【アイモバリアルグルメツアー】新庄エリアのくじらもちを食す

こんにちは。北陸の食パンです。

今回は、久しぶりに「アイモバリアルグルメツアー」の記事をお送りします。

「アイモバリアルグルメツアー」の第七弾は、新庄エリアの「くじらもち」を食べてみたいと思います。

それでは、早速本題に入りましょう。

アイモバにおける新庄エリアのアイテムであるくじらもちの説明文は「新庄名物の銘菓・くじらもち。米粉を蒸して作っています♪体力が少し回復します。」と書いてありました。

恥ずかしながら、言っちゃっていいですか?

くじらもちの存在、アイモバで初めて知ったのだよ

おりしも、アイモバ東北赤塗り遠征第弐弾でちょうど新庄を通るということもあって、せっかくだからということで、現地に行って買って食べてみることにしました。

また、当時のツイートより「第十三回目は新庄エリアのくじらもち。餅米と粳米の粉を原料とし、黒砂糖や味噌などを練り合わせて蒸したお菓子です。当地では雛祭りのご馳走として各家庭で作られ伝えられてきました。」とわいはツイートしてました。

いつも通りのお約束ですけれども、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。

さて、くじらもちというのはいったいどんな食べ物なのかみていくことにしましょう。

(取材したのは2014年1月です)


関東から新幹線で、はるばる新庄までやってきたわい。列車の乗りつぎ時間までだいぶあるので、新庄駅構内にある土産物屋に「くじらもち」を探しに行きました。

土産物屋を物色していたところ「くじらもち」のコーナーを発見しました。当地においては「くぢらもち」が正式の呼び方だそうですが、本記事ではアイモバ基準で、この後の表記も「くじらもち」とさせていただきます。あらかじめご承知くださいませ。

写真を見ればお分かりいただけると思いますが、一口サイズから大きいものまで各種取り揃えておりました。


それでは、ここでくじらもちのことについていくらかお話しすることにしましょう。

くじらもちは、漢字で表記すると「鯨餅、久持良餅、久慈良餅」というように複数の表記が存在します。新庄・最上地方では「くぢら」とひらがな表記するのが一般的のようです。表記ゆれするくらいなら、ひらがなに統一した方がいいという考えでしょうかね?

くじらもちは、本記事において紹介している山形県新庄市・最上地方のほかにも、青森県鰺ヶ沢町・青森市浅虫温泉付近でも作られているようです。

一応、参考程度に記載しておきますが、漢字表記すると、山形県側では「久持良餅」、青森県側では「久慈良餅」と表記するようです。

くじらもちがどのようにして作られるかを簡単に記すと・・・

もち米とうるち米の粉を水で練り、箱の中でのばし、ムキ胡桃・砂糖水を加えて、せいろで蒸して作っているみたいですね。また、味については先ほども述べていますが、味噌・醤油・餡など多彩な種類が存在します。

くじらもちは、山形県ではもともと桃の節句の時期によく作られている郷土菓子です。

その由来についてですが・・・

  • くじら餅が今より大きく、米1升で1本といわれ、重さ約2・2キロもあって、形が塩くじら(クジラ塩漬け)に似ていたからという説
  • また、くず米を粉にして作った餅「くずら餅」が転訛(てんか)した説
  • 新庄藩の兵糧食として始まった説(久しく持ちの良い食べ物ということから兵糧食として重宝された?)

など多数の説がありますが、どれも決め手に欠け、わからないのが結論だそうです。

以上、くじらもちのルーツなどについて説明させていただきました。


土産物屋で黒糖+みそ味のハーフサイズと、その場で食べる用の一口サイズのくじらもちを購入しました。

くじらもちは、黒糖・味噌のほかにも、しょうゆ・白砂糖などあるみたいですが、今回はスタンダードな2種類をチョイスした次第です。

列車待ちの間に一口サイズのくじらもちを食しましょう。味はみそ味になります。みそということで、甘くなさそうに見えますが、意外と甘かったです。餅自体はなかなか歯ごたえがあるように思いました。

余談ですが、写真を見ると、すごく痛々しい風景に思えますが、遠征1ヶ月前に指を大けがする事故に遭ってしまったため、包帯を巻いていたわけです。治療に2ヶ月要しまして、結構つらかったです。

一口サイズのものは、その場で食べましたけれども、ハーフサイズのほうは、家に持ち帰りました。

側面を見てみると、くじらもちの食べ方の説明が記載されていました。そこには・・・

  1. まずは、そのまま食べる
  2. 固くなったら包丁かハサミで細かく切って焼いて食べる

というのが、くじらもちの食べ方だそうです。間違っても、雑煮の餅みたく煮ないようにしてくださいね。

そういえば、わいの場合は、1だけで終わってしまいましたので、今度また食べる機会があれば焼いて食べてみたいところです。

裏を見ると、「くじらもちのおはなし」というのがありますが、由来が先ほど述べたものとまた異なる説がかかれています。

いったい、どれが正しいかよくわかりません。はい。

別の側面には、新庄節の歌詞がかかれていました。郷土歌謡ですが、現地で聴いているわけでもないので、どういう歌かはよくわかりませんw

後日、ハーフサイズのくじらもちを食べました。

黒っぽいのが黒糖味、もう一方はみそ味です。どちらも甘みがあっておいしかったですね。なお、ハーフサイズということもあって、両方とも残さず一気に食べてしまいました。

仕事の休憩中に昼飯代わりに食ったというのもあるのですがねw


ということで、アイモバリアルグルメツアー第七回目、新庄エリアのアイテムである「くじらもち」のレポートをお伝えしました。

次回のアイモバリアルグルメツアーはまた関東に舞い戻って、両国エリアのアイテムを取り上げたいと思います。いつ記事にするかはわかりませんがねw


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