こんにちは。北陸の食パンです。
5月に入っても、いろいろと忙しない状況で、なかなかブログ記事更新できず、ご迷惑をおかけしております。今月末には落ち着きそうな気もしますが、来月もまた忙しそうで、ただでさえため込んでいる記事がさらに増えそうですね・・・。
さて、今回はこのところ間合い企画で、ほかのカテゴリーを差し置いて進んでいる「アイモバリアルグルメツアー」第三回目として上中里エリアの「バラの羊羹」を買いに行こうと思います。
ブログ更新予定が当初より遅れてしまったため、少し潮流に乗り遅れた感がありますが、毎年5月~6月および毎年10月~11月には今回のアイテムの「バラの羊羹」が売っている旧古河庭園においてバラが咲き誇ります。
今回は、旧古河庭園の風景をご覧に入れながら、「アイモバリアルグルメツアー」をお送りしていきます。
それでは、早速本題に入りましょう。
アイモバにおける上中里エリアのアイテムであるバラの羊羹の説明文は「バラの花を練りこんだ羊羹。ピンク色の見た目も可愛い。体力が少し回復します。」と書いてありました。
しかし、このバラの羊羹についてはツイートしてませんでしたね。ということで、もし、ツイートしてたら、おそらくこういうツイートをしていただろうという文章を即興で書いてみました。
「第●●回目は上中里エリアのバラの羊羹。数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な旧古河庭園で、多く咲き誇るバラを眺めながら、バラの香る羊羹を食べて、アイモバ営業に情熱を注ぎましょう。」
たぶん、これでimas505iタグ・アイモバリアルグルメツアータグ、画像を添えればほぼ140文字になるんじゃないですかね。きっと。
何度も言ってますが、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。
さて、そろそろ現地へ向かいましょう。
JR京浜東北線上中里駅から歩いて7分ほどのところにある国指定名勝「都立 旧古河庭園」にやってまいりました。ちなみに「旧古河庭園」は「きゅうふるかわていえん」と読みます。
おりしも、取材当時(2年前の2014年5月ですけれどw)は、ちょうど春のバラシーズンということもあって、多くの人でにぎわっていました。バラの咲くシーズンは先ほども書いたように春と秋の季節に咲きます。バラに興味のある方はそのシーズンをぜひ狙って行ってみてください。ただし、混雑は不可避ですけれどね。
旧古河庭園はバラのほかにも、春は梅・桜、つつじなどが咲き誇り、秋は彼岸花・山茶花(さざんか)が咲き誇るほか、紅葉も楽しめます。
旧古河庭園をゆっくり楽しみたいのであれば、これらのシーズン外に行くのがおすすめです。
というわけで、庭園入口でお決まりのアイモバカメラを使って千早を撮影したぞ。
しかし、アイモバiはもう終わっているからこれができないと思うと、写真のネタに困ってしまいますよね。本当に。
旧古河庭園の入口付近にある説明板です。もともと古河氏が所有していたことからその名がついております。(画像をクリックすると拡大します)
なお、実際はもともと明治の元勲・陸奥宗光(歴史で必ず習う人物です)の邸宅でしたが、次男が古河家の養子になった時、古河家の所有になったそうです。戦後、国へ譲渡されましたが、地元住民の要望を受け、都が国から無償で借り入れる形で一般公開が実現されました。
園内は洋風庭園・洋館のゾーンと日本庭園ゾーンとおおきく2つに分かれており、洋風庭園・洋館のゾーンは英国人ジョサイア コンドル博士による設計、日本庭園ゾーンは京都の庭師植治こと小川治兵衛によって手掛けられたそうです。
旧古河庭園は、数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在で、伝統的な手法と近代的な技術の融和により、和洋の見事な調和を実現している秀逸で代表的な事例でした。また、現存する近代の庭園の中でも、極めて良好に保存されている数少ない重要な事例ということもあり、2006年1月26日に文化財保護法により国の名勝指定を受けたのです。
ちなみに、年間パスポートも発売されており、この旧古河庭園だけの年間パスポートは4回行けばもとがとれるかなりうれしい仕様になっています。
さて、入園料を払って、庭園の奥のほうから千早と巡ることにしましょう。
正門から入って奥のほうに行きますと、日本庭園が広がっております。春は桜が咲き誇り、秋は紅葉を拝むことができるため、それらのシーズンのときは多くの人でにぎわいます。
取材当時の日本庭園は、後述の洋館・西洋庭園がにぎわっていたのもあって、人があまりいませんでした。ちなみに、日本庭園に行くには園内を下っていく形になります。
こちらの写真は日本庭園のメインスポットである心字池と雪見灯篭です。心字池の由来は、「心」の字に似せて造った池からとされています。
心字池の周辺には大滝・枯滝・茶室など、日本庭園には欠かせない見どころが随所にあります。
心字池をバックに千早を撮影する。
心字池から渓谷・舟着石方面を眺めたもの。
さて、今度はいよいよこの旧古河庭園の一番のメインともいえる洋館周辺に行きましょう。
この洋館の周りがバラ園となっており、シーズンのときは多くのバラが咲き誇ります。そして、バラの咲くシーズンはこの周辺が必然的に混みあいます。
西洋庭園のバラをバックに千早を撮影する。左横に人の姿が写ってしまってますが、そこは勘弁してくださいねw
とりあえずメインのバラを接写してみたものです。先ほども申した通り、取材当時シーズンだったというのもあり、人が多いです。
西洋庭園と旧古河庭園の象徴である洋館を写してみました。
この洋館はジョサイア・コンドル最晩年の作で、1917年5月に竣工しました。躯体は煉瓦造、外壁は真鶴産の新小松石(安山岩)の野面積で覆われており、屋根は天然ストレート葺きとなっております。建物構造は地上2階・地下1階となっています。
1923年に発生した関東大震災では約2千人の避難者を収容したとも言われています。
ということで、バラと千早のツーショットをどうぞ。
閑話休題。ここで、バラの花言葉を軽くまとめてみました。結構、多くてびっくりしましたけれども。
壱:色で区分されるバラの花ことば
(赤色)
赤系の総合的な花言葉は、以下の通りです。
- 【情熱】
- 【愛情】
- 【あなたを愛します】
- 【貞節】
- 【美】
- 【模範的】
- 【熱烈な恋】
- 【私を射止めて】
さらに細かい色別では・・・
- 緋色… 灼熱の恋、情事
- 真紅… 恥ずかしさ、内気
- 紅色… 死ぬほど恋い焦がれています
- 濃紅色… 恥ずかしさ
- 黒赤色… 決して滅びることのない愛、永遠の愛
- 帯紅… 私を射止めて
- 赤い蕾… 純潔、あなたに尽くします、純粋な愛、愛の告白、若さと美しさ
と分かれているそうです。
(ピンク色)
ピンク系の総合的な花言葉は、以下のようなものがあります。
- 【美しい少女】
- 【しとやか】
- 【温かい心】
- 【満足】
- 【一時の感銘】
- 【愛を持つ】
- 【恋の誓い】
- 【幸福】
- 【感謝】
細かい色別に、さらに見ていきましょう。
- さくら色… 誇り
- プリティーピンク… かわいい人
- ブライダルピンク… 愛している
- ダークピンク… 感謝
- ピンクの大輪… 赤ちゃんができました
こんな感じにわかれています。
ほかの色については大まかな花言葉をご覧頂きましょう
(黄色)
- 【友情】
- 【献身】
- 【可憐】
- 【美】
- 【さわやか】
- 【あなたを恋します】
- 【平和】
- 【愛の告白】
- 【励まし】
(オレンジ色)
- 【愛嬌】
- 【信頼】
- 【絆】
- 【さわやか】
- 【健やか】
- 【誰かがどこかで】
- 【魅力】
(白色)
- 【心からの尊敬】
- 【無邪気】
- 【純潔】
- 【恋の吐息】
- 【相思相愛】
- 【素朴】
- 【約束を守る】
色だけでもこんなに花言葉があるなんて、奥が深いです。
弐:本数で区分されるバラの花ことば
贈るバラの本数にも意味があるそうです。
これらの本数を過敏に意識する必要はないそうですが、相手に伝えたい気持ちをぴったり表している本数があるかもしれないとのことです。
(1~10本まで)
- 1本… 一目ぼれ、あなたしかいない
- 2本… この世界は2人だけ
- 3本… 愛しています、告白
- 4本… 死ぬまで愛の気持ちは変わらない
- 5本… あなたに出会えて本当によかった
- 6本… あなたに夢中、お互いに尊敬し、愛し合う
- 7本… ひそかな愛
- 8本… あなたの思いやりや励ましに感謝します
- 9本… いつも一緒にいよう
- 10本… あなたは可愛い、あなたは完璧
(11~20本まで)
- 11本… 最愛
- 12本… 付き合ってください
- 13本… 永遠の友情
- 14本… プライド
- 15本… 永遠の友情、ごめんなさい
- 16本… ころころ変わる不安な愛
- 17本… 取り戻せない絶望の愛
- 18本… 誠実
- 19本… 忍耐と期待
- 20本… 私のひとひらの愛
(21~99本まで)
- 21本… 心からの愛
- 22本… あなたの幸運をお祈りします
- 24本… いつもあなたを想っています
- 25本… あなたの幸せを祈っています
- 30本… 信じれば縁はあります
- 36本… 覚えています、ドラマティック
- 40本… 真実の愛を誓います
- 44本… 変わらぬ愛を信じます出会い
- 50本… 永遠、出会いは偶然
- 99本… 永遠の愛、ずっと好きだった
(100本以上)
- 100本… 100%の愛
- 101本… これ以上ないほど愛しています
- 108本… 結婚して下さい
- 365本… あなたが毎日恋しい
- 999本… 何度生まれ変わってもあなたを愛する
調べれば調べるほど奥が深いですね。これでももうお腹いっぱいですw
なお、ここに掲載してない分について、もしご興味があれば「色や本数で意味も変わる! 薔薇(バラ)の奥深い花言葉」をご覧くださいませ。
ここまで、旧古河庭園を散策して参りましたが、ここからが「アイモバリアルグルメツアー」の本番です。
今回の上中里エリアのアイテムである「バラの羊羹」はこの洋館近くにある売店にて購入することができます。「バラの羊羹は洋館近くの売店で買え」と覚えておいたほうが良いでしょうw
さて、ここで一つ注意点があります。この売店ですが、基本的に土曜休日しか開いてません。ただし、イベント開催時は平日でも開いている場合があります。
それゆえ、「バラの羊羹」を確実に手に入れるためには、土曜休日に訪れましょう。ただし、年末年始は訪れてはいけません。なぜなら、旧古河庭園自体が休園日だからです。
この売店ではバラの羊羹が2種類売っています。普通の羊羹(長いタイプ)と個包装形式のひとくち羊羹があります。また、羊羹のほかにバラの花びら入りアイスも売っています。今回は羊羹が目的ですので、アイスは買っていませんが・・・。
看板から左下の方面に目をやると、今回のお目当てである羊羹が並んでいます。「ひとくちばらの花ようかん」とノーマルの「ばらの花ようかん」の2種類です。「ひとくちばらの花ようかん」のほうがお値段が高いですけれども、これは包装の都合によるものと思われます。
というわけで、おうちに「ひとくちばらの花ようかん」とノーマルの「ばらの花ようかん」を持ち帰ります。
特急電車の車内で撮影したのですが、列車の揺れで撮るのが結構大変でした・・・。
まずは、「ひとくちばらの花ようかん」をご覧頂きましょう。バラの色にふさわしい赤い色をしているのが特徴です。「ひとくち」と書かれている通り、一口サイズになっています。
袋から出してみました。食べると程よいバラの味がします。
次に、でっかいほうの羊羹(「ばらの花ようかん」)の中身はこちらです。なお、撮影時点で、すでに家族に半分ほど食われたようです。なんてこったいorz
見た目は、普通の羊羹ですが、中にばらの花びらが入っているのが特徴です。
というわけで、見た目は普通に見えますが、食べるとほんのりと香るバラの味がしました。
ということで、アイモバリアルグルメツアー第三回目、上中里エリアのアイテムである「バラの羊羹」のレポートをお伝えしました。
次回のアイモバリアルグルメツアーはちょっと移動して東十条エリアのアイテムを取り上げたいと思います。次回は来月のどこかで記事をあげられればと思います。