こんにちは。北陸の食パンです。

正月休みも終わりまして、仕事だ、学校だなんて言うてる頃かと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。歳をとるとどうしても休みなんてあっという間に過ぎてしまいますから、若い方は休日一日一日を大事にしまして、日々過ごしてくださいね。

さて、今回は「アイモバリアルグルメツアー」第参拾七弾の記事をお送りします。内容ですけれども、日立周辺エリアの「あんこう鍋」を食べるために現地に行ってきました。

それでは、早速本題に入りましょう。

アイモバにおける日立周辺エリアのあんこう鍋の説明文は「「西のフグ、東のあんこう」といわれる高級食材。体力が少し回復します。」と書いてありました。

一般的に「西のふぐ鍋、東のあんこう鍋」と言われ冬の代表的な鍋料理として東日本において広く食べられていますけれども、とりわけ茨城県および福島県いわき市の鍋料理というイメージがあります。まず、間違いなく北関東の海なし三県(群馬県・栃木県・埼玉県)で食べる機会はそうそうありません。

特に大洗周辺と日立周辺にあんこう鍋を扱う店が多いです。特に大洗に関しては、毎年11月に開催される『大洗あんこう祭』が全国的に有名というのもあり、大洗=「あんこう鍋」のイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?

アンコウは「西のフグ(河豚)、東のアンコウ(鮟鱇)」と並び称されている高級魚です。アンコウは・・・

  • ひたちなか市の那珂湊漁港
  • 日立市の久慈浜漁港
  • 北茨城市の平潟

などで、水揚げされます。漁獲の方法としては、底曳網漁が中心で、他の魚と一緒に水揚げされるのが常となっています。

ちなみに、茨城県以外では青森県風間浦村や下関などで水揚げされているみたいです。

アンコウは深海魚で、普段は海の底で暮らしています。アンコウは、素早く泳ぐことができないため、先端にヒラヒラのついた触覚のようなものを頭から伸ばし、それをエサと勘違いして寄ってきた魚を丸呑みして生きています。

実際に食用として用いられるアンコウはメスのアンコウとなっています。オスのアンコウは身体が小さいため、食用に適さないというわけです。オスのアンコウが身体が小さいのはメスと違い卵巣がないからです。

アンコウは、深海魚であり外見が奇妙であるが「食べられない所がない」と言われるように、身はもちろん、皮や内臓、エラなど、骨以外は全て食べることが出来る無駄のない魚です。

参考までに、以下の部位を「7つ道具」と呼んでおります。

  1. (いわゆるアンキモ。アンコウを美味しくしてくれる代表的な部位。別名は海のフォアグラ)
  2. とも(胸びれ・尾びれ。付け根が食感が良く美味しいらしい)
  3. ぬの(卵巣)
  4. だい身(身の部分、柳肉とも呼ぶ。白身で淡白。)
  5. (水袋とも呼ぶ。)
  6. えら(通常の魚では食べることのない部分だが、あんこう鍋の具に使われる)
  7. (コラーゲンたっぷりで味もあり、代表される部位)

それでは、ここでアンコウの捌き方について軽く解説します。

通常、魚はまな板で捌く事が多いですが、アンコウの表面はぬめりが有り水圧に耐えられる柔らかい体のため、大きな個体になるとまな板の上で捌く事は難しいそうです。

そのため、「吊るし切り」と呼ばれる方法がとられています。 その方法とは、下顎に鉤状のものをかけてアンコウを吊るし、水や氷を入れることによって安定させ、アンコウを回転させながら捌くという方法です。江戸時代の頃から始められた捌き方なのだそうですよ。

さて、あんこうの旬は冬場で、特に肝が大きく育っている1~2月頃が最もおいしいと言われています。なぜなら、水温が低くなることで身が締まり、春先の産卵に向けて肝臓が肥大化することで味が良くなるからだそうです。

アンコウの料理として今回大きく取り上げるあんこう鍋のほか・・・

  • ポン酢で味わう「あん肝」
  • 湯引きした皮やぬの
  • ひれなどを酢味噌で味わう「供酢」
  • 唐揚げ
  • ポワレした身と蒸した肝(フランス料理)
  • あんこうのアラから出汁をとったソースをかけた料理(フランス料理)

などがあるようです。アンコウを使ったフランス料理は上記に挙げた他にも様々なものがあるようです。特に冬場のお魚を使ったフランス料理では、重宝されてるそうですよ。

そういえば、このあんこう鍋についてはツイートしてませんでしたね。ということで、もし、ツイートしてたら、おそらくこういうツイートをしていただろうという文章を即興で書いてみました。

「第●●回目は日立周辺エリアのあんこう鍋。茨城の冬の味覚として全国的に知られています。高級食材であるあんこうを余すことなく使用した鍋料理で、ただ美味しいだけではなく、栄養成分も豊富で美容と健康にも良いと言われています。」

たぶん、これでimas505iタグ・アイモバリアルグルメツアータグ、画像を添えればほぼ140文字になるんじゃないですかね。きっと。

いつも通りのお約束ですけれども、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。

それでは、早速本題に入りましょう。


(取材したのは2019年3月です)

ときは、2019年3月。わいと不定期に酒クズ会でご一緒しているマティスさんとともに青春18きっぷを用いて、一路日立方面へと向かった。なお、提案者はわいであるw

雨が降って寒いなか、片道4時間近くかけて今回の目的地にたどり着く・・・。

というわけで、今回の取材地である海鮮茶屋濱膳に到着です。日立おさかなセンターの一角にある店です。

日立周辺のあんこう鍋を提供している店は大半が、夕方からの営業(すなわち夕飯どきの営業)であります。当初は、夕飯どきも考えましたが、そうなると終電との時間を見ながら食べなければならなかったため、昼飯どきでもやっている店という条件で突き詰めた結果がこうなったというわけです。

東京都区内であれば、日立現地17時について、帰りが22時台初めの電車に乗れば帰ることができますので、日帰り行程で現地であんこう鍋をつつきながら酒を飲むことも可能です。東京都区内を通り過ぎて先の方に帰るとなると場所によっては終電との戦いになると思います。

参考までに入り口にあるメニュー表の写真を。観光地のレストランとかにあるようなタイプです。はい。

あんこう鍋が出てきました。今回訪れた店はあらかじめ具を中に入れて、席に運ばれた後に火を入れる方式でした。

店によっては、具材を入れたり、調理するのもセルフサービスというところがあります。ある意味、逆にその方が味があっていいかもしれませんね。

こちらがあんこう鍋の中身になります。今回食べたところでは、3種のブレンド味噌に豆乳を加えたまろやかな味のスープが特徴なのだそうです。

あんこう鍋は、あんこうを主な具材とする鍋料理を指し、あんこうの七つ道具、野菜、スープ(割下)を一緒に鍋に入れて煮込んだ料理のことを広く「あんこう鍋」と称します。

味付けや具材などはお店によってそれぞれ違っており、特に「あん肝」をどのくらい使用しているかによって、コクや旨味、風味が大きく変わるそうです。あん肝が溶け出したスープを味わいながら、7つ道具それぞれの食感と味を楽しめる茨城ならではの冬の風物詩であります。

味付けについては、大きく分けると以下の4つがあります。

  • 味噌味
漁師風の味として、民宿や旅館、居酒屋、割烹料理店などで多く出されています。店独自の割下により個性を出しています。
おそらく現在では一番食べられているあんこう鍋の味と言えるでしょう。
  • 醤油味
料亭などの高級店では上品な醤油味のあんこう鍋が好まれています。
  • どぶ汁
大洗町や日立市、北茨城市の一部の店で味わえるより濃厚なあんこう鍋です。溶けたあん肝によりスープが濁ることから名付けられたそうです。(酒の濁酒<どぶろく>が名前の由来とも言われています)
通常のあんこう鍋に比べると濃厚でクセも強いのが特徴となっています。後述の漁師風どぶ汁に比べると食べやすいように若干のスープや調味料を加えて作る場合が多いですが、たっぷりの肝を乾煎りしてから具材と味噌を入れるという調理法が「どぶ汁」の基本であることは変わりません。
  • 漁師風どぶ汁
上記のどぶ汁とは調理法が異なり、アンコウと野菜の水分だけでスープを作る鍋です。元来のあんこう鍋はこのタイプでした。
水を一切使わず野菜と味噌、アンコウだけで栄養価の高い鍋ができ、かつ体も温まることから、漁師達に重宝されていました。
船の上で調理する際に水を節約するために考え出され、ぶつ切りにしたあんこうの部位と野菜からでた水分だけで調理され、肝の風味と味噌だけで味付けされるため、とにかく濃厚なのが特徴です。
ただし、この調理法は手間と時間が必要で、相当手馴れた人でなければ作ることが難しいため、一般的に提供している店は少なく幻の鍋とも言われています。

調べてみると、あんこう鍋にも色々なタイプがあることがわかりました。あんこう鍋を食べたことない人は、まずは手始めに味噌味もしくは醤油味を食べるのがいいかと思います。慣れてきたら(?)、どぶ汁に挑戦するのもいいかもしれませんね。

今度はわいもどぶ汁を食べてみたいなとは思ってます。はい。

あんこう鍋の中身を小皿にとったものです。酒を飲みながら食べてるとアンコウの淡白な身から、海のフォアグラと呼ばれるあん肝までどれもよかったですね。鍋を食べるときによく酒を飲むので、その効果もあいまってるのかもわかりませんがw

ちなみに、アンコウは栄養成分も豊富です。80%を水分がしめる低カロリーの魚ですが、あん肝(肝臓)は脂質量が40%もあり高カロリーです。皮やヒレにはコラーゲンが多く含まれており、ビタミンCの多い食品である野菜と一緒に食べる鍋は肌をきれいにするといわれています。

参考までに、アンコウから得られる主な栄養素は以下の通りです。

  • 蛋白質・コラーゲン…肉や骨や血管などの生成に必要。(肌も綺麗にしてくれる)
  • 亜鉛・銅…糖代謝、成長促進、生体内酵素に必須のミネラル。
  • ビタミンA…免疫機能、皮膚や眼病予防。
  • ビタミンD…カルシウムの吸収や骨の構築、癌予防、貧血や高血圧、皮膚障害や風邪予防。
  • ビタミンE…(老化や癌の原因となる)過酸化脂質や活性酸素の抑制、血中コレステロール値を下げる作用。

といったように、あんこう鍋はただおいしいだけではなく身体にもうれしい料理なのです。

あんこう鍋を頼むついでに、あん肝のポン酢を頼んでみました。日本酒にとても合いますね。海のフォアグラと言うだけあってなかなか美味しかったと思います。

そして、こちらは今回のお題とは外れてしまうのですが、あんこう鍋とあん肝のポン酢とともに注文したこの品を紹介したいと思います。

さて、こちらはなんでしょう?

答えはふぐ刺しです。

いや、ふぐ刺しは下関で食べるもんやろと思った皆さん、茨城県でも食べられるのです。ぶっちゃけ言えば、わいだって茨城県でふぐ刺し食えるなんて思ってなかったクチですよ。ええ。

実は、茨城県の鹿島灘近海ではショウサイフグ(潮際河豚)がよく釣れると言うこともあり、東日本随一のフグの名産地でもあるのです。

故に水戸周辺などでフグ料理の店も多く点在しており、アンコウとともに茨城を代表する魚と言えるでしょう。

よく「西のフグ、東のあんこう」って言うけど、下関・茨城ともにどちらも獲れるじゃんって言う。

ふぐ刺しを久々に食べましたが、とても美味しかったです。酒があると余計に進みますね。やはり、日本酒や焼酎でいっぱいやりながら食べるのがいいと思いました。

ぶっちゃけ、今回あんこう鍋よりふぐ刺しの方がアドだったなんて言えない。


ということで、アイモバリアルグルメツアー第参拾七回目、日立周辺エリアの「あんこう鍋」のレポートをお伝えしました。

昔から気になっていたあんこう鍋ですが、今回ようやく食べることができて嬉しかったです。

茨城県には何度も観光で訪れてはいるものの、だいたい水戸か袋田の滝へ行くことが多く、今回日立方面は初訪問(通過は幾度かしている)となり、初あんこう鍋をいただいた次第です。

あんこう鍋も調べてみると色々あることがわかったので、また食べに行きたいですね。ついでに大洗も観光しに行きたいと思ってます。

さて、次回のアイモバリアルグルメツアーは、関東を離れまして、浜松/浜名湖エリアのアイテムを取り上げたいと思います。

あまり過度な期待はなさらずにお待ちくださいね。