【アイモバリアルグルメツアー】飛騨エリアの飛騨牛を朝飯として贅沢にいただく

こんにちは。北陸の食パンです。

昨日は鉄道の日だったらしいですね。もう最近鉄道なんてどうでもええわって気持ちになってます。まあ、5〜6年前から予想はしてましたけれども、まあここまで冷え切るとはわいとて思っていませんでしたよと。

それでは、ブログの本題に入ります。今回は「アイモバリアルグルメツアー」第四拾弐弾の記事をお送りします。内容ですけれども、飛騨エリアの「飛騨牛」を食べるために現地に行ってきました。

それでは、早速本題に入りましょう。

アイモバにおける飛騨エリアの飛騨牛の説明文は「大自然に囲まれて育った飛騨牛。体力が少し回復します。」と書いてありました。

飛騨牛といえば、日本のブランド牛の一つとして全国的に有名です。

歴史としては、岐阜県では昭和20年代、田畑を耕す役割を兼ねた「役牛」として牛を飼育していましたが、昭和30年代になると、農作業の機械化が進み「役牛」から肉用牛への転換が開始されました。

昭和40年代には、肉質や増体に注目が集まり肉用としての改良がおこなわれるようになり、その頃には日本全国レベルで肉用牛の改良の機運が起こり、各県が改良の成果を競う場として和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」(通称:全共)が開催されるようになったそうです。

昭和50年代の時点では、岐阜県内にはそれぞれの地域名がついた和牛が飼育されていましたが、ここにきて統一の機運が高まり、県下総称して「岐阜牛」と呼ばれるようになりました。

そして、昭和56年、のちに『飛騨牛の父』と呼ばれ、ブランドの立役者となる「安福号」(元は但馬牛)が兵庫県より導入され、その産子が次々と素晴らしい産肉成績を収めるようになりました。

それから「岐阜牛」の統一名称を「飛騨牛」(すでに登録商標としてあったが、登録商標元の協力を得て)へと変え、岐阜県のブランド牛として推進していく流れになりました。今から30年前あたりから飛騨牛の歴史が始まったというわけです。

飛騨牛が全国的に有名になった契機としては、平成14年に岐阜県で開催された第8回全国和牛能力共進会において日本一を獲得したことから始まります。この共進会は5年に一度開催され、国内の優秀な和牛が一堂に会し、優劣を競う大会で「和牛のオリンピック」と呼ばれるほど大規模に行われているようです。

そこでは、改良の成果を競う「種牛の部」と肉質を競う「肉牛の部」に分かれており、飛騨牛はそれぞれの部門で名誉賞(内閣総理大臣賞)と最優秀枝肉賞という最高位を獲得しました。

近年では近畿東海北陸連合肉牛共進会(松阪牛や神戸牛、近江牛などの名だたるブランド牛を擁する県が参加する大会)においても連覇を達成しており、「安福」の血を引く「飛騨白清」をはじめ「白清85の3」「花清国」など数多くの種雄牛(父牛)が県内で活躍しており、飛騨牛ブランドの更なる発展に寄与しているようです。

また岐阜県は(公社)日本食肉格付協会が実施する牛枝肉格付において最高等級である5等級の発生率が全国平均をはるかに上回っており生産者の肥育技術の高さが際立っていることが特徴です。

故に、最高級の牛肉という評価が定着している飛騨牛は、脂肪交雑(さし)、肉の艶、色、キメ、香りともに肉質の高条件全てをクリアしており、他のブランド牛に引けを取らない高品質な肉牛が育てられていると言えます。

そういえば、この飛騨牛についてはツイートしてませんでしたね。ということで、もし、ツイートしてたら、おそらくこういうツイートをしていただろうという文章を即興で書いてみました。

「第●●回目は飛騨エリアの飛騨牛。昭和56年の安福号から始まった飛騨牛は、脂肪交雑(さし)が見た目に美しく鹿の子状に入っており、肉の艶・色・キメ・香りともに肉質の高条件全てをクリアしている日本屈指のブランド牛です。」

たぶん、これでimas505iタグ・アイモバリアルグルメツアータグ、画像を添えれば40文字以内になるんじゃないですかね。きっと。(旧Twitter基準だと文章だけで117文字が限界ですので・・・。それにハッシュタグと画像のURLの文字数を加算して140文字って感じです)

いつも通りのお約束ですけれども、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。

【おことわり】

今回取り扱う飛騨牛の肉を購入したのは、アイモバでいう「高山エリア」内ですが、実際に食したのは今回の対象である「飛騨エリア」内です。本来のアイモバリアルグルメツアーのルールでは、原則的に設定されたエリア内で食べるもしくは仕入れるをルールにしていますが、一応食べるという意味では原則的に設定されたエリア内で食べているということに準拠している旨ここに報告しておきます。


(取材したのは2020年8月です)

とある某会合が岐阜県高山市で開かれることが決定し、8月某日に某会合の先遣隊として、わい含む3名が早朝関東を出発し、9:30に高山入りした後、色々な買い出しを終えて、最後の買い出しである飛騨牛を求めに高山市内の某所へとたどり着いた・・・。

というわけで高山市内にある飛騨牛販売店の一つである「丹生川精肉」というところにやってきました。

完全に逆光で撮影したので写りがよろしくなくてすみません。

飛騨牛を専門に取り扱ってはいますが、写真に「飛騨フレッシュポーク」とあるあたり一応豚肉関係も扱っているみたいです。

「丹生川精肉」の店舗入り口の様子です。看板から幕から何からとにかく「飛騨牛」を強調しているあたり、飛騨牛に関してはきっと自信がある店だなということが伺えます。

これは期待していいんじゃないですかね。ということで店の中へLet's GO!

店の中に入るとまさに肉屋という感じ(当たり前ですが)の雰囲気が漂っております。

商品棚の上を見ると、ステーキ用のでかい肉が鎮座しています。しかも最上級品5等級ですから最高の品質の肉だということがわかりますね。見るだけで思わず唸ります・・・。なお、ステーキ用のヒレ肉は品切れでした。

商品棚の下を見ると、焼肉用の肉が並んでいます。こちらも最上級品5等級の品ですから、間違いなく美味しいのでしょう。

商品棚の右のほうに目を向けて見ると、ヒレ・リブロース・サーロインステーキ用の肉の塊がおいてありました。特にリブロース・サーロインステーキ用の肉の塊は見てるだけで圧倒的な存在感ですね。もちろん最上級品5等級レベルの品です。

下の方には肩もも肉(焼肉・すき焼き・しゃぶしゃぶ用)と肩ロース肉(すき焼き・しゃぶしゃぶ用)が陳列されています。こちらももちろん全て最上級品5等級レベルの品です。

今回は、会合の都合もあって焼肉用の肉の中から選びます。特に左のバラ焼肉は、ネットでは手に入らないらしくかなりお得感があるので、それを400g買って帰ることにします。右のもも・ばらも魅力的だったんですがね。まあ、多人数いるとはいえ安くかつたくさん食えることを優先しました。今思えばもう少し買ってもよかったかなって感じがします。

まあ、実は今回この「丹生川精肉」以外でも飛騨牛を仕入れていたので、妥協してしまったのはありますがね・・・。

肩もも(焼肉用とすきやき用)です。肉質(?)なのか肩ももの中でも部位が違うのか肉の色とか脂肪交雑(さし)の入り具合がちょっと違うような気がしますね。最上級品5等級レベルの品ですので、どっちにしろ美味しいのは間違いないでしょうが。

飛騨牛の特色として脂肪交雑(さし)が見た目に美しく鹿の子状に入っていることがあげられます。
さしはロース芯のみならず、バラ、肩、ももにまでも現れるそうで、霜降りが入っていることで、野菜などを一緒に煮た時にも脂肪が表面を包み込み、肉汁や香りが外に逃げるのを防ぎ、肉の柔らかさを保つのだそうです。

すき焼きの肉もなかなか良さそうですね。また今度よった時に買うのもアリですな。ただ、なかなかすき焼き食わんのでどうなんじゃろってのはあるけども。

この肩もも肉に関してもきちんと脂肪交雑(さし)が、美しく鹿の子状に入ってるのがおわかりいただけるかと思います。

やはり国内ブランド牛で一番美味しいものといえばやっぱりステーキです。焼肉用の肉より高いですが、食いごたえという面では間違いなく美味しいのはいうまでもないでしょう。店で食べるとなるとかなり高いと感じる方は、是非とも「丹生川精肉」でステーキ用の肉を仕入れて家などで焼いて食べてみてはいかがでしょうか?

サーロインはロース肉部分をステーキ用に切り分けたもので、とろけるような風味が口いっぱいに広がる極上のステーキになるそうです。

飛騨牛の販売ブースの上を見ると飛騨牛の写真入り額と、木製の飛騨牛の重厚な板が飾られていました。

飛騨牛の定義として・・・

  • (品種)黒毛和種
  • (地理的表示)岐阜県内で14ヶ月以上肥育(それに加え飼養期間が最も長い場所が岐阜県であるかつ飛騨牛銘柄推進協議会登録農家制度にて認定・登録された生産者により肥育されていることが条件)
  • (格付け)日本食肉格付協会の枝肉格付で肉質等級が3(肉質等級5等級・4等級・3等級)以上、歩留等級がAまたはB

を全て満たす必要があります。それらを満たしてないものは飛騨和牛と呼ばれるそうです。

「飛騨牛」と認定した場合には、飛騨牛表示ラベルを交付し、飛騨牛表示ラベルには、肉質等級、生産者住所氏名、個体識別番号、認定日が明記されます。

なお、飛騨牛は岐阜県内で岐阜県内産なら飛騨牛の名が与えられるが、生産者の約半数が飛騨地方であるため、飛騨牛の多くは飛騨地方産であることが特徴です。

ちなみに、一時期飛騨牛に絡む食品偽装事件が横行したために、岐阜県では肉質等級を個体識別番号から検索できるウェブサイトを開設し、一時期落ちた信頼回復ならびに飛騨牛ブランドの厳格化を図っています。

店内の右側を見るとタペストリーや額、看板などにとにかく「飛騨牛」の文字が見えるのがおわかりいただけるかと思います。

飛騨牛買うまで帰さんっていう執念が感じられますね(ぉ

上の額には、育てられた牛が岐阜県知事から推奨されている旨の掲示があります。 

店内の奥の方を見て見ると岐阜県知事から推奨されている旨の掲示がズラリと並んでいます。いかに「丹生川精肉」さんが飛騨牛に関してたゆまぬ努力を続けているかがわかる証拠といってもいいでしょう。

さらに表彰盾なども飾られていました。そこまで近づいてないので何についての書かれていたかは確認できませんでしたが。

さっきの写真とは違う角度から撮影したものです。実は店舗の奥の方には豚肉が売られているコーナーになっております。

おそらく「飛騨フレッシュポーク」関係を中心に揃えていると思われますが、飛騨牛に目を奪われていたので詳細は確認できてません・・・。

それでも、飛騨牛と同様にかなり質のいい豚肉が売られているんだなっていうのは感じました。

店舗の右側には冷蔵ケースと飛騨牛の写真が飾られてました。さっきは実際の肉の写真を出しましたが、写真の肉にしてもとにかく美味しそうですね。

冷蔵ケースには、カレーだったりもつ鍋の具だったり、岐阜県でそこそこ有名なハムである「明宝ハム」などが置いてありました。

飛騨牛のスペースと豚肉のスペースの間の角には、飛騨牛の置物各種が飾られていました。こういう置物を見るのは個人的に好きなんですよね。

「丹生川精肉」では、肉が売られている他に飛騨牛の串焼きと飛騨牛コロッケが売られており、注文してから少しは待ちますが、できたての串焼きとコロッケをいただくことができます。手軽に飛騨牛が食べたいと思ったら是非とも寄って食べてみてはいかがでしょうか?

訪問当時は、わいのほかに2人いたので、3人分注文しております。

こちらは飛騨牛コロッケです。このコロッケいくらだと思います?

100円ですよ。100円。

たった100円で熱々ホクホクのコロッケが食べられるんですから、本当にお得ですし、幸せを噛み締めながらいただきましたね。ある意味肉屋だからこその特権といってもいいんじゃないでしょうか?

そして、改めて飛騨牛の串焼きになります。こちらの串焼きいくらだと思います?

350円

です。

ちょっと小ぶりではありますけれども、他で買ったら多分もう少しするんじゃないかと思いますね。でも、できたての串焼きはやっぱり格別。ブランド牛ならなおさらですね。こちらも幸せを噛み締めながらいただきました。


そして、某会合の2日目。本当は初日で食べるはずだった飛騨牛だったが、かくかくしかじかあり、2日目の朝の時点でまったく手付かずであった。

しかし、もうそろそろ食わないとまずいという展開になってしまったので、眠い目をこすって必死こいて仕込みをすることにした。

なんと朝飯から「飛騨牛」を食べるというなかなかない暴挙に出たのであるw

というわけでまずは、「丹生川精肉」による前に買ったスーパーで買った飛騨牛+飛騨豚の焼肉セットです。スーパーといえども、飛騨牛は最上級の5等級の品であり、値段シールのところにきちんと個体識別番号も記されていました。

フタを開けるとこんな感じです。美しいですね。どれが飛騨牛でどれが飛騨豚かわかりますか?

飛騨牛は、脂肪交雑(さし)が、美しく鹿の子状に入ってるのが特徴ですので、写真を見るだけですぐわかりますよね?

真ん中には希少部位のミスジが入っていました。他の飛騨牛の部位は多分見た目もも肉かなとは思いますが、詳しく書いてなかったので本当のところはどうなんでしょう?

そして一緒に入っている飛騨豚も美味しそうです。

そして「丹生川精肉」で買った焼肉用のバラ肉ですが・・・。

すみません。冷蔵庫に入れる関係上かなり偏ってしまって見栄えがよろしくなくと申し訳ないです。

こちらも最上級品の5等級です。肉の他に牛脂もついてました。

さて、朝から元気に飛騨牛を焼きます。脂が乗ってるので焼けるのが早い早いw

某会合に参加している人ら総出で、焼く係や配膳係などの役割にわかれて朝飯を準備していきました。

ちなみに、焼くのに使ったコンロと網はわいのものですw

(この写真はきゅーだいてん君より掲載許可をいただきました)

バラ肉を焼いている時の様子です。結構脂が乗ってたので火がとにかく上がる上がるwww

そしておまけに焼き色がつくほど縮んでいくので1枚焼くのに30秒〜1分くらいのスピード勝負になっておりましたw

(この写真はきゅーだいてん君より掲載許可をいただきました)

バラ肉を焼いている時の様子をもう一つ。最初はわいが焼いてましたが、途中で某会合のリーダーに交代しました。あとは別働隊の方でも肉を焼いておりました。

そして焼きあがった後の様子がこちらです。こちらはスーパーで買った方の飛騨牛ですね。さっと焼いたとは言え、視覚から嗅覚からとにかく美味しそうな感じしかしませんでしたw

そしてもう一つスーパーで買った方の飛騨牛です。白っぽい焼き色の肉は飛騨豚だと思います。すぐ焼けたのでさっさと皿に盛り付けた感じでして、特に分けてなどいませんw

そしてバラ肉です。焼いたらだいぶ縮んでしまった(まあ部位が部位なだけに宿命なわけですけれども)んですけれども、脂が乗ってますし、5等級の飛騨牛なんでもう美味しそうという感想しかありませんでしたね。

(この写真はきゅーだいてん君より掲載許可をいただきました)

こちらはきゅーだいてん君が撮ってくれたバラ肉になります。写真の撮り方がうまいのでこちらのほうがすごく美味しそうに感じますね。

てなわけで、某会合での朝飯に飛騨牛は、みんな満足そうに食してすべてメンバーの胃の中に入りました。普段だったら絶対朝から重いもんなんて食えませんが、この日は格別。皆朝から元気にこの日は過ごせました。


ということで、アイモバリアルグルメツアー第四拾弐回目、飛騨エリアの「飛騨牛」のレポートをお伝えしました。

久々にまともなブランド牛を食って満足しました。飛騨牛は22年ぶりに食しましたけれども、「やっぱ飛騨牛しか勝たん」って気持ちになりましたね。

今回は焼肉で食べましたけど、やっぱステーキで食いたい。でも店で食うとそれなりの値段がするよなあ。

ってことで、今度また「丹生川精肉」さんに寄って、サーロインステーキ用の肉買って帰りますかぁw

そして、某会合に参加した皆様、わいのわがままを聞いてくださって誠にありがとうございました。おかげさまでブログネタにもなりました。感謝申し上げます。

さて、次回のアイモバリアルグルメツアーは、上田/菅平エリアと軽井沢/小諸のアイテムを取り上げたいと思います。久しぶりの2本立て構成になります。

あまり過度な期待はなさらずにお待ちくださいね。


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