こんにちは。北陸の食パンです。
2022年も早いもので、もう4月になってしまいました。もう今年の4分の1は過ぎてしまいましたね。近年は、なんか時の流れが早いのか遅いのかよくわからない感覚でいましたけれども、かなり過去を振り返ってみますとやっぱり時の流れが早いのかなと感じてしまいます。
で、今回は「アイモバリアルグルメツアー」第伍拾七弾と第伍拾八弾の記事をお送りします。内容ですけれども、横浜エリアの「シュウマイ」と元町/中華街エリアの「肉まん」を食べに現地に行ってきました。
それでは、早速本題に入りましょう。
横浜エリアの有名なシュウマイといったら・・・?
アイモバにおける横浜エリアのシュウマイの説明文は「横浜名物のシュウマイ。旅の始まりにもぴったり!?体力が少し回復します。」と書いてありました。
横浜名物といえばやっぱりシュウマイでしょう。関東に住んでいる方ならしょっちゅうCMで流れてますから、いやでもわかりますよね?
しかし、このシュウマイ、表記がいくらかありまして・・・
- シュウマイ(本記事ではこちらで統一します)
- シューマイ
- シウマイ(早くもネタバレで恐縮ですが今回取り上げる崎陽軒では一般的にこの表記がなされます。また、中国本場はこの表記というか読み方がこれだそうです。)
といった感じに表記揺れがあります。まあ、表記揺れ事案なんていろいろありますから、まあまあ誤差ということで。ちなみに感じで書くと、焼売って表記しますよね。
このシュウマイは、弁当のおかずに、惣菜に、さらにはビールのおつまみにといったようにオールマイティに対応している食べ物という位置付けになっています。
さて、そんなシュウマイとは何たるかということですが・・・
「豚の挽肉を小麦粉の皮で包み蒸し調理した中華料理の点心」
のことをシュウマイと呼称しているようです。中華人民共和国の広州や香港では広東語で「シウマイ」と発音されていまして、日本語は広東語の発音を外来語として取り入れています。ですので、崎陽軒に関しては本場の発音をそのまま表記にしていることになるわけですね。
シュウマイは、現在の中国内モンゴル自治区が起源とされていますが、中国国内では・・・
- 北京
- 山西省
- 広東省
- 山東省
- 浙江省
- 江蘇省
等、各地に広く普及しているそうです。ただ、地域によって様式が異なるという特徴があります。
本場のシュウマイは、豚の挽肉と白菜などの野菜を主体とし、練り合わせて味付けした餡を中身にし、薄い小麦粉の皮で短い円柱状に包み、蒸籠や蒸し器などで蒸かして仕上げるそうです。好みで酢・醤油・辛子など調味料をつけて食べ、中身についてはエビ、カニ肉や牛肉を加えたり、包む皮の代わりにもち米をまぶすなどのバリエーションも存在するようです。
同じ点心の一つとして扱われる餃子との違いとして・・・
- 皮が薄い四角形(丸い皮もある)
- 中に澱粉がやや多く配合されている
- 必ず最初は蒸して調理する
- 塩味などの味付けが強めで調味料で味付けせずに食べることもできる
などといった点が挙げられます。
中国では蟹みそを付けたり、何も付けない例が多いそうです。
なお、日本で一番シュウマイを食べるのは・・・
やはり横浜市民だそうで、総務省統計局の家計調査でも、シュウマイの購入金額は、横浜市が毎年、首位独走し続けているらしいです。
そういえば、このシュウマイについてはツイートしてませんでしたね。ということで、もし、ツイートしてたら、おそらくこういうツイートをしていただろうという文章を即興で書いてみました。
「第●●回目は横浜エリアのシュウマイ。横浜名物の一つとして全国的に有名であり、昔から人々に愛されてきた中華料理の点心の一つです。おかずにもおつまみにも合います。もちろん、シュウマイの消費量日本一は横浜市民だそうですよ。」
たぶん、これでimas505iタグ・アイモバリアルグルメツアータグ、画像を添えれば140文字以内になるんじゃないですかね。きっと。(旧Twitter基準だと文章だけで117文字が限界ですので・・・。それにハッシュタグと画像のURLの文字数を加算して140文字って感じです)
いつも通りのお約束ですけれども、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。
(取材したのは2020年12月です)
取材当日は、別件で出かけており、ついでにということで思い立ってグルメツアーもいくらかこなそうと思って、後半戦は横浜と中華街をはしごすることにした。前半戦は、前回記事に書いてあるので、併せてご覧いただければと思う。
ということで、横浜名物のシュウマイもといシウマイといえば、やっぱり崎陽軒です。崎陽軒以外を攻めてみようかなとも考えたのですが、結局安定の崎陽軒にしてしまいましたw
崎陽軒は、横浜周辺に多数の店舗があるほか、神奈川県内・東京都内・埼玉県内・静岡県内にも店舗があります。日本国内では関東(とりわけ南関東)近辺に店舗が集中しているため、他地方の方だと実は地元にもあるので、買おうと思えばすぐ買える。
今回買った店舗は、JR横浜駅の東海道線下りホーム5・6番線の店で買いました。名物「シウマイ弁当」を買って、グリーン車の中で悠々と食べるのも一興かもしれませんね。
ちなみに、崎陽軒は1908年に横浜駅構内の売店(当時の横浜駅は現在の桜木町駅)で創業したのが発端となっており、1915年に現在の横浜駅に移転するとともに駅弁の販売を開始しました。のちに、名物「シウマイ弁当」が登場し、駅弁で必ずついているお手拭きのサービスを開始したのもこの崎陽軒が発端となっています。
ところで、横浜のシュウマイの起源としては、1881年に「博雅亭」というところが出したのが契機になっています。明治時代後期から人気を集め、大正時代には「 豚肉に北海道産の乾燥貝柱と車海老などを加えた海鮮シウマイが人気を集めた」とあり、貝柱入りシウマイのルーツにもなっています。
しかしながら、後継者不在により閉店を余儀なくされ、親戚筋が野毛に姉妹店「博雅茶郷」を開いてブランドを支えてきたものの、2008年にはデパートの食品売り場に構えていた販売店もなくなってしまいました。
なお、現在では「博雅茶郷」の志を受け継いだ職人さんがしっかり手作りを続けている「ヨコハマ博雅」という店が横浜の下町、六角橋商店街の奥にあるそうです。今度、履修してみましょうかね。(履修次第追加予定)
崎陽軒のシウマイといえば、結構インパクトがあるこの赤いパッケージ(箱)ですね。ガキの頃、母方の親戚の家に遊びに行くと必ずと言っていいほど出てきたので、わいにとっては「シウマイ=崎陽軒」というイメージが頭から離れないわけです。(今では、崎陽軒のシウマイを食べる機会が激減したため、)
もちろん、味や種類によって他の色のパッケージ(箱)も存在するわけですが、わいはやっぱり赤い箱じゃないと落ち着きませんw
昔から崎陽軒のシウマイは全国的に有名ですから、古くから知っている人はおそらくわいと同じ感覚なのではないかと思います。はい。
主力商品である昔ながらのシウマイシリーズは、消費機期限が製造から17時間(但し、12時間以内に冷蔵保存した場合は40時間)ということで、まあその日中に食べないといけないですが、それがある意味崎陽軒の特徴であるとも言えます。
今では、真空パック製品や冷蔵商品のおいしさ長持ちシリーズもあり、遠方へのギフトに崎陽軒のシウマイを送ることも可能になりましたので、関東以外に居住していても崎陽軒のシウマイに手を出しやすい環境になっているわけです。(調べてみると真空パック製品は、高度経済成長期に開発されたようですね)
全国的に人気になったからこそ、おいしさは昔と変わらないまま様々な工夫がこらされている証しともいえますね。
というわけで、箱を開けますとこんな感じになっています。今回は一人で食べるので、ポケットシウマイをチョイスしました。
崎陽軒のシウマイは1928年に発売され、変わらぬレシピで変わらぬおいしさを維持しており、豚肉と干帆立貝柱が出逢って生まれた豊かな風味が特長の冷めてもおいしい、一口サイズのシウマイと謳っています。あったかい状態と冷たい状態どちらも食べたことがありますが、個人的には崎陽軒のシウマイは冷めた後の冷たい状態の方が好きですかね。
冷めてもおいしいシウマイにした理由としては、列車内で食べるのに最適な方法を突き詰めた結果であり、合わせて揺れる車内でもこぼさぬよう、一口サイズで食べれる大きさにしています。
ところで、シュウマイといえば、人によってはシュウマイの上にグリーンピースが載っていることを思い浮かべる人もいると思います。これに関しては、昭和30年代に、学校給食用としてシュウマイが提供されるようになった際に、ショートケーキに載せるイチゴをイメージして、彩りとして頭頂部にグリーンピースが載せられるようになったという所以なのだそうです。
しかしながら、時代とともに販売されるシュウマイの種類が増えていき、認知度が高まると、グリーンピースを載せる必要性がなくなってしまい、グリーンピースを載せたシュウマイは減っているそうです。現に、冷凍食品のシュウマイにはグリーンピースが載っているものは存在しないそうです。
でも、崎陽軒のシウマイは、上にグリーンピースは載せていないものの、具の中にグリーンピースは入っています。(写真のシウマイの上段の真ん中がわかりやすいかも)
シュウマイとグリーンピースの関係は今でも切っては切り離せないものかもしれませんね。
最後に余談ですが、崎陽軒のシウマイといえば、「ひょうちゃん」というものがあります。それは何かと言うと、シウマイの箱に入ったしょう油入れで、そこには笑った顔に怒った顔、様々な表情を見せる隠れた横浜名物でもあります。
今回買ったポケットシウマイには残念ながら入っていませんでしたが、母方の親戚の家で崎陽軒のシウマイを食べる時の楽しみとして、「ひょうちゃん」を見るというのも一つの楽しみでありました。(ちなみに、わいは2代目ひょうちゃんが一番なじみがあります)
思い出語りも交えながら、崎陽軒のシウマイを完食。ごちそうさまでした。
元町/中華街エリアの「肉まん」を求めて現地を散策する
アイモバにおける元町/中華街エリアの肉まんの説明文は「中華街といったらやっぱり肉まん。食べ歩きもたまらない。体力が少し回復します。」と書いてありました。
肉まんは、中華まんのうちの一つで、スーパー・コンビニとかでもテイクアウト系の主力商品の一つとして数えられています。
歴史としては、中華街に伝わった大正・昭和の頃から各地で食べられているそうですが、最初の発端に関しては諸説あるようです。ただし、本場中国の中華まんは日本人の好みには合わなかったそうで、日本人向けのあっさりした味付けに改良されたのが、大正末期〜昭和初期あたりだと言われています。
肉まんの直接の原型となったのは中国の「包子(パオズ)」であるとされ、名前の元は包子では無く、「饅頭 (マントウ)」という中国の蒸しパンから取られています。故に肉まんとは、「肉饅頭」を省略した呼び名となっているわけです。
基本的な具としては、豚肉と、タマネギ、タケノコ、干しシイタケなどの野菜をみじん切りにして煮たものを入れます。他には・・・
- 干し貝柱
- オイスターソース
- フカヒレ
などを入れたりするそうです。
肉まんの特徴として、皮の上部にはひねったような模様がつけられるのはご存知だと思いますが、これは作るときも具をそこから入れて閉じるためにそうなっているらしいです。
それはさておき、横浜の中華街で一番手軽に食べ歩きできるものといえば肉まんということで、店ごとに様々な大きさや形、そして具の中身も色々あります。ネットで調べると色々情報が出て来ますので、気になった店1つに絞るのもよし、余裕があれば数店はしごして食べ比べるのもよしといった具合に肉まんだけでも中華街を手軽に楽しむという点ではアリなのかなと思います。
そういえば、この肉まんについてはツイートしてませんでしたね。ということで、もし、ツイートしてたら、おそらくこういうツイートをしていただろうという文章を即興で書いてみました。
「第●●回目は元町/中華街エリアの肉まん。横浜中華街で手軽に食べ歩きできる食べ物で一番人気であり、店ごとに様々な大きさや形、具の中身などに違いがあります。中国の文化を感じながら、現地に行って食べ歩いてみてはどうでしょう?」
たぶん、これでimas505iタグ・アイモバリアルグルメツアータグ、画像を添えれば140文字以内になるんじゃないですかね。きっと。(旧Twitter基準だと文章だけで117文字が限界ですので・・・。それにハッシュタグと画像のURLの文字数を加算して140文字って感じです)
いつも通りのお約束ですけれども、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。
(取材したのは同じく2020年12月です)
さっきのシウマイを買った横浜駅から根岸線に乗って石川町駅まで移動してきました。中華街の延平門の中を潜って中華街の中心部へと向かいます。
ところで、中華街の外郭にある門として・・・
- 朝陽門(東と春を守る。中華街最大の門で、かつ一番新しい門)
- 朱雀門(南と夏を守る。)
- 延平門(西と秋を守る。現在ある4つの外郭門で一番古い門)
- 玄武門(北と冬を守る。)
の4つの門があります。
ところで、勘の良い方は気づかれたと思いますが、中国の伝説上の神獣、四神といえば・・・
- 東の青龍(せいりゅう)
- 南の朱雀
- 西の白虎(びゃっこ)
- 北の玄武
なわけですけれども、さっきの門の名前には朱雀と玄武はあるのに、青龍と白虎はないのです。厳密にいえば、門自体には朝陽門には青龍が、延平門には白虎が描かれてはいますが、青龍門と白虎門とは呼ばないわけです。
何故なのかというと、延平門建設の際に台湾系の華僑から「白虎は性的な隠語」という意味があると強い反対意見が出たため、やむなく名称を変えざるを得なかったと言われています。その反対側である朝陽門に関しても、その煽りを受け、本来付ける予定だった青龍門とせずに朝陽門になったわけです。
バブルがはじけた後の中華街は来街者が激減したそうですが、門の新築が進んで行くとともに、来街者がまた増加し、今では横浜の繁華街の一つとして名を連ねるようになりました。(ちなみに一番底の時期は延平門ができた当時だったようです)
確かに、ガキの頃に行った中華街と、高校卒業後に行った中華街と、今の中華街では雰囲気がだいぶ変わったのかなと思います。
延平門をくぐって、ずっと歩くと善隣門にたどり着きます。善隣門は横浜中華街の門の中でも一番歴史がある門です。現在の門は1989年に改築された二代目の門ですが、おそらくほとんどの人が思いつく中華街の門といえばこれじゃないでしょうか? わいも真っ先に思いつく門がこの善隣門です。
今回は、さきほどの善隣門にほど近い「萬珍樓売店 中華街大通店(まんちんろうばいてん ちゅうかがいおおどおりてん)」で肉まんを買って食べることにします。複数の店で買って食べ歩きも考えましたが、この後予定もあったので、ここのみにしました。
1892年創業の中国広東料理の老舗で、130年の歴史を誇る横浜中華街では有名なお店です。本店では、本格的な広東料理が食べれる他、本店の入り口に併設する形で売店(テイクアウト・ギフトショップ)もあるのが特徴です。
また、点心を中心とした専門店である「萬珍樓 點心舗」も中華街の中の別の場所にあります。
肉まんに関しては、本店の横に併設している売店で通りに面して特設ブースが設けられているので、本店内に入らずとも気軽に買うことができます。
というわけで、肉まんを買ってみました。1個450円と中華街の肉まんではまあまあ値がはってはいるものの、想像してた大きさよりも大きかったですね。他のもので例えるならマクドナルドのビックマックに近いくらいの大きさといえば通じるのかなと思います。
持ち歩きにも配慮しており、写真のように容器が用意される他、お手拭きもきちんと用意してくれました。ある意味老舗だからこそのサービスとも言えるのではないでしょうか?
それにしても肉まんから漂う香りが良すぎて早く食べたいってなりましたねw
蒸かしたてというのもあるのでしょうが。
肉まんを上から撮ってみました。御多分に洩れず皮の上部にはひねったような模様がつけられています。ただ、コンビニとかで売っている肉まんとは違って、模様に規則性といいますか型通りの模様ではない点では、ある意味老舗の貫禄が垣間見えるなあと思いました。
見ればわかると思いますが、工場で作っているわけではなく、昔ながらの製法にこだわり、一つ一つを手作りで包んでいます。すごいです。
皮の中の餡がちょっと見えているのもご愛嬌です。皮を外から触るとなかなかにしっとりしていながらも弾力がありました。ちなみに、皮(生地)は北海道産の国産小麦を使用しているようです。
というわけで、食べかけの画で恐縮ですが、中身はこんな感じです。
肉については、群馬県の和豚もちぶたを使用しており、素材にもこだわっています。歯ごたえも良く、豚肉独特の臭みもなく、さっぱりしている上質な肉となっています。
豚肉のほかには、玉葱も入っており、シンプルながらも口当たりの良い味でありました。創業から約1世紀にわたって受け継がれてきた萬珍樓伝統の味は現代にも通ずる味であり、化学調味料を一切使用していない点でも非常に信頼できる味でした。噛んだ後の肉汁もまた美味しかったですね。
また中華街に繰り出したら他の店の肉まんも食べ比べてみたいと思います。まあ、電車で一本で行けるんで、その気になればいつでも行けるんですけど。
今回食べた萬珍樓の肉まんはまた食べてみたいなと思いました。はい。
今回は「アイモバリアルグルメツアー」第伍拾七弾の横浜エリアの「シュウマイ」と第伍拾八弾の元町/中華街エリアの「肉まん」のレポートをお伝えしました。
今回は、完全に中華コースでしたが、電車で一本で行けるエリアだし、いつでも食えるやろ〜っていう頭でいましたので、取材するのも結果的に遅くなりました。
今回のシュウマイにしろ、肉まんにしろ昔から馴染みのあるものではありましたので、改めて食べてみると昔とは違う感想が出るんだなあと痛感した次第です。そういえば、先日横浜行きました。きちんと中華街も歩いて来ましたよ。まあ、グルメツアー目的ではないので、さらなる再履修はしてませんがね・・・。
さて、次回のアイモバリアルグルメツアーは、兵庫/長田エリアのアイテムを取り上げてみたいと思います。
あまり過度な期待はなさらずにお待ちくださいね。