こんにちは。北陸の食パンです。
前回軽井沢72ゴルフ前にて千早に粛清されましたが、なんとか生き延びまして、また記事の続きを書く事が出来ました・・・。
今回はわいの過去のアイモバ遠征シリーズ第壱弾の続きということで、群馬・長野北部大回り(2013年4月5日発、4月6日帰着)をしてエリア制覇した記録の続きを書こうと思います。前回記事見てない方はこちら(第一章)とこちら(第二章)をみてからこの記事を読みましょうw
ではでは、本編いきますよ。
参:しなの鉄道169系を乗り鉄で堪能せよ(ただの乗り鉄)
軽井沢駅に到着後、駅から少し離れた駐車場で車をとめて、軽井沢からしなの鉄道で乗り鉄を堪能することとした。1日乗車券を買っていざ改札へ・・・。
【おことわり】アイモバとは離れてしまいますが、一応本目的がこれなのでご容赦いただければ幸いです。
で、ホームに降りると???な光景が。それはJR車の115系2両編成がいたのだ。
わいは「えっ?しなの鉄道に2連って乗り入れてたっけ? しかもワンマン運転できるの?」ととっさに思った訳である。
帰って調べてみたところ2013年3月のダイヤ改正で115系2両編成が主に活躍していた大糸線に首都圏から転用した211系を投入することとなり、活躍の場を追われた115系2両編成がワンマン運転改造を受けて、しなの鉄道主体の運用にシフトしたらしい。また、当時のしなの鉄道側としても時間帯によっては従前の3両編成では輸送力過剰になることから、大半の列車を2両編成に変更することで、需要と供給が成り立っているようである。
第三セクター移行後のしなの鉄道の車両がJR時代の塗装のままだった頃は前面にロゴマークを貼付けて区別していた。今回の2両編成にはロゴマーク貼付けがないことからあくまでJR側が貸しているという解釈なのだろう。
それにしても、しなの鉄道が元JR線とはいえ、JR車がしなの鉄道の普通列車の大半を受け持っているのがいかにも珍妙で奇天烈な光景である。
そして思った。
もう一度JRさんが軽井沢~篠ノ井間を買い戻しても良くね?(無理だろ
とりあえずその115系2両編成に乗り込み、小諸まで乗る。
※この部分の記述は当時の基準にて記述しており、現在115系2両編成はすべてしなの鉄道所属となっております。一部編成はまだ長野色で活躍しているようです。
霧が深い軽井沢駅にてこれから乗る115系電車をバックに千早を撮影してみる。軽井沢も高原地帯に位置するため、霧が発生する事も良くある話である。今まで人生で軽井沢にいったうちの半分くらいが霧だったかな?
169系を撮るまで時間があるので小諸でいったん下車。まるで、かつての信越本線にタイムスリップしたかのよう。
長らく小海線のヌシであるキハ110系。小海線に所属するキハ110はプラグドアを採用している。なお、小海線にいたキハ110の一部は東北地方に転用されている。ちなみにJR東日本の110系は在来型気動車の置き換えとして登場した本格的新型気動車の一つであった。
こんな萌えキャラが描かれたステッカーが車両に貼られていた。
小海線。一度は全線乗ってみたいと思いつつも未だに達成できてないので、いつか全線乗破したいところ。
JR東日本初の営業運転用ハイブリッド気動車であるキハE200。営業運転に供される傍ら、小海線内などにおいて量産化に向けるべく、各種試験などを行ってきた。本系列は未だ量産化には至っていないものの、JR東日本ハイブリッド気動車としては後に東北地方を中心も投入されたHB-210系やHB-300系という後継車の登場に繋がる結果になったのである。
キハ110とキハE200の並び。どちらもJR東日本にとって革新的な気動車でしたが、あなたはどちらがお好きですか?
小諸はかの有名な「あの夏で待ってる」の聖地という事で、駅ホームにPOPが飾られていました。わいは見た事ないのでよくわかりませんw それにしても秩父が舞台の地である「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」とこんがらがりそう(ぉ
この日は急行「信州」が軽井沢〜篠ノ井間を2往復のほか、さらに湘南色に塗り替えられた169系が急行「さかき」として、坂城〜軽井沢間を1往復するという「最高かよ」と言っちゃうぐらいの内容だった。なお、わいの行った翌日は急行「信州」湘南色6両運転を実施したようである。
しかし、この後存分に楽しんで帰るという思いは見事に打ち砕かれる事になる。
こちらは記念乗車券セットのご案内。今回は買うのを見合わせた代わりに、169系仕様の限定1日フリー乗車券を買って今回の乗り鉄をすることにした。
これが当時しなの鉄道169系完全引退を知らせるポスター。2013年GW前半の3連休をもって勇退した。JR165・167・169系亡き後も長らく活躍してきたが、ついに直流急行型電車が過去帳入りになるということを嫌でも突きつけられるのだ。北陸本線もそうだったけど、2010年代に昭和の栄光的車両がここまで活躍できたのも奇跡的といってもおかしくないと思われる。当時、すでに定期運用から外れていたものの、長野新幹線開業以降15年ほどに渡って169系を走らせてきたしなの鉄道には敬意を表したい。
小諸有数の観光地「懐古園」をバックにちはみきを撮影。ああ〜ちはみき最高なんじゃああああああ。ちなみに、懐古園へは駅を出て歩道橋を渡ればすぐに行けます。小諸は軽井沢や上田界隈に比べるとちょっとインパクトには欠けますけれども、長野県東部地域においては歴史ある地であります。わいも懐古園に行きたいですね。
ではでは、次の電車に乗っていよいよ169系を撮影しに行きましょう。またもJR東の115系(当時)に乗って、隣の滋野駅へ。
小一時間ほど待って、滋野駅で急行「信州」の運用に入る169系を撮影。久々に見る湘南色の急行型電車に感動しましたよ。
滋野駅からは、しなの鉄道色の115系に乗車。今度は急行「信州」に乗る為に一路篠ノ井駅へ向かいます。
途中の屋代駅では残り2本の169系が留置されていた。うち、奥の湘南色は急行「さかき」で運用されるものである。
篠ノ井駅に到着。ここで急行「信州」の到着まで小一時間ほど待つことに。左が滋野駅から乗ってきた電車。右がJR車だがやはりしなの鉄道線に乗り入れる例の2両編成の電車である。
今回の遠征二度目の「???」。これを見た瞬間「ファッ?」とならざるを得なかった。まさかの大糸線のヌシであるE127系が長野まで営業運転で乗り入れるなんて思ってなかったのである。これも211系投入の影響でこのような形になったと思われる。そして右側に移ってるのが「ブルーサンダー」ことEH200形電気機関車。主に中央東線の貨物輸送で活躍している機関車である。わい的に中央東線の貨物輸送はEF64重連が一番好きなんですけどねw
在来線におけるJR東海のフラグシップ車両と言っても過言ではない383系特急「しなの」。特急列車がある県庁所在地のある都市で他社線の特急形車両しか乗り入れないのは長野だけじゃなかろうか?
今回の遠征で飽きる程見たJR東日本車両で運用されるしなの鉄道の列車w
さて、そうこうしているうちに急行信州が来る時間になりましたよ。
そしてやってきました。急行「信州」。169系に久々に乗れるだけあって気分が高まってましたが・・・。乗る時に先頭にいたにも関わらずガキに割り込みされる不具合。ぶっとばしてやりたいぐらいですが、千早ちゃんがいるので我慢我慢(ぉ
さて、気を取り直しましてまずはディテール写真から。急行型電車の特徴である広いデッキをとりましたよ。急行型電車の広い扉がまた印象的ですな。
というわけで、デッキにて千早を撮影しましたよ。千早も満足そうで。
同じ湘南顔でも113・115系とは塗り分けが違うのが特徴。やっぱ直流急行型電車はこの色じゃないとね。
塗り直されたばかりなのか結構きれいな169系。急行幕がまた映えますなあ。やっぱ湘南色かっこいい。
ヘッドマークを拡大して撮影。山型ヘッドマークというなかなか粋な計らいのデザインで。
というわけでここでも169系をバックに千早を撮影したぞ。
サボ周りを撮影。行先サボもなかなか乙なもので。見えにくいけど行先の下には「ありがとう・さようなら169系」と「2013.4.29ラストラン」と書かれていた。
別の車両のサボを見るとなんと信越本線時代のサボを模したサボが掲出されてたぞ。ちなみに、このサボは再現品なので実際のところは「長野〜軽井沢 普通」ではなく「急行」なので悪しからずw
そして運転台周りを撮影。わい的にはブレーキハンドルついている運転台がとれるとテンション高くなるわけでw これがあるのとないのではだいぶ印象が違っちゃうのでね。
運転台をさらに拡大してもう1枚撮ってみた。
そして169系のシートを撮影。しなの鉄道の169系のシートはボックスシート(クロスシート)ではなく、簡易リクライニングシートなのが特徴である。これは定期運用時代にライナー列車として充当するため。ちなみに背のポケットにはライナー券を入れるチケットホルダーもある。
わい:さあ、千早。軽井沢まで急行「信州」の旅にでかけよう。
千早:ええ。プロデューサー。たまにはこういう旅もいいですね。
(時効だから大丈夫だとは思うけど)乗車した急行信州4号のスタフである。篠ノ井を12:12に出て軽井沢に13:11に着くというダイヤ。約1時間ほどの乗り鉄旅である。
篠ノ井から1時間かけて、終点軽井沢に到着。久しぶりに169系に乗れて本当に良かった。
軽井沢駅横に展示されているEF63と絡めて撮影。まるで往時の横軽時代にタイムスリップしたかのよう。
というわけで、過去のアイモバ遠征シリーズ第壱弾の第三章はここまで。
この後は急行「信州」と急行「さかき」を撮影してから帰ろうと意気込んでいたわいであったが、この思いは打ち砕かれることとなった・・・。
千早「くっ。あんな余計なことをするからプロデューサーに天罰が下ったんです。」
一体何が起こったのか? 期待しないで待っててね(おぃ