こんばんは。北陸の食パンです。
今回は、電車でアイマスライブに向かう人向けの記事を書きます。中には、西武電車を初めて使われる方もいらっしゃると思いますので、その辺も踏まえながら記事を書いて行きたいと思います。
わいはかねてから西武ドームへは公共交通機関で行ってねと申しておりますが、その理由や西武電車でドームにいくとき&帰るときのコツ・注意点をこれから出来るだけ噛み砕いて説明していきたいと思います。
目次
壱:(理由)イベント時の列車増発および日中は全て8両編成保障で輸送人員も心配無用
アイマスライブ対策池袋線ダイヤと臨時レッドアロー号運転決定の記事をよく読んで頂いたPの皆様はお分かりいただいておると思いますが、西武鉄道はドームで野球がある日や大規模イベントがあるときは西武ドームへの足を確保するべく、意地でも増発して西武球場前着発の列車を増やします。
普段は静かな西武球場前駅もそのときばかりはすべてのホームをフルに使い、列車の発着や客を捌いていきます。だいたい、ドームで野球がある日や大規模イベントがあるときの狭山線の列車本数頻度は10分に1本ぐらいで、10両編成に1500人乗った場合を換算すれば、1時間で9000人を輸送できるという計算になります。ドームの収容人員だけで単純換算すれば4時間弱で輸送完了という形になります。
当然ながらアイマス10th当日は、多くの人でごった返す事が予想されます。それでも行きはある程度分散するため、そこまで苦ではないと思いますが、帰りは一気集中ですので、混雑から逃れる事は出来ません。しかし、それでも池袋まで早く帰りたい&乗換なしで帰りたいという凝りさえなければ、混雑から回避する方法はあります。それは後ほど説明します。
イベントや野球開催日の日は早朝・深夜を除いて、西武球場前発着の列車は8両編成ないしは10両編成の列車になります。また、最近では池袋発西武球場前行きの特急も運転してますので、物販とか気にしなければ、さっさと特急券をかっておくのも手でしょう。
また、近年では平常時の狭山線はすべて8両編成(そのおかげで普段はかなりの空気輸送)であることから、例え西所沢で乗換だとしても、積み残しはないといってもいいでしょう。
帰りは行きと比べて混雑度合いがかなり増しますが、使いようによっては最初の10分だけ我慢すれば、あとはどうにでもなります。コツについては後述で説明します。
弐:(コツ)池袋から西武球場前直通列車に乗る時はできるだけ先頭の方に乗った方が良い
西武ドーム最寄り駅の西武球場前駅は頭端式ホーム(行き止まり式のホームのこと)であるため、出口は1カ所、先頭部のみです。ですから、真っ先にドームに行きたい方は先頭車両に乗る方がいいでしょう。但し、絶対混雑するのは避けられないのでその辺は覚悟してくださいね。
逆に、車内混雑を避けたいのなら中程や後ろよりを勧めます。最初のうちは途中駅で降りるお客様もいるため混みやすいですが、あとですいてきます。
参:(コツ)西所沢で乗り換える場合は3両目から後ろがおすすめ
西所沢で狭山線に乗り換えるPもいらっしゃると思いますので、コツを伝授します。それは、3両目から後ろがおすすめ(但し、乗り換える前の列車の小手指・飯能方面行きが8両の場合はどこでもよい)です。
何故かというと、西所沢駅2・3番ホームの西武球場前・小手指寄りがY字分岐という形をとっており、10両編成の列車ですと1・2両目から乗り換える場合、一旦3両目まで戻らないと乗り換えられないからです。
但し、西武球場前行きが1番ホーム発着という場合もあるので、西所沢駅で乗り換える方はとりあえず前から5〜7両目(8両編成の場合は3〜5両目)にいて、乗り換えた西武球場前行きの列車は前よりに移動するという形がベストでしょう。
四:(コツ)ICカードのチャージは事前にやる
当然ながら、野球開催日&イベント開催時の西武球場前駅は人でごった返し、切符売り場・精算所は長蛇の列は珍しくありません。
参考までに西武球場前駅改札口ときっぷ売り場の写真をのせておきます。改札口についてはスムーズにいきさえすればなんとか捌けますが、問題はきっぷ売り場。自動券売機が4つしかなく、西武球場前でチャージとなると長蛇の列になるのは目に見えています。
ですから、ICカードを使われる方は必ず事前にチャージしてきてくださいね。
伍:(コツ)帰りの電車の混雑回避の方法は途中駅で乗換える&座って行きたければ後の列車に乗る
電車でドームに行かれる方に一番懸念されることが帰りの電車。まあ、ライブ良く行かれている方はいつものことではありますが、今回ばかりはいくら埼玉県内とはいえ交通僻地地域なもので、一本の電車に客が集中し、通勤ラッシュもしくはそれ以上の混雑が予想されます。
せっかくライブを楽しんだのに帰りは大地獄の中池袋まで40分ほど満員列車の中に詰め込まれて、せっかくの余韻が台無しになってしまうこともあります。
だいたいの人は遠征組かと思いますので、池袋までとにかく一本で帰りたいという人が多いかとは思いますが、よく考えてください。
はやる気持ちはわかりますが、時間に余裕があるのならば、別にそれにこだわる必要はないのであり、混雑した列車から逃れる事が出来る訳です。
それは「途中駅で乗り換える」という術です。
西武池袋線の所沢以遠は、飯能・小手指・所沢を始発とする列車が夜間でもだいたい5〜10分おきに運行されています。
ですから、途中西所沢・所沢で乗り換えることにより、空いている電車で快適に移動できる事がほぼ保障されるわけです。特に小手指始発の列車は西所沢・所沢の時点で客数が非常に少ないのでおすすめです。
あわせて、西武球場前から乗る時にあえて途中駅止まり(西所沢・所沢・清瀬・保谷行き)に乗って、途中で乗り換える術もあります。
有楽町線や副都心線に乗り継ぐ方は池袋まで行かずに、途中駅で直通列車に乗り換える事をおすすめします。残念ながら夜間ですので、西武線内は各駅停車ですが、列車はかなり空いてますので、乗換が早いほど着席して帰ることが可能です。
あとは、お金を投資してもよければ所沢からレッドアローもお勧め致します。ライブ終了時刻にもよりますが、夜間でも22時代前半まで30分に1本の間隔で運転されています。但し、座席が逆向き(飯能で方向転換する為)なので、逆向きが嫌な方には座席の方向を変えないといけないという一手間だけはかかりますが、所沢を出れば池袋まで20分は快適な移動が保障されます。(現在は、西武秩父駅発の列車のみ、飯能〜西武秩父間は座席逆向きですが、飯能〜池袋間は本来の向きになります)
特急の予約は「Smooz」が便利です。詳しくはこちらも参照してくださいね。
あと、新宿方面に出られる方は所沢乗換で西武新宿行きに乗り換える事もご検討ください。なお、西武新宿までは池袋まで行くのと比べて少しだけ運賃は高く、所要時間も池袋まで行くのと比べて少しかかりますが、電車はけっこう空いてますのでおすすめです。
新宿線にも特急「小江戸」号というものがあり、夜間の上りはかなり空いています。所沢発の最終上り特急は22:16発で高田馬場22:40着、西武新宿22:44着となります。
また、大宮方面・多摩地区方面に向かわれる方は秋津駅でお乗り換えください。武蔵野線に接続しています。なお、秋津には急行は止まりません。ご注意ください。
それでも、池袋までどうしても1本で帰りたい方は、西武球場前で乗車する時点で先発列車に乗らずに、後の列車に乗りましょう。列車の出発まで時間に余裕があれば座って帰ることも可能です。
それでも発車間際になると満員になることは必至ですので、それだけは覚悟しておいたほうがいいです。
ちなみに、西武球場前発車時点では後ろの車両が混みますが、正直言って所沢で西武新宿線上り列車に乗り換える場合にしかメリットはないです。池袋での乗換に近い号車は10号車(先頭)・4〜7号車あたりになります。秋津での乗換に近い号車は5号車・3号車になります。
できるだけ中寄りから前に乗る方が乗換に近いといえるでしょう。その分混むのは避けられないですが・・・。
超満員の列車で池袋まで我慢するか、途中駅で乗り換えて混雑した列車から逃れるかはPたちの選択にゆだねます。時間との戦いもございますでしょうし、よく考えて行動して頂ければと存じます。
帰りの列車の予想ダイヤはこちらからダウンロードできますから、必ずしてくださいね。備えあれば憂いなしです。
六:(コツ)レオライナーはできれば使わない方が良い
主に国分寺方面から向かわれるP向けのことになりますが、国分寺から西武球場前までで一番近いルートは萩山・西武遊園地経由のルートになります。
現在では、多摩湖線の運転系統が改められ、基本的に元来の多摩湖線をトレースするかのように列車の運行がなされています。
ライブ当日は、国分寺発初電から13:25発までは一部の列車を除いて西武遊園地まで乗換なしで行く事ができ、西武遊園地でレオライナーに乗換という形になります。
また、西武新宿・高田馬場からお越しになる場合は、西武新宿9:45・10:03・10:24発の列車が急行西武遊園地行きですので、西武遊園地で乗り換えるだけで西武ドームまでたどり着く事が可能です。
しかしながら、このレオライナーは、わい的にできれば使わない事をお勧めします。理由を以下に示します。
・10時台から列車を増発を始めるが、それまでは20〜30分間隔での運転
・西武遊園地発の初電が7:13
・新交通システムで車体が小さいので1列車に最大でも150人ぐらいしか乗れない。
・西武球場前発の終電が22:26
という具合に非常に使いにくいです。但し、鉄なPにとっては貴重な存在ですので、乗ってみるのもありかと思いますが、使いにくい事は覚悟の上でご利用ください。
国分寺発方面から行かれる方は、面倒かとは思いますが、所沢経由で行かれる事もご検討ください。朝までの時間帯は乗換を3回しないと行けませんが、昼以降は国分寺発本川越行き列車と所沢での乗換で西武球場前行き直通列車に乗りさえすれば乗換1回で西武球場前まで行く事が出来ます。但し、帰りに所沢経由で国分寺方面に向かうは2〜3回乗換が必要ですので、ご注意ください。
以上、長かったですが、西武電車でドームに向かわれる方向けのコツや注意点などを説明させて頂きました。
まあ、わい的には選択肢を拡充しさえすれば電車での移動もどうにでもなるというのが結論です。
車で行く場合ですと行きに駐車場が埋まっていた場合はタイムロスが発生しますし、帰りは周辺道路大渋滞+駐車場から出るのに時間がかかるというデメリットがあります。ですから、電車の方がたとえ辛くとも逃げる選択肢がまだ車と比べて多いですし、輸送障害が発生していない限りは、ほぼ定刻通りに移動が可能であるのが最大の強みといってよいでしょう。
西武ドームに初めて行かれる方は色々と心配するとは思いますが、わいの記事をよく読んで理解して頂ければ、少しは気持ちが楽になると思います。あとは当日の状況次第で、各自ご判断いただいて、快適な移動とライブを存分に楽しんで頂ければ幸いです。