こんにちは。北陸の食パンです。

先月を持って新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言が解除され、先日都道府県をまたがる移動に関しましても原則として制限がなくなりました。(とは言っても、制限解除前に関しても強制的ではないので別になんともな言っちゃなんともないわけなんですけど)

まあ、そろそろどっかしら遠出はしたいですね。ただ、基本的には車での移動を前提に出かけるつもりです。コロナ禍の影響もありますが、やむを得ない時以外(例えば、飲みに行くとか都心に行かなければならない時とか)は今後しばらくは公共交通機関を使う移動は避けるつもりです。

車持ってなかったら諦めきれますけど、車持ってる以上は結果高くついたとしてもできる限りの安全を取りたいなと思っております。

さて、今回は珍しくわいオススメの飲食店のご紹介をさせていただきます。本来なら昨年に紹介しておきたかったのですが、写真的に不足部分があったことと今回紹介するお店に昨年1度しか行けなかったのもあり、再取材をかねまして今年の2月に改めて行った次第です。

では、本題に行きましょう。

【西武秩父駅近の鉄道の楽園】やきとり省松に行ってみた

早速ではございますが、今回ご紹介する飲食店は、西武秩父駅から徒歩2分のところにある「やきとり省松(せいしょう)」でございます。

かつては、西武秩父駅に隣接していた仲見世通りの真ん中あたりに屋台のような店を構えていましたが、西武秩父駅のリニューアル(温泉施設 祭の湯オープン)に際し、閉店を余儀なくされましたが、自宅兼店舗という形でオープンする形となりました。

移転後は、仲見世通り時代と比べてかなり特色のある店になっているようです。一体どうなっているのでしょうか?

店の入り口付近の様子

まずは店の入り口がどうなってるかみてみましょう。

 

お店の入り口の様子です。本物の踏切(警報機と遮断機)が鎮座しています。これだけですでに強いインパクトを与えてますねw

警報機を見る限りでは、「こしょう」表示(故障表示器)入りのものなので、西武以外のものを使っている可能性があります。(ただし、列車進行表示器と下にある反射板が西武のものなので、元の警報機も西武のものの可能性は否定できません。それに「こしょう」表示を付け加えた可能性もあります)

なお、警報機については店に出入りするときに点滅する仕組みになっております。(ちなみに警報音もなります)

奥には車止標識もあり、その周辺に満席の場合に表示する満席表示器が2つほどあります。(満席の場合は、右の写真のように光ります。ちなみに、店内にあるスイッチを入れると光るみたいです。)

あとは焼き鳥屋によくある提灯が風情を誘います。

入り口の横には宣伝を兼ねたバス停と手動転轍機を示す標識、そして信号機が置かれています。そのうち、信号機に関しては営業しているかどうかを示す信号にもなっております。(右の写真が光ってる状態の写真です)

信号の意味は以下の通りです。

  • 青(上)・・・営業中
  • 黄(真ん中)・・・準備中(もしくは満席)
  • 赤(下)・・・営業終了
  • 無灯・・・休業日もしくは準備等の時間外

といった感じです。まあ、入り口に意味を示す表示はあるのですがw

そして、入り口の西武秩父駅側には踏切動作反応灯が設置されています。これは西武鉄道および近江鉄道で使われているものと同じものです。(それ以外にもJR貨物の駅に置いてあったりもします)

もちろん光ります。

ちょっと前に紹介した踏切の横にはなんと非常ボタン(もちろん本物)が置かれています。

???「あー、これは何のボタンですか?ポチッ…」

って普通の踏切でみだりに押してしまうと列車は止まるわ、法律で罰せられるわで大変なことになってしまいますが、ここではそんな心配は無用です。いくらでも押せます。

しかし、押した後の復旧方法を知らない方は触らないでくださいとの注意書きが横にあったりしますね。まあ、わいは知ってますがここでは大人の事情でお教えできません。

普通そんなの知らないよ〜って思いますが、ご心配なく。店で飲食して、店主さんに聞けば教えてくれます。復旧方法を知ったらぜひ体験してみてくださいね。こういう体験ができるのは鉄道博物館系統とここくらいだと思います。多分・・・。

店内の様子

店の外がすでに濃ゆい雰囲気に包まれていますけれども、店内に入ってみましょう。店内の風景はどうなっているのでしょうかね?

店に入って左側には、店主さんお手製の鉄道模型ジオラマと壁には店主さんが集めた鉄道グッズがずらりと展示されています。展示されているものは西武が中心ではありますが、JRや秩父鉄道のものもあります。

それにしても初代レッドアローの愛称表示を持ってるなんて羨ましいですね。

なお、鉄道模型ジオラマについては走ってるのを眺めるだけになっています。車両を持ち込んで走らせることはできませんので、悪しからず。

別の方向に目をやりますと、サボや西武の種別板などが飾られています。(見切れちゃってますが)写真の右側には店主さんが集めた電車に搭載されている機械が据え付けられております。これは、店主さんの手で電気配線を施し、実際に店の業務に使っております。先ほど紹介した店内の満席を示す表示もそこにあるスイッチで切り替えているというわけです。

ちなみに、店主さんに種別板どうやって手に入れたのか聞いたところ、独自のルートで仕入れたようです。けれども、その独自のルートに関してはここでは教えられませんので、きになる方は実際に店主さんに聞いてみましょう。結論を言えば、まあ聞いておったまげましたね。

そして、写真の下にある「このドアは開きません」と表示されている先には何があるのでしょうか? 答えは後ほど紹介することにしましょう。

鉄道模型ジオラマの上には店主さんが集めたフラッグや店主さんが撮影した電車(西武中心)の写真やカードなどが飾られています。その下にはテレビがあり、鉄道のDVDが流されています。

この写真は西武の新型特急Laview営業運転開始の翌日に撮影したものですが、しっかりとLaview運行初日に配られたグッズを抑えてるあたりすごいって思いましたね。

さらに別の方向に目を向けると店主さんが集めた鉄道グッズが飾られていたり、秩父鉄道御花畑駅にくる列車の発車案内表示を踏切にある列車進行表示器を用いて表示していたりします。(あくまで目安ですが)

ちなみに写真の右側の方の荷物置き場の近くにあるテーブルには来店記念のスタンプとスタンプ台紙が置かれており、誰でも押せますので記念に押して帰ってはいかがでしょうか?

なお、お手洗いは2Fにあり、1Fでスリッパに履き替えて上がる仕組みになっております。なお、お手洗いに関しても鉄道要素が濃い空間になっています。(今回はあえて写真に撮っていませんが、実際に行ってみてのお楽しみ)

そういえば、写真右側になんかボタンみたいなものがありますが・・・。どうやらエレベーターがあるみたいですね。(実際の来店時に気づかなかったくせにこの記事書いてる時に気づいたっていうwww)

エレベーターの使用用途は不明ですが、今度来店した時にこっそり聞いてみますかw

そして、カウンターの方向に目を向けてみましょう。壁にはメニューが掲出されている他、乗車位置表示や店主さんが撮影した写真などが飾られています。

カウンターには暖簾と島焼酎(八丈島・青ヶ島)の瓶が置かれています。さらに奥に見えるのが調理場です。

ちなみに、店主さんになぜ島焼酎がメニューにあるのか尋ねたところ、店主さんの親父さんが釣りが趣味だったらしく、度々八丈島や青ヶ島に足を運んでいたことから酒のラインナップに加えたとのことです。(店主さんは八丈島に行ったことはあるらしいですが、青ヶ島は一度も行ったことがないそうです)

カウンターの左側には店主さんが撮影した写真や秩父鉄道の記念乗車券などが飾られております。

傍らには灰皿や非常通報ボタンの実物(詳細は後述)が飾られています。さらに、秩父鉄道の記念乗車券が飾られているところに鉄道車両用の栓抜き(実物は写真に写してなくてすみません)が設置されています。この栓抜きに関してはソフトドリンク各種に限って使用することができ、注文時に栓を開けないで欲しい旨を伝えればソフトドリンク各種の瓶をそのまま持ってきてくれますので、その際に実際に栓抜き体験ができるというわけです。

ところで、2020年の3月中旬から店内禁煙(喫煙所は設けたようですが)となったので、壁に設置されている灰皿はどうなったのか気になるところです。(わいはタバコは吸わないですけども)

いざ焼き鳥を実食

店の内外共に鉄道成分がたっぷりでありますが、肝心の焼き鳥はどうなのでしょうか?

飲食店系統ではよくあることですが、店の外装内装はすごく凝ってるけど肝心の料理が・・・ということがありますけども・・・。ここはそんなことがないと信じたいですよ。ということで実際に焼き鳥(とついでに酒)を頼むことにしましょう。

というわけで、焼き鳥がやってきました。酒は青ヶ島焼酎の青酎をチョイスしました。島焼酎は初めてですので飲んでみたさというのがありまして・・・。(この写真は2019年3月に初訪問した際の写真です)

さて、実際に焼き鳥を食べると・・・。うーんデリシャス。さすが仲見世通りで長年店を構えてただけあってきちんと味の方もしっかりしております。焼き鳥は基本塩派のわいですが、間違いなく最高の味です。おかげで、青酎も美味しくいただけました。

初訪問時は前々から噂を聞いてようやく叶えた訪問でしたけれども、もっと早くから行っておけばよかったって後悔しましたねw いや本当にw

これは2020年2月の二度目の訪問(色々あってなかなか足を運べなかった・・・)の時に撮影したものです。この時も一発目の酒は青酎をいただいております。

こちらは別の焼き鳥の写真です。左に写っているつくねは、くるみ味噌ダレを使用したもので、くるみ味噌ダレベースもなかなかいい味でした。秩父の特産品の一つであるくるみと味噌を合わせて使用したまさに地場の味です。

仲見世通り時代は、くるみ味噌ダレベースの味のみの提供だったようです。

ちなみに、焼き鳥を頼むと柚子胡椒もきますので、お好みに合わせてつけて食べるといいです。あとは運次第ですが、つなぎやとさかなどといった希少部位が食べられる場合もあります。(写真の黒いテープで隠されているのがそれらです)

これまた別の焼き鳥の写真。いやあ記事書いてるだけでまた行きたくなりますわ・・・。当然酒飲む都合上、電車往復必須ではありますが・・・。

とりあえず、焼き鳥で何頼むか迷う場合はおまかせ5串でスタートして、そのあとに5串以外のものやまた食べたいものをオーダーするといいでしょう。

その他見所

そのほかの見所をまとめてみました。

カウンター席の傍らに設置してある非常通報ボタンです。実際に押すことができますし、(店主さんの配線により)動作もします。操作方法は横に説明がありますので、読んでから扱ってくださいね。

あと、店内が混雑してなければの条件付きではありますが、実際の改札鋏や検札鋏を触らせてもらうことも可能です。お店の名刺を使って実際に切れ味などを試すことができます。

なお、改札鋏を扱う際は指挟みにはくれぐれもお気をつけて。(試す前にきちんと店主さんもレクチャーしてくれます)

こちらは団体専用のコンパートメントルームです。(店主さんの許可を得て撮影)

5〜10名ほどの利用を想定しており、事前予約制となっております。(基本的に5名以上の団体でないと使えません)

この部屋の中も色々な鉄道グッズが飾られております。中には結構な掘り出し物もあるとか?

なお、この部屋は前述で紹介した「このドアは開きません」と表示されているドアの先にあります。

【西武秩父駅近の鉄道の楽園】やきとり省松の各種情報と総評

先ほどまでは来店時のレポートをお伝えしてきましたけれども、ここからは「やきとり省松」の各種情報とわいの感想という名の総評を記そうと思います。

やきとり省松 概要

概要は以下の通りです。

  • 住所 埼玉県秩父市熊木町10-2
  • ホームページ・・・http://yakitori.hana-seisyo.com/
  • 営業時間(平日)開店14:00~最終入店19:20~終了21:00
  • 営業時間(土休日)開店12:00~最終入店19:20~終了21:00
  • ラストオーダーは、平日・土休日共に20:30。(ただし焼き鳥が売り切れの場合は、早まることがあります。)
  • 定休日は特に決まっていないようですので、ホームページで確認してください。(店主さんの気まぐれ【主に鉄活動】やイベントの都合で休みや営業時間短縮になることもあるので悪しからず)
  • 店内での飲食の他、持ち帰りも可能(持ち帰りできるのはくるみ味噌ダレ味の各種のみ)

店舗利用時の注意点は以下の通りです。

  • 入店から2時間以内の入替制
  • 店内・敷地内は喫煙所を除き終日禁煙(2020年の健康増進法改正に伴う措置)
  • 中学生以下は原則16時以降入店不可(秩父夜祭時・貸切営業時はこの限りではない)
  • 未就学のお子様は終日入店不可(単独はもちろんのこと、親同伴でもだめです)
  • 満席時は店主さんにいえば、その場で予約することもできます。(待ち時間を聞く必要あり)
  • 待たずに確実に食べたい場合は、店にあらかじめ電話予約することを推奨

「やきとり省松」でできる体験は以下の通りです。

  • 踏切の非常ボタンの操作体験(解除方法がわからない方の取り扱いはご法度。知りたい場合はお気軽に店主さんまで尋ねてください)
  • 車内非常通報ボタンの操作体験
  • 来店記念のスタンプ押印
  • 改札鋏・検札鋏の取り扱い体験(混雑時はできません)
  • (ソフトドリンクに限るが)鉄道車両で使われていた栓抜きを使っての瓶飲料栓抜き体験

やきとり省松 総評

個人的な総評ですが、鉄道好きの方であれば間違いなく楽しめるお店です。飾ってある写真やグッズの数々を眺めるだけでも幸せになれますが、店主さんから聞ける色々なお話もまた面白いです。酒を飲みながら焼き鳥を食べたいというのももちろんですが、店主さんの面白い話を聞きたい時には行かなきゃなって思います。

店主さんの鉄道愛とホスピタリティが個人的に推せる魅力です。

仮に鉄道に興味がなくとも、西武秩父駅にほど近い場所で酒呑みができるという点では推せる場所です。

焼き鳥の味も申し分なしですし、個人的には島焼酎が味わえるというだけで何度も通いたくなります。一応、近々また行こうかなと画策中です。

ただ、メニューのラインナップは意外にも少なめなので、物足りない人には物足りないかもしれません。けれども、一人呑みできたとしても(飲み食いの量にもよりますが)だいたい2000円前後でおさまる点としては意外にも安くて魅力です。出される焼き鳥が美味しいにも関わらず、その点ではかなり満足しております。


というわけで今回は個人的におすすめしたい飲食店である「やきとり省松」のご紹介をさせていただきました。

昨年が初訪問でしたが、個人的に何度も通いたい店を久々に見つけられてよかったと思います。その反面、もう少し早くから行っておけばよかったって後悔はしてますね。

秩父には他にも豚みそ丼やわらじかつ丼、くるみそばなど様々なグルメの宝庫になっております。埼玉で随一の食べ歩きスポットともいえますね。

もし、この記事を読んで「やきとり省松」に興味をお持ちになりましたら、是非とも西武の特急Laviewで秩父までお越しください。(軽くステマ)