで、板タブの「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」についてのレビューをお伝えしました。

肝心のそれで描いた絵はいつ出すんだって? まあ、どっかのタイミングでは出したいですね。もちろんきちんと描いてますよ。忙しい時はおざなりになっちゃいますけど・・・。

今回紹介した「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」は、イラスト向けに特化しているというのもあり、これからイラストを描いてみたいけど、液タブはまだ早いし・・・。なんて方には一番おすすめの板タブといっても過言ではありません。

また、コスパもいいので、上級者でも手軽に使えると思います。もっとも、液タブを買えるんだったら液タブを買う方がいいですけれども。

また、先ほど申し上げた通り絵描き以外の用途(写真や画像のレタッチ、CAD、マイクロソフト製品の手書き入力)でも使うことは十分に可能ですが、エクスプレスキーやショートカットキーが多すぎるのが玉に瑕かもしれません。

最後に、Amazonの「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」のリンクを貼っておきますので、気になった方は一度チェックしてみてくださいね。

「RAYWOOD 筆や写楽 KUMADORI」

というわけで、今回の記事は以上になります。お読みいただきありがとうございました。